クール・アンド・ザ・ギャング
Kool & the Gang
ニュージャージーでバンドが結成されたのは1964年。
オリジナル・メンバーはロバート・クール・ベル(ベース)に、兄弟のロナルド・ベル(キーボード)、ジョージ・ブラウン(ドラム)、カーティス・ウイリアムス(キーボード)、チャールズ・スミス(ギター)。名門レーベル「De Lite」でのレコーディングは69年からスタート。ジャズのインプロヴィゼーションをたしなみながら、妥協なきストリート直送のファンク・スピリットを剥き出しにした古典的ヒット/録音の数々、”Who’s Gonna Take The Weight”, ”Jungle Boogie”, ”Hollywood Swingin’”, “Funky Stuff”, “Summer Madness”, “N.V.”, ”Higher Plane”, “Spirit Of The Boogie”, “Open Sesami”等は70年から76年の間に生まれたもの。この後、ディスコ・ブームに干渉された彼等は一頃失速を余儀なくされたものの、79年にフュージョン界からプロデューサーにデオダードを招き、更にそれまで基本的には不在だった専任リード・シンガーの座にジェイムス・JT・テイラーが抜擢されて、ポップ・マーケットも視野に入れた洒脱なバンドに一大変貌、同年にリリースされた”Ladies Night”がそれまでの不調を一瞬にして吹き飛ばす大ヒットとなって、第二次黄金時代を迎えている。この79年から87年にかけて放ったヒットは”Too Hot”, “Celebration”, “Take My Heart”, “Get Down On It”, Big Fun”, “Joanna”, “Misled”, “Fresh”, “Cherish”と、枚挙に暇がない。89年にはソロに転向したジェイムス・JT・テイラーの後釜に元ダズ・バンドのスキップ・マーティンが加入、引き続き”Raindrops”のヒットが誕生している。この後も”Jungle Boogie”,”NT”, ”Hollywood Swingin’” , “Summer Madness”といった作品がラップのネタとして広く、そして頻繁に使用されて彼等の音楽は結果一つも埃をかぶることなく、今もなお燦燦とその耀きを保っている。
(引用)https://www.jvcmusic.co.jp/-/Profile/A014844.html
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50年以上のキャリアを誇るファンク/ソウルバンド伝説的なバンド “クール・アンド・ザ・ギャング” 若い世代にバンド名が知られていないことを嘆く
2023.06.09 20:00
「Jungle Boogie」「Celebration」「Get Down On It」などのヒット曲で知られているファンク/ソウルバンド、クール・アンド・ザ・ギャング。数々のヒップホップ曲でもサンプリングされている伝説的なバンドだが、フロントマンのロバート・”クール”・ベルがThe Daily Mirror誌のインタビューで若い世代にバンド名が知られていないと語った。 「若い世代も私たちの音楽が好きなんだ。でも上の世代が、“これはクール・アンド・ザ・ギャングの曲だ”って指摘すると、若い世代は“この曲はあのバンドに似ている!”と、違うバンドだと勘違いしていることが多い。<a href="https://bezzy.jp/2023/06/27017/">…