ピョン・ヨハンとキム・ムヨルの激しいバトルアクションも
振り込め詐欺を描く韓国映画『声/姿なき犯罪者』メイキング映像が公開
2022.09.28 13:00
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2022.09.28 13:00
10月7日より全国公開予定の韓国映画『声/姿なき犯罪者』からメイキング映像が公開された。
近年深刻化する犯罪のひとつである振り込め詐欺を韓国で初めて描き、2021年9月に韓国で公開され、オープニング成績1位の大ヒットを記録したピョン・ヨハン主演のリアル犯罪アクションである本作。振り込め詐欺は進化し、SNSやスマホアプリ、メッセンジャーが使われ、手口が巧妙になりつつある。この日常に潜む犯罪を題材にし、韓国で初めて映画化したのは、『ホワイト:呪いのメロディー』(2011年)等を手掛けた双子の兄弟監督キム・ソン&キム・ゴク。実際に詐欺犯罪の捜査を担当する韓国警察の知能犯罪捜査隊に取材し、徹底したリサーチで完成したリアリティのあるストーリーは観客を魅了し、公開初週の興行成績はマーベル作品『シャン・チー/テン・リングスの伝説』を抜いてNo.1を記録した。
主演は、『茲山魚譜 チャサンオボ』(2021年)で流刑の天才学者と友情を育む貧しい漁師役を演じ、藤原竜也&竹内涼真出演の邦画『太陽は動かない』(2021年)では、産業スパイ役として日本人俳優たちと共演する等、幅広い活躍を見せるピョン・ヨハン。本作では激しいアクションシーンにノースタントで挑み、製作スタッフと共演者を驚かせた。共演は、『悪人伝』(2019年)のキム・ムヨル、『ジャンルだけロマンス』(2021年)のキム・ヒウォン、『ただ悪より救いたまえ』(2020年)パク・ミョンフン、『サムジンカンパニー1995』(2020年)のイ・ジュヨン等、人気俳優たちが揃った。
釜山の建設現場で働く従業員たちにかかってきた電話-。振り込め詐欺によって娘の治療費からマンションの支払いまで、沢山の人々が大金を失った。現場の作業員として働くソジュン(ピョン・ヨハン)は、前職は刑事という異色の経歴を持つ。彼は愛する妻と同僚の30億ウォンを取り戻すため、振り込め詐欺犯を追跡しはじめる。犯人の手がかりを掴み、中国のある建物へ侵入するソジュンだったが、そこでは組織化された巨大な詐欺集団が総責任者クァク(キム・ムヨル)の先導によって毎日多額の振り込め詐欺が行われていた。愕然とするソジュンだったが、300億ウォン規模の新たな詐欺計画を知り、元刑事の正義感が覚醒、壮絶な復讐を計る。
この度公開されたメイキング映像では、元刑事ソジュンを熱演したピョン・ヨハンが「韓国では振り込め詐欺の電話がよくかかってきます」と驚きの実情を話すところから始まり、それゆえに「映画には警告の意味もある」と語る監督らがまず徹底したリサーチを行い、さらにコールセンターのセットや詐欺のシナリオなど細部にわたり振り込め詐欺の実態をリアルに描いたこだわりを語る。さらに「アクションに感情を込めた」というピョン・ヨハンの熱い想いや詐欺組織の責任者役キム・ムヨルと激しいバトルアクションに挑む撮影の様子などを切り取っている。