©2022「海岸通りのネコミミ探偵」製作委員会
2022.10.26 18:00
牧島輝が主演する映画『海岸通りのネコミミ探偵』が12月2日(金)に公開されることが決定。併せてキャストからのコメントが到着した。
完全オリジナル脚本作品となる本作は、美しい江ノ島の街並みにネコや亀、モルモットなどが登場する中、人生何もかもうまくいかない青年がひょんなことからペット探偵見習となり、心に傷を持つ少年との交流を通して新たな人生を見つけ出していくストーリー。
湘南の浜辺でいなくなったペット猫・ミミちゃんを探している猫塚照(牧島輝)。湘南を拠点にペット探偵を営む・猿渡浩介(和田正人)。ある日、猫塚はミミちゃん探しを依頼するために猿渡の事務所を訪れ、ひょんなことから一緒にミミちゃんを探すことに。ミミちゃんは猿渡が探し当て、鈴俣夫婦(伊藤浩志・澁澤真美)を幸せにしている。優しい気持ちで鈴俣夫婦とミミちゃんをそっと見守る猫塚。「ミミちゃんはいろんな人を救う猫なんだ」と。ところが、猫塚は無一文でペット捜査の報酬が払えず、労働で返すことに。そんな時、三浦裕太(菊池爽)という少年が「ペット探偵猿渡」にやってくる。子供だからと追い返す猿渡。それに反発する猫塚。実は裕太は両親(尾関伸次・星野真里)が離婚調停中で、猫塚も両親が離婚していて他人のように思えなかった。裕太に協力して、新米ペット探偵・猫塚が裕太の猫・ゴン太探しに。その姿を陰ながら暖かく見守っている猿渡。そして、ゴン太が見つかったとき、三浦夫婦と猫塚・猿渡に奇跡が起こる。
主演の猫塚照を演じるのは、ミュージカル『テニスの王子様』3rd.シーズンやミュージカル『刀剣乱舞』鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣 〜春風桃李巵〜、舞台『キングダム』(2023年上演)など、舞台を中心に活動している牧島。バディ探偵の猿渡浩介役には、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』、『陸王』(TBS系)をはじめ、映画『大河への道』や、舞台『歌うシャイロック』(2023年上演)など、舞台、ドラマ、映画など多岐にわたり活躍中の和田正人。
その他共演には、星野真里や尾関伸次、徳井優など実力派俳優が揃っており、また子役の菊池爽や猫のベーコン、ぽんずによる軽妙な演技にも目が離せない。主題歌には、三浦風雅の「君が君でいられるように」が決定。三浦が音楽活動を志すきっかけとなったアーティスト、Rakeからの楽曲提供を受けたナンバーで、三浦が映画主題歌に起用されるのは今回が初となる。
監督は、劇場映画デビュー作の『ヌヌ子の聖★戦』(2018年)が、ロシア・ザバイカリスク国際映画祭NEWLOOK部門に招待され、主演女優賞を受賞。『青の生徒会 参る!』(2020年)、『クローゼット』(2020年)、BS-NHK『ライオンのおやつ』(2021年)など数々の映画、ドラマを生み出している進藤丈広。
公開決定にあたり、牧島、和田からのコメントも到着した。
牧島 輝(猫塚照役)コメント
ペットとの絆、そして人と人との信頼関係を描いている作品です。僕も昔ペットを飼っていました。辛い時にはいつも支えになってくれて、とても特別な存在でした。本作では、迷子になってしまった猫を探している少年が出てくるのですが、どうしても昔の自分を投影してしまいます。あの時、そんな特別な存在が突然いなくなってしまっていたらと思うと、ゾッとします。人生が大きく変わっていたと思います。ペットとはいいますが、自分の友達であり、家族です! この映画はそんな、家族の大切さや絆を思い出させてくれる作品です。笑えるところもあり、ウルっとするところもあり、心が温かくなる作品です。是非、映画館でご覧ください!
和田正人(猿渡浩介役)コメント
皆さんはペット探偵という職業をご存じでしょうか? 私はこの作品に関わる事で初めて知りました。居なくなったペットの情報をもとに、捜索地域をひたすら探し回るという、非常に地道で泥臭い仕事です。私もワンちゃんを飼っていますが、家族の一員が居なくなる事を考えると、その辛さは想像を絶します。飼い主とペットの関係って、本人達にしかわからない強い絆で結ばれているものですから。まだまだ知られていないかもですが、とても素晴らしい職業だと思います。本作でペット探偵を演じる私と牧島君は、そんな飼い主さんや、居なくなったペットの気持ちに寄り添うところから、本作への取り組みを始めました。絆を結べたことの感動を想像しなければ、こんな大変な職業を演じる事はできませんから。この作品が、ペットとの絆、家族の絆の大切さを、改めて実感できる機会となることを願います。何より、そもそもペットが居なくならない事を願います。ペット探偵としては食いっぱぐれて困っちゃいますけど。