アカデミー賞俳優エイドリアン・ブロディの魅力に迫る
9月16日公開『クリーン ある殺し屋の献身』メイキング写真解禁
2022.08.30 14:00
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2022.08.30 14:00
9月16日(金)より全国ロードショーが決定した、エイドリアン・ブロディ主演のハード・アクション『クリーン ある殺し屋の献身』のメイキング写真が公開された。
都会の闇を生きる清掃人《クリーン》と呼ばれる男 。その正体は過去を捨てた凄腕の殺し屋《クリーナー》 。無口で孤独な殺し屋がある少女と心を通わせた時、夜の街を血で染める最も危険な戦いがはじまる――。
『クリーン ある殺し屋の献身』は、大都会の裏側を舞台にした、『レオン』や『タクトー・ドライバー』を想わせる、エモーショナルなアクション・ドラマ。本作で主演を務めるのは、2002年公開の『戦場のピアニスト』でナチス侵攻化のポーランドを生き抜いた実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンを演じ、史上最年少の29歳でアカデミー主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ。孤独なピアニストの役を演じる為に、車を売却し、電話も不通にさせ、住居を手放しドイツとポーランドのホテルの部屋でピアノを練習しながら一人で暮らすというストイックな役作りで、体重も58㎏まで落とし、役にとりつかれたような演技が高く評価された。
しかし、賞をとって順風満帆な役者人生を過ごすかと思われたブロディだったが、M・ナイト・シャマラン監督の『ヴィレッジ』や、ピーター・ジャクソン監督の『キング・コング』、ウェス・アンダーソン監督の『ダージリン急行』など、出演作が相次いで酷評される不運な時期を過ごす。そして俳優業の調子が上がらずこのままではダメだと気づいたブロディは、新規の依頼をすべて断り、芸術家たちと付き合い始め、絵を描き、作曲し、海外を旅して回ったことで、“ずっと残る何かを作り出すこと”を意識するようになる。
そんな新生ブロディがハリウッドに返り咲いたのが、9月16日(金)より公開される『クリーン ある殺し屋の献身』。孤独なゴミ清掃員として生きる、過去を捨てた凄腕の殺し屋の男を演じているが、本作では主演だけでなく、製作・脚本・音楽まで手掛け、その多才ぶりを存分に発揮している。さらに、9月にNetflixで配信されるマリリン・モンローの生涯を描いた『ブロンド』では、モンローと離婚した劇作家のアーサー・ミラーを演じており、振り幅のある役柄での出演が続いている。本作により挑戦を恐れず、進化し続けるエイドリアン・ブロディの活躍を目の当たりにできる。