2022.11.16 22:00
サカナクションが映像作品『SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE』を2023年2月22日にリリースすることが決定し、ティザームービーが公開された。
今作は2021年11月20日・21日の2日間にわたり“舞台×MV×ライブ”というコンセプトのもと4階建てビル相当の巨大な造形物「アダプトタワー」を舞台に実施された壮大なオンラインライブ本編を、同ライブの総合演出を務めた映像ディレクター田中裕介が精緻なリプロダクションを実施し映像化。
パッケージデザインも田中裕介が監修しており、ファンサイト会員NF member限定販売の「NF member Limited Edition」および「完全生産限定盤Blu-ray/DVD」は美術書のような大判の豪華特殊仕様となっている。オンラインライブの世界観およびその制作背景を紐解く意味でも必読の完全データブック「記録」が同梱される。また、オンラインLIVEのコンセプトを実際のライブに移行し2022年1月30日に開催された「SAKANAQUARIUM アダプト TOUR at NIPPON BUDOKAN」のライブ配信映像を特典映像として収録。「アダプト」というコンセプトをリアル/ONLINE両面で体感できるパッケージとなっている。
NF member Limited Editionにはさらに2つの豪華特典が付属。「SAKANAQUARIUM アダプト TOUR at NIPPON BUDOKAN」のライブ音源を収録した2CDと、作品の舞台となった「アダプトタワー」の1/65スケールのペーパークラフトが同梱される。建造物としての「アダプトタワー」という着想を得たことにより「SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE」のトータルコンセプトが生まれたことから、その建築模型がペーパークラフトとして作成された。
加えて、壮大なコンセプトが実際にどのように作り上げられていったかをドキュメンタリーフィルムとして確認できる貴重な映像が収録された「Documentary of SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE」が全商品形態に特典映像として同梱。来年2月22日のリリースに向けて毎週土曜19時から「SAKANAQUARIUM ARCHIVE THEATER」としてライブ映像作品の無料配信も決定した。
さらに、山口一郎初の単著『ことば僕自身の訓練のためのノート』の刊行も決定。デビュー前の2001年から2006年にわたって書き綴られた全250篇の“ことば”を収録しており、8000部限定の特装本としてファンサイト会員NF member限定で販売される。
本文の全ページが「活版印刷」によって印刷されており、なかでも全250篇の“ことば”は鉛合金から鋳造されたひとつひとつの活字を手作業で拾い組み上げ印刷用の活字組版で作成されている。ブックデザインは本の装丁やエディトリアルデザインも数多く手掛けてきた葛西薫と、広告を中心に幅広い分野のデザインで活躍している安達祐貴が担当。布クロス装には日本を代表するテキスタイルデザイナーの須藤玲子が製作した布を使用している。なお、オフセット印刷による普及版も2023年3月31日に全国の書店ならびにオンライン書店で発売が決定している。