2022.11.16 19:00
De friedoxygen, CC BY 2.0
2022.11.16 19:00
2023年2月5日に行われる第65回グラミー賞のノミネートが発表され、特にラップのカテゴリでは議論が巻き起こっている。
ケンドリック・ラマーの『Mr. Morale And The Big Steppers』、DJキャレド『God Did』、プシャ・T『It’s Almost Dry』、フューチャー『I Never Liked You』、そしてJack Harlow『Come Home The Kids Miss You』がノミネートされたベスト・ラップ・アルバムのカテゴリ。今年『Melt My Eyez See Your Future』をリリースしたデンゼル・カリーは、Twitterで今年のノミネートを痛烈批判している。
「デンゼル・カリーはベスト・ラップ・パフォーマンス賞にノミネートされたGloRillaを称賛しつつ、「ノミネートされたアルバムより良いアルバムを最低でも10つ挙げれる。ケンドリックとプシャ・Tはいいけど、それ以外はな…考えてみろよ」
彼は自身の『Melt My Eyez See Your Future』以外にもJIDの『The Forever Story』、Sminoの『Luv 4 Rent』、フレディ・ギブス『$oul $old $eparately』、ジョーイ・バッドアス、ケニー・メイソン、Saba、ケニー・ビーツ、アール・スウェットシャツなどの作品を挙げている。また、彼は「グラミーはカルチャーのことを気にしていない。彼らはメジャーしか気にしていない」と、グラミー賞がメジャーなアーティストしかノミネートしないことを批判した。デンゼル・カリーの『Melt My Eyez See Your Future』に収録されている「Walkin」のミュージックビデオは以下から見ることができる。