石井裕也
1983年生まれ。埼玉県出身。大阪芸術大学時代の卒業制作『剥き出しにっぽん』(05)がPFFアワードにてグランプリを受賞。商業映画デビュー作『川の底からこんにちは』(10)がベルリン国際映画祭に正式招待され、モントリオール・ファンタジア映画祭で最優秀作品賞、ブルーリボン賞監督賞を史上最年少で受賞した。『舟を編む』(13)で第37回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞を受賞。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)は第67回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品され、第9回TAMA映画賞にて最優秀作品賞ほかを受賞。『月』(23)で第48回報知映画賞作品賞ほか多数の映画賞に輝く。その他の主な監督作品に『ぼくたちの家族』(14)『バンクーバーの朝日』(14)『乱反射』(18)『生きちゃった』(20)『茜色に焼かれる』(21)『アジアの天使』(21)『愛にイナズマ』(23)。
-
共演は水上恒司、仲野太賀、綾野剛、妻夫木聡ら石井裕也監督×池松壮亮主演、母が自由死した青年に人間の本質を見る『本心』11月8日公開
2024.06.21 08:00
石井裕也監督最新作『本心』が11月8日(金)に全国公開されることが決定した。 昨年10月公開の『月』が同年度の各映画賞を総なめにした石井監督が、平野啓一郎原作の長編小説『本心』を映画化。池松壮亮を主演に迎え、日本映画界を牽引する豪華実力派俳優陣が集結した。 「大事な話があるの」そう言い残して急逝した母が、実は“自由死”を選んでいた。幸せそうに見えた母がなぜ自ら死を望んでいたのか。どうしても母の本心が知りたい息子の朔也は、最先端のAI企業に「母を作ってほしい」と依頼する。テクノロジーは、人の心を再現できるのか。ただ、母の本当の心を知りたかっただけなのに、朔也は自分の心や尊厳さえも見失っていく。 <a href="https://bezzy.jp/2024/06/46243/">…
本心
キャスト&スタッフ
出演
池松壮亮
三吉彩花 水上恒司 仲野太賀 / 田中 泯 綾野 剛 / 妻夫木 聡
田中裕子
原作:平野啓一郎「本心」(文春文庫 / コルク)
監督・脚本:石井裕也
音楽:Inyoung Park 河野丈洋
制作プロダクション:RIKIプロジェクト