行定 勲
1968年⽣まれ、熊本県出⾝。2000年『ひまわり』が、第5回釜⼭国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し、演出⼒のある新鋭として期待を集める。01年の『GO』で第25回⽇本アカデミー賞最優秀監督賞を始め数々の映画賞を総なめにし、⼀躍脚光を浴びる。04年『世界の中⼼で、愛をさけぶ』は興⾏収⼊85億円の⼤ヒットを記録し社会現象となった。これまでに手掛けた作品には、『北の零年』(05)、『パレード』(10/第60回ベルリン国際映画祭パノラマ部門・国際批評家連盟賞受賞)、『ピンクとグレー』(16)、故郷・熊本を舞台に撮影した『うつくしいひと』(16)、『リバース・エッジ』(18/第68回ベルリン国際映画祭パノラマ部⾨・国際批評家連盟賞受賞)、『窮⿏はチーズの夢を見る』(20)、『リボルバー・リリー』(23)などがある。また映画だけでなく舞台『趣味の部屋』(13,15)、『ブエノスアイレス午前零時』(14)、『タンゴ・冬の終わりに』(15)などの舞台演出も⼿掛け、その功績が認められ16年、毎⽇芸術賞演劇部⾨寄託賞の第18回千⽥是也賞を受賞した。昨年から5ヶ月に渡って韓国で撮影に挑んだ韓国ドラマ『完璧な家族』が話題。8⽉から韓国で放送開始となる。
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語りと踊りで一方的に愛した男への実らぬ愛憎を描く篠原涼子×首藤康之共演、行定勲が演出する『見知らぬ女の手紙』紀伊国屋ホールで12月上演
2024.09.06 05:00
紀伊国屋ホール開場60周年記念公演のラストを飾るドラマティックリーディング舞台『見知らぬ女の手紙』が、篠原涼子と首藤康之の共演で12月25日から上演されることが決定した。 本作の登場人物は、著名なピアニストである男と、その男を一方的に愛する女。世界を股にかけた演奏旅行などで年の半分も自宅にはいない男の家に、ある日見知らぬ差出人からの手紙が届く。それは名も知らぬ女性からのもので、手紙には12歳から今に続く男へのと思慕と自らのこれまでの人生が連綿と書かれていた。 過去に俳優の中嶋朋子、バレエダンサーの西島千博の組み合わせで好評を博した衝撃作が、女役の篠原涼子と男役の首藤康之の組み合わせにより10年<a href="https://bezzy.jp/2024/09/50224/">…