2022.09.28 20:00
ODD Foot Worksが、本日9月28日(水)にリリースしたニューアルバム『Master Work』より「音楽」のミュージックビデオを公開した。
公開されたMVでは、過去のMVで訪れたロケ地やかつてバンドが音楽を鳴らしていた大切な場所の跡地を含む様々な地点をメンバーが駆け抜けながらひとつのストーリーが展開している。
アルバム『Master Work』は、全10曲で約30分というタイトな構成ながら、メンバー全員が「本当にすごいアルバム!」「かつてないほど濃密にして濃厚な内容になった」と自負する作品。“超音楽宣言”をキャッチフレーズにさまざまな発信を行っている。
収録曲は、Tondenheyがプロデュースしたオープニングナンバー「ODD Knows」を皮切りに、パスピエの成田ハネダ(Key)とKing Gnuの勢喜遊(Dr)を迎えTondenheyがSMAPへの敬愛を昇華した「卒業証書」、ライブでMPCを操るサポートメンバーであり音楽家としての類まれなるセンスを遺憾なく発揮しているTaishi Satoプロデュースによる「ジュブナイルジャーニー」、Pecoriが今は亡き特別な音楽家との交信を願うTondenheyプロデュースの「Heavenly Bluetooth」。
そしてライブのサポートメンバーでもあるYohji Igarashiがプロデュースした「SEE U DAWN」。Zattaというユニットも組んでいるTondenheyとTaishi Sato主導で作り上げたODD流のニュージャックスウィング「I Love Ya Me!!!」。Tondenheyプロデュースの「GOLD」。さらにドラムンベースを軸にしたエクスペリメンタルなビートとPecoriのラップが印象的なSunBalkanプロデュースの2曲「燃えろよ桜」「Summer」。そして2022年という今だからこそ生まれたという言葉を叫ぶパンクロックな「音楽」がラストには収録されている。
今作のアートワークディレクションや「音楽」のMVプロデュースを担当しメンバーと旧知の仲である監督・堺れいによる「Summer」のMVも公開中となっており、ひと夏の終わりを追いかけながら次の季節へ進むメンバーのナチュラルな姿が映し出されている。
メンバーによるアルバムについてのコメントは以下の通り。
Pecoriコメント
2020年以降、1度渇いた喉を潤すのには、少し時間が必要だった。
頑張ったとか、乗り越えたとかではなく、純粋に向き合えた結果、とんでもないアルバムが生まれた。
ODDでやるべき音楽ってこれだったわってマジで思えてる。
関わってくれた音楽家、スタッフと共に、いつかきっと出ると待ってくれていたあなたに最大の感謝を伝えたい。
音楽を音楽で超えたこと、
ここに強く宣言する。
Tondenheyコメント
傑作中の傑作中の傑作になっております。
ODD Foot Worksとは何だったのか?
1つの結論がここにあります。
何が起こるかわからない”今”の中で自由を叫び、真実と向き合いました。
このアルバムが関わってくれたアーティスト全員の、そして聴いてくれる皆さんの未来の青写真になることを確信しています。
音楽を超えて、俺達が伝えたいことが貴方の胸まで届きます様に。
キイチ(SunBalkan)コメント
完成したとき、かつて無い達成感と喪失感を覚えました。
それ程に真剣に音楽と向き合い、メンバーとしっかり肩を組めた結果なのだと思います。
これってあんまり簡単に起きることじゃないんです。
このアルバムは今までのODD Foot Worksの集大成でもあり、これからのODD Foot Worksの1ページ目です。
関わってくれたみなさん、本当にありがとうございます。
どうか届きます様に。