最初のお客は荒井岳史&村松拓
ホリエアツシがプロデュースした「空中酒場」お披露目の日、旧友2人としっぽりトーク
2022.10.04 19:00
2022.10.04 19:00
ストレイテナーのホリエアツシがプロデュースする架空の居酒屋「空中酒場 “居酒屋筋斗雲”」が、とあるビルの高層階にオープンした。記念すべきこけら落としの「お客」は荒井岳史(the band apart)と村松拓(Nothing’s Carved Stone)。
ホリエが「オープン初日から客なんか来ないか」と、独りごちているところに「開いてんのここ?」と、荒井と村松がいかにも通りすがった”風”にやってきた。
内装や酒場のロゴ、店内のデザインを褒めまくる2人に、アルコールもつまみも用意してるので、と業務用の冷蔵庫から2人に飲み物を選ばせる。ビールを選んで、キンキンに冷えたグラスまで用意するという本格派だ──。
こんな出だしではじまった”3人きり”のオープン初日。この模様はホリエのファンコミュニティ『ホリエ堂』、同じく荒井のファンコミュニティ『荒井の会』でも生配信されたが、改めてこの「空中酒場」の魅力をお伝えすべく、写真と共にこの日の模様を振り返ることにする。
荒井 初日から常連ムーブで(笑)。ところでこの店はどういう経緯で?
ホリエ 最初にこの話をもらったのは今年のはじめ。スナック的なのも流行ってるじゃない。今時の大衆酒場とかの要素も取り入れたくてお店もいくつか見に行ったりして。ネオンとかね。
荒井 夜景がすごい。最高ですよ。成功者しか見えない景色。
ホリエ ゆくゆくはお客さんにも入ってもらって、イベントとかできたらいいなと。勝手がわからないけど(笑)。
荒井 でもだいぶ絵になってますよ。これは酒飲みの夢だな。
ホリエ “居酒屋筋斗雲”は俺の番組だけど、他のアイコン(※)さんにも是非空中酒場を活用してほしい。この場でつまみ作ったり料理番組風なのもできるから。
※ホリエアツシが開設しているファンコミュニティサービス「Fanicon」を利用しているアーティストの総称
村松 俺、全部アシスタントで入りたい。
ちなみに内装デザインはもちろん、ソファのファブリックや床材、冷蔵庫のネオアジア風ネオン管などはホリエのチョイスで、「空中酒場」のロゴ入りTシャツやキャップ、コースター、ボトルキープ用の名札まであることに盛り上がる。お通しには「インカの目覚め」のお惣菜風が供された。
話が盛り上がる中、2杯目にはキンミヤ+黒ホッピーをチョイス。しばしホッピー談義に花が咲く。
ホリエ ホッピーにちゃんと向き合ったことない、俺。
荒井 乱暴な店だと、焼酎、めちゃくちゃ多かったりする。
ホリエ 俺も好きだから、乱暴な店。そういう時どうすんの?
荒井 そういう時は上澄みを飲むの。乱暴だなと思いながら。
ホリエ うまい!もうちょっと甘いとか思ってたかも。
荒井 痛風になりかけてる人とかがホッピーにいくわけ。プリン体ゼロとか、世間は健康志向で発泡酒とか行くけど。
ホリエ 全然健康じゃないから(笑)。
荒井 ギリギリでやらしてもらってるから。
さて、次なるアテは刺身。ホリエがネタを紹介する。
ホリエ イサキ、メバル、イシガレイ、キンキ、クエ。
荒井 歯ごたえ系。
ホリエ もしかしたら俺が買ったのが歯ごたえ系セットだったのかも(笑)。
村松 割と全部レア。釣り配信もやってみたいんだよなあ。
荒井 拓ちゃんの釣り配信は良さそうだね。
『ホリエ堂』『荒井の会』にもあまり質問がこないねと話していたところに「それぞれの第一印象」という、王道のコメントが届く。まず村松のホリエに対する印象とは?
村松 僕の場合は出会う前から知ってたんで、音楽的にも。ストレイテナーはオリジナリティがあって、尖った人たち、印象ですけど。でもホリエさんは想像以上に気さく。気さくなんだけどちょっとピリッとしてる。最初のうちは加われないなって。
ホリエ 変な壁作ってるのかも。俺とひなっちが場を和ませようと緩いボケの重ね合いとかしてるのって、逆に加わるのを遠ざけてるのかも(笑)。
村松 おもしろの目に入れないというか。
一方、荒井は……。
荒井 思った以上に面白いなっていうのはある。初めて会ったのは相当昔だけど、ロフトだよね。ストレイテナーが2人の時に会ってるから。その時はお酒を飲むというか、あいさつみたいな。
ホリエ あの頃のシーンってバチバチだったから。今からは想像できないぐらい。
荒井 俺たちもそんなにとっつきやすいタイプでもなかったから。でもだんだん残っていくと、ミュージシャンを選択しない人たちも出てきて。俺たちがマイノリティになっていく中でだんだんこの10年ぐらいだよね?仲良くなってきたのは。当時からかっこいいけどね。
次のページ