2022.11.16 17:20
新曲「Under My Skin」を本日リリースした4人組ロックバンドDYGLが、新アルバム『Thirst』を12月9日(金)にリリースすることを発表した。
DYGLはThe StrokesのAlbert Hammond Jr.をプロデューサーに迎えNYで制作された1stアルバム『Say Goodbye to Memory Den』を2017年にリリース。その後、メンバーがイギリスに移住して制作された2ndアルバム『Songs of Innocence & Experience』、コロナ禍で日本中心の音楽生活をスタートさせたメンバーがステイホームの中で新しい音楽性にチャレンジした3rdアルバム『A Daze In A Haze』をリリースしてきた。
今回発表された新アルバムはあらためて原点回帰し、レコーディングからミックスまで自分達の手で制作した完全セルフプロデュース作。音楽を始めた頃の根源的なギターロックの楽しさを捉え直し、素直にメンバー自身が「今本当に聴きたい」音楽が形になっている。90年代のDinosaur Jr.やSonic Youthをはじめとするオルタナ・ギターロックから現代のエモ・ラップに至るまで、もがきながらも今の自分たちを焼き付けようとするスケッチ感とドキュメント性を持ち、前作と連作的な位置付けでありながら、よりワイルドでエモーショナルな作品になっているという。
印象的なアルバムジャケットは秋山信樹(Vo/Gt)の古くからの友人であるTamao Shiraiが描いたもので、デザインはこれまでの作品を手がけてきたYosuke Tsuchidaが担当している。
なおDYGLは年内、Franz FerdinandやSay Sue Meといった来日アーティストとの共演や、タイで開催される音楽フェス「Maho Rasop 2022」への出演も決定している。11月24日(木)には、メンバーがコロナ陽性を受けて延期となっていたワンマンライブ「Thirst」を渋谷WWWXにて開催する。新曲のみで構成されたセットと、これまでの楽曲を行うセットの2部構成。チケットは完売していたが、延期に伴い明日11月17日10時よりe+にてリセールが行われる。