Bezzy[ベジー]|「人の魅力」にフォーカスしたエンタメメディア

「人の魅力」にフォーカスしたエンタメメディア

NEWS

ヒップホップ最重要プロデューサーの驚きの仕事量

ドクター・ドレー、パンデミック中に247曲作ったと明かす。彼の音楽制作への情熱とは?

2022.07.04 18:30

Dr. Dre Pepsi SB LVI Halftime Show

2022.07.04 18:30

全ての画像・動画を見る(全1点)

ヒップホップ最重要プロデューサーであるDr. Dre(ドクター・ドレー)。彼のプロデューサーとしてのキャリアは35年以上になり、今までスヌープ・ドッグやエミネ​​ムなどのアイコニックなアーティストを発掘し、ヒップホップのサウンドの歴史を何度も変えた名プロデューサーである。そんな彼は音源をリリースしていないときでも、常に音楽を作り続けていることで知られている。そんな彼とニューヨーク出身のベテランラッパー、バスタ・ライムスとの会話が話題になっている。

バスタ・ライムスに最近のアウトプットについて聞かれたドクター・ドレー。彼はこのように語っている。

俺はパンデミック中に247曲を作った。そして一旦休止して、マーシャ・アンブロージアスのアルバムを完成させた。クレイジーな作品だ。そして戻ってきて、グランド・セフト・オートのための作品を作った。今はスヌープ・ドッグと一緒に作業している。2日目だけど、もう6曲も作った

パンデミック中に247曲作っただけではなく、去年の12月にリリースされた「GTAオンライン:契約」にてフィーチャーされた6曲も完成させたと明かした。新ストーリー「契約」では、実際にドクター・ドレー本人だけではなく、アンダーソン・パークも出演していた。

ドクター・ドレーは音楽制作への情熱で知られており、以前アンダーソン・パークは「例えば15時間スタジオで作業した次の日に “昨日の曲リリースするの?”って聞くと、”なんのこと?”って返ってきたりするんだ。彼は単に楽しむために、スポーツ感覚で本気で曲作りをしているんだ」と明かしていた。特に近年は活発に活動しており、今年の2月には、スヌープ・ドッグ、エミネム、メアリー・J. ブライジ、ケンドリック・ラマーと共に第56回NFLスーパーボウルのハーフタイムショーに出演していた。

(source)https://www.nme.com/news/music/dr-dre-says-he-made-247-songs-throughout-the-pandemic-3260592
https://youtu.be/oN7Zr8EaI7U

ドクター・ドレー

アーティスト情報

本名アンドレ・ヤング。カリフォルニア州コンプトン生まれ。

10代でDJを始め、ワールド・クラス・レッキン・クルーというグループでミュージック・ビジネスのキャリアをスタートする。アイス・キューブらとともにN.W.A.を結成。1987年のデビュー・アルバム『ストレイト・アウタ・コンプトン』をはじめミリオン・セラーを連発、いわゆるギャングスタ・ラップを確立した。この頃からプロデューサーとしても頭角を表わし、92年N.W.A.を脱退、渦中の人シュグ・ナイトとともにデス・ロウを設立。ソロ・アルバム『ザ・クロニック』を発表、大ヒットを記録。キーボードを多用しメロディックでゆるいグルーヴの彼のサウンドは”G-ファンク”と呼ばれ多くのフォロワーを生んだ。その後プロデューサーとしてスヌープ・ドギー・ドッグ(現スヌープ・ドッグ)を世に送り出した「事件」により彼の地位は確固たるモノとなる。数々のサントラ、故2パックの代表曲「カリフォルニア・ラヴ」、ナスをはじめミリオン・ヒットを続出の中、デス・ロウ=シュグ・ナイトとの確執後、離脱。96年彼自身のレーベル「アフターマス」を立ち上げ、お披露目的コンピレーション・アルバム『ジ・アフターマス』をリリース。99年2月エミネムの衝撃的なデビュー・アルバム『スリム・シェイディ』を制作。強力かつ緻密に計算されたドレーのコンセプトとともに見事ビルボード誌アルバム・チャート初登場2位を飾る。そしてトリプル・プラチナムに輝いた『クロニック』から7年もの歳月を経て、完成させたアルバム『2001』をリリース。当時ドレーは、「傲慢に言っているつもりじゃないが、ラップ・ミュージックの1ファンとしてヒップホップを聴いていて、世界を動かす様なものはなかったな、というのが本音だよ。だからこそ、俺が創ってやろうと思ったのさ」とコメントしている。事実このアルバム『2001』はヒップホップの「深さ」と「可能性」が無限大にあることを証明、”ヒップホップの曼荼羅”としてひとつの頂点を具体化してしまったともいわれたホド。そのサラリと傑作を作って見せた『2001』と平行し不本意ながらも距離を置いていたスヌープ・ドッグとも『ドギースタイル』(93)第2章的アルバム『ラスト・ミール』(00)で感動の完全復縁を果たした。そして00年5月矢継ぎ早にリリースされ、”エミネム現象”を巻き起こしたエミネムのセカンド『ザ・マーシャル・マザーズLP』でもプロデューサーとして彼を大々的にバック・アップ、続く7月からはスヌープ、アイス・キューブ、エミネム、ネイト・ドッグ、ウォーレンG、クラプトらとともに全米を廻ったヒップホップ一大絵巻『アップ・イン・スモーク・ツアー』を大成功させる。その後もイグジビットのアルバムをはじめイヴ、メアリー・J.ブライジ、D12、ビラル、ノー・ダウトらの制作、他にもサントラへの曲の提供と休む間もなくワーカホリックぶりをみせるなか、スヌープと自身主演という快演が目に浮かぶコメディー青春映画『ザ・ウォッシュ』のサントラを完成させた(ちなみにデンゼル・ワシントン主演全米興行1位を記録した映画『トレイニング・デイ』にもこのドレー&スヌープが揃って出演している)。今回も形としてはあくまでもサントラという表情を持ってはいるものの、『2001』同様、ドレーの人脈が挙って参加したドレーの”ニュー・アルバム”といって何の問題もないアルバム。ドレーがかつて言った言葉は今作にもやはり生きている。「俺は西海岸出身だが、全世界の人たちの心に訴えるような音楽を作るようにしている。昔からずっと、世界中へ向けた音楽を作りたかったんだ。」

(引用)https://www.universal-music.co.jp/dr-dre/biography/

RANKINGランキング

RELATED TOPICS関連記事

  • 恋人に「結婚ってどう考えてる?」と聞かれ固まる場面も 岩田剛典がありえない状況を淡々とナレーション、主人公の“波乱”が始まる『金髪』冒頭映像解禁

    2025.11.25 17:00

    11月21日(金)に公開された岩田剛典主演映画『金髪』の冒頭映像が解禁された。 本作はシニカルな目線で人間の愚かさを笑いに変えてきた、コメディ映画の新世代を担う坂下雄一郎監督によるオリジナル作品。日本独特のおかしな校則や教師のブラックな職場環境、SNSの暴走などの社会問題を背景に、大人になり切れない教師が生徒たちの金髪デモに振り回されながらも成長(=自分がおじさんであることを自覚)していく様を描く。⾃分を客観視できていない“イタい”中学校教師・市川を岩田が演じるほか、“⾦髪デモ”を発案する市川の⽣徒・板緑役を⽩⿃⽟季、市川の恋人・⾚坂役を⾨脇⻨が演じさらに⼭⽥真歩、⽥村健太郎、内⽥慈が脇を固め… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/11/77503/"></a>

    #岩田剛典#金髪

  • イメージを覆す狂騒とグルーヴを生み出していたものとは? 期待値を超えた“怪物たち”は最高潮のさらに先へ、日向坂46が最新ツアーで見せたかつてない渇望

    2025.11.30 17:00

    全6都市13公演に渡って行われた全国ツアー「日向坂46 TOUR 2025 MONSTER GROOVE」。その千秋楽が去る11月21日(金)、国立代々木競技場第一体育館にて行われた。ここではその模様をお届けする。 3日間に渡って開催されたここ代々木での公演は、初日である19日のアンコールで行われたセレモニーをもって河田陽菜がグループを卒業するなど、ファイナルシリーズにしてまた新たなドラマがグループの歴史に刻まれることとなった。もちろん、今宵も場内には今か今かと開演を待ち侘びるおひさま達でぎっしり。開演前の諸注意をメンバーがアナウンスする通称影ナレを担当するのは最新シングル表題曲「お願いバッハ… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/11/77604/"></a>

    #ライブレポート#日向坂46

  • 争奪戦が予想されるチケットは先行抽選を受付中 Kroiが来月12月の東阪ワンマンライブ開催を急遽発表、会場は梅田Shangri-Laと渋谷LUSH

    2025.11.20 20:00

    5人組ミスクチャーバンドKroiが、2025年12月に東京・大阪の2都市で新たなワンマンライブを開催することを突如発表した。 12月15日(月)に大阪・梅田Shangri-La、12月22日(月)に東京・渋谷LUSHにて開催される本公演。KroiのオフィシャルSNSで突如キービジュアルと共に開催情報が発表され、内容や詳細は現在まだ伏せられている。 争奪戦が予想されるチケットは、本日11月20(木)日20時より先行抽選がスタート。なおKroiは2026年1月に大阪城ホール・代々木第一体育館で開催するアリーナツアーの開催も控えており、先日にはそのキービジュアルと合わせて新しいアーティスト写真も公開… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/11/77446/"></a>

    #Kroi

  • 2人の主従関係と“悦”の感情を表現したキービジュアルも解禁 押見修造の衝撃作『惡の華』が鈴木福×あのW主演でドラマ化、2026年4月より放送&配信開始

    2025.11.25 06:00

    漫画家・押見修造の代表作『惡の華』が、鈴木福とあののW主演で2026年4月にドラマ化されることが決定。テレビ東京にて放送され、各話放送後にはディズニープラス「スター」でも見放題独占配信される。 原作は「別冊少年マガジン」(講談社)で連載され、電子コミックを含め全世界累計発行部数325万部を突破した伝説的漫画。第1巻表紙の「クソムシが」という吹き出しが強烈なインパクトを与えアニメや映画、舞台など様々な形でファンを魅了してきた。そのドラマ化では、脚本に目黒啓太、たかせしゅうほう、ヤングポールが名を連ね、監督は映画版『惡の華』も手掛けた井口昇が担当する。 物語の舞台は、山々に囲まれた群馬県ひかり市。… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/11/77499/"></a>

    #あの#惡の華#鈴木福

  • 甘くてたくましいギャップ満載の超特報映像も解禁 『山口くんはワルくない』来年6月映画化、なにわ男子・高橋恭平が金髪のコワモテ×関西弁男子に

    2025.12.06 08:00

    高橋恭平(なにわ男子)が主演を務める映画『山口くんはワルくない』が2026年6月5日(金)より公開されることが決定し、ファーストビジュアルと特報映像が解禁された。 原作は「別冊フレンド」連載中の斉木 優による同名少女コミック。見た目はコワモテだが中身はピュアというギャップを持つ転校生・山口くんと、恋に夢見るヒロイン・皐(さつき)の青春を描いたラブストーリーで、累計発行部数210万部を突破し幅広い世代から支持を集めている。 高橋が演じるのは、金髪でコワモテな関西弁男子・山口くん。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(23)や連続ドラマ「ストロボ・エッジ」(WOWOW/25)『ロマンティック・キラー』… <a class="more-link" href="https://bezzy.jp/2025/12/78100/"></a>

    #山口くんはワルくない#高橋恭平

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram

COLUMN & SPECIAL連載&特集

ALL SERIES

RANKINGランキング

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram