By Alyssa Tomfohrde from Oakland, USA - Method Man, CC BY 2.0
2022.11.09 18:30
伝説的なヒップホップグループ、ウータン・クランの人気メンバー、メソッド・マン。1stアルバム『Tical』は200万枚のセールス、2ndアルバム『Tical 2000: Judgement Day』は150万枚のセールスを記録し、その後もレッドマンとのコラボアルバムをリリースしたり、俳優としても活躍している。そんな彼がラッパーが俳優に向いている理由を明かした。
俳優として数々の映画に出演するメソッド・マンは、Sherri Shepherdの番組にて「俳優として成功するラッパーが多い理由はなんだと思いますか?」と聞かれた際に、以下のように答えている。
「ラッパーの多くは、嘘が上手いんだ。正直なところ、ラッパーは嘘が上手いし、それが画面上にも伝わるんだと思う。15,000人や1,500人の前に立って、人々の注目を集めることができるかどうかということだ。例えば劇とかの動いている電車のシーンとかでも、本当は動いているわけではないけど、観客は目の前に起こっていることに惹きつけられて、さらに想像の奥深くまで入ることができるんだ」
ラッパーの多くは嘘が上手いからこそ、説得力のある演技ができると明かしたメソッド・マン。実際にラッパーから俳優に転向したアーティストも多く、以前ジョーイ・バッドアスHIPHOPDXにて、「演技は音楽と同じで直感的だった。例えばステージに出るときはスーパースターのモードに入るが、家にいるとチルなんだ」と、演技と音楽の共通点について語っていた。メソッド・マンが主演と主題歌を務めた『How High』のミュージック・ビデオは以下からチェックすることができる。