2022.11.19 12:00
乃木坂46が、12月7日(水)にリリースする31stシングルよりタイトル曲「ここにはないもの」のミュージックビデオを公開した。
同シングルは、年内いっぱいでグループを卒業する齋藤飛鳥が5度目のセンターを担うラストシングルで約11年間の全てが詰まった渾身の1作。
公開されたMVは、アパレルショップで働く齋藤飛鳥が半ば諦めかけていたデザイナーの夢を再び追い始めるストーリーで、今年10月末から11月上旬に3日間に渡って撮影が行われた。全員でのダンスシーンは六本木ヒルズ屋上のスカイデッキ、ドラマや齋藤飛鳥のダンスシーンは東京メトロ銀座線・渋谷駅など、都内の様々な場所で収録されている。
ダンスを撮影した六本木ヒルズの屋上は普段ヘリポートとしても利用されている場所のため撮影用に芝生を張り花を飾った結果、撮影の合間はメンバーの撮影大会となりメンバー同士で多くの写真を撮っていたエピソードも明らかに。
また、撮影許可がなかなか下りない東京メトロ銀座線・渋谷駅ではホームで齋藤飛鳥のソロダンスを撮影。駅構内のホームでダンスを撮影するのはグループで初の試みとなる。「メンバー全員が楽しくそして可愛く撮影できるといいな」という齋藤飛鳥の希望通り、終始笑顔が溢れる撮影現場になったとのこと。
今作を手がけたのは映画監督の小林啓一。映画『ももいろそらを』で第24回東京国際映画祭ある視点部門作品賞と第50回ヒホン国際映画祭で日本映画初のグランプリを受賞、映画『ぼんとリンちゃん』で第55回日本映画監督協会新人賞や第18回上海国際映画祭アジアン・ニュー・タレントアワード優秀撮影監督賞他を受賞した小林が初めて乃木坂46のMVを担当した。
今作ラストシーンでは全てを物語るように、齋藤飛鳥直筆の「いってきます」が画面に映し出される。