Bezzy[ベジー]|アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

NEWS

家族が最後のお別れを伝えにきたと明かす

ドクター・ドレーが昨年緊急入院したときの容態について語る

2022.08.22 18:00

Dr. Dre, Snoop Dogg FULL Pepsi SB LVI Halftime Show

2022.08.22 18:00

全ての画像・動画を見る(全1点)

ドクター・ドレーが2021年の1月に脳動脈瘤で集中治療室に緊急搬送されたことについて語った。

昨年の1月にロサンゼルスのシダーズ・サイナイ医療センターに緊急搬送されたことが報道されていたドクター・ドレー。状態が安定し、退院した後も脳動脈瘤の原因を解明するためにコンディションをモニターしていた彼であるが、当時の状態についてポッドキャスト「Workout The Doubt」にて明かしている。

「入院中、コロナのせいで、誰とも面会することが許されていなかったんだ。でも後で知ったのは、医者は私の命がもう長くないと思っていたらしく、家族だけは最後のお別れを伝えるために面会の許可が出ていたらしいんだ。そんなに重大なことになっているとは知らなかった… 誰も教えてくれなかったから全く知らなかった。クレイジーな経験だよ。

脳で起こってることが原因で、寝てるときに毎時間起こされて検査をするという状態が2週間続いた。飲酒検査のように、鼻を触るとか、かかとをふくらはぎにつけるとか、そんな検査をしていた」

自身の容態がそこまで悪化していたことを知らなかったと語ったドクター・ドレー。またその後の検査についても「医者が部屋を去った後、また1時間後に戻ってくるからすぐ寝ようとしていた。正直そこまでヤバいことになってるとは思わなかった。ただ家に帰りたいし、お腹が空いたと思っていた。2週間なにも食べていなかったし、クレイジーだよ」と心境を明かしている。

2021年の1月15日には退院し、数日後には既にスタジオで制作をしていたドクター・ドレー。2022年の2月にはスヌープ・ドッグ、ケンドリック・ラマー、エミネム、メアリー・J・ブライジ、アンダーソン・パークとともに第56回スーパーボウルハーフタイムショーに出演した。

第56回スーパーボウルハーフタイムショー

ドクター・ドレー

アーティスト情報

本名アンドレ・ヤング。カリフォルニア州コンプトン生まれ。

10代でDJを始め、ワールド・クラス・レッキン・クルーというグループでミュージック・ビジネスのキャリアをスタートする。アイス・キューブらとともにN.W.A.を結成。1987年のデビュー・アルバム『ストレイト・アウタ・コンプトン』をはじめミリオン・セラーを連発、いわゆるギャングスタ・ラップを確立した。この頃からプロデューサーとしても頭角を表わし、92年N.W.A.を脱退、渦中の人シュグ・ナイトとともにデス・ロウを設立。ソロ・アルバム『ザ・クロニック』を発表、大ヒットを記録。キーボードを多用しメロディックでゆるいグルーヴの彼のサウンドは”G-ファンク”と呼ばれ多くのフォロワーを生んだ。その後プロデューサーとしてスヌープ・ドギー・ドッグ(現スヌープ・ドッグ)を世に送り出した「事件」により彼の地位は確固たるモノとなる。数々のサントラ、故2パックの代表曲「カリフォルニア・ラヴ」、ナスをはじめミリオン・ヒットを続出の中、デス・ロウ=シュグ・ナイトとの確執後、離脱。96年彼自身のレーベル「アフターマス」を立ち上げ、お披露目的コンピレーション・アルバム『ジ・アフターマス』をリリース。99年2月エミネムの衝撃的なデビュー・アルバム『スリム・シェイディ』を制作。強力かつ緻密に計算されたドレーのコンセプトとともに見事ビルボード誌アルバム・チャート初登場2位を飾る。そしてトリプル・プラチナムに輝いた『クロニック』から7年もの歳月を経て、完成させたアルバム『2001』をリリース。当時ドレーは、「傲慢に言っているつもりじゃないが、ラップ・ミュージックの1ファンとしてヒップホップを聴いていて、世界を動かす様なものはなかったな、というのが本音だよ。だからこそ、俺が創ってやろうと思ったのさ」とコメントしている。事実このアルバム『2001』はヒップホップの「深さ」と「可能性」が無限大にあることを証明、”ヒップホップの曼荼羅”としてひとつの頂点を具体化してしまったともいわれたホド。そのサラリと傑作を作って見せた『2001』と平行し不本意ながらも距離を置いていたスヌープ・ドッグとも『ドギースタイル』(93)第2章的アルバム『ラスト・ミール』(00)で感動の完全復縁を果たした。そして00年5月矢継ぎ早にリリースされ、”エミネム現象”を巻き起こしたエミネムのセカンド『ザ・マーシャル・マザーズLP』でもプロデューサーとして彼を大々的にバック・アップ、続く7月からはスヌープ、アイス・キューブ、エミネム、ネイト・ドッグ、ウォーレンG、クラプトらとともに全米を廻ったヒップホップ一大絵巻『アップ・イン・スモーク・ツアー』を大成功させる。その後もイグジビットのアルバムをはじめイヴ、メアリー・J.ブライジ、D12、ビラル、ノー・ダウトらの制作、他にもサントラへの曲の提供と休む間もなくワーカホリックぶりをみせるなか、スヌープと自身主演という快演が目に浮かぶコメディー青春映画『ザ・ウォッシュ』のサントラを完成させた(ちなみにデンゼル・ワシントン主演全米興行1位を記録した映画『トレイニング・デイ』にもこのドレー&スヌープが揃って出演している)。今回も形としてはあくまでもサントラという表情を持ってはいるものの、『2001』同様、ドレーの人脈が挙って参加したドレーの”ニュー・アルバム”といって何の問題もないアルバム。ドレーがかつて言った言葉は今作にもやはり生きている。「俺は西海岸出身だが、全世界の人たちの心に訴えるような音楽を作るようにしている。昔からずっと、世界中へ向けた音楽を作りたかったんだ。」

(引用)https://www.universal-music.co.jp/dr-dre/biography/

RANKINGランキング

RELATED TOPICS関連記事

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram

COLUMN & SPECIAL連載&特集

ALL SERIES

RANKINGランキング

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram