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映像終盤ではNovel Coreによる主題歌「名前」の一節も

佐藤二朗原作・脚本・主演『名無し』本予告解禁、丸山隆平が保護した少年はいかに怪物と化したのか

2026.04.10 07:00

©佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ ©2026 映画「名無し」製作委員会

2026.04.10 07:00

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佐藤二朗が原作・脚本・主演を務め、5月22日(金)より全国公開される映画『名無し』の本予告編が解禁された。

原作となったのは、佐藤二朗のオリジナル脚本を永田諒の作画を手掛けた同名漫画『名無し』。その過激なテーマと特殊な世界観ゆえにお蔵入り寸前だったが、編集者の目に留まったことで漫画化されると男の希望と絶望、そして狂気を描破したサイコバイオレンス作品として好評を博し、”映像化不可能”の烙印を覆す形で映画化が決定した。白昼のファミレスを舞台にした無差別大量殺人事件、防犯カメラに映りながらも凶器だけが目視できないという不可解な犯行、その事件の鍵を握る”男の右手”に隠された秘密を描く。

“名無し”を演じるのは、映画『爆弾』での怪演が評価され日本アカデミー賞はじめ様々な映画賞を席巻している佐藤二朗。本作ではセリフを徹底的に排除し、これまでのパブリックイメージを真っ向から覆す“静”の狂気を体現した。共演には近年俳優としての評価を高め続ける丸山隆平、タレントの枠を超え女優・プロデューサー・実業家としても活躍するMEGUMI、同じ演劇畑出身の佐藤の熱望に応えて駆けつけた佐々木蔵之介が名を連ねる。

そしてメガホンをとったのは『悪い夏』『嗤う蟲』などで知られる当代屈指の映画職人・城定秀夫監督。劇中に仕掛けられた謎とタブーに潜む、深い闇をえぐり出す。

映画『名無し』本予告編

解禁された本予告編は、白昼の商店街に現れた”名無し”が右手に握った”見えない何か”を振りかざし無差別大量殺人を行う衝撃のシーンから始まる。凶器不在・推定無罪の犯行に翻弄され、止まることのない犯行に刑事・国枝(佐々木蔵之介)が苛立ちを募らせる。そんな中、男の過去に関する情報がもたらされると映像は一転、“名無し”の過去にまつわる断片がフラッシュバックのように映し出される。38年前、警察官の照夫(丸山隆平)によって保護された右手を縛った少年、触れただけでタンポポが消え枯れてしまう現象、幼い頃から行動を共にしてきた花子(MEGUMI)の叫び、意味深な記憶の断片が積み重なっていく。”名無し”はいかにして生まれたのか、観る者の想像力をかき立てる予告編となっている。

さらに予告編の終盤では、本作のために書き下ろされたNovel Coreによる主題歌「名前」の一節も初解禁された。この楽曲を受け取った佐藤二朗は「正直、ちょっと想像以上。本当に素晴らしい楽曲を提供してくださって、僕にとっても大切な楽曲になるだろうなと思いました」とコメント。さらに「エンドロールでNovel Coreさんの『名前』が流れているときに、涙が止まらなくなる感情になってですね。本当に、この映画とマッチしているという言い方じゃ物足りないくらい、映画の世界観を力強く後押ししてくれる、素晴らしい楽曲だと思います」と語り、心からの感謝を述べた。そして最後に「見る前にちょっと覚悟がいる作品かもしれませんけど、本当にみんなで!当たり前ですけども!ド真剣に!作った作品ですので、一人でも多くの方に見て頂けたらなと思います」と呼び掛けている。

Novel Core

また、Novel Coreは自身初となる映画主題歌に「純粋に連絡を頂いた時、めちゃくちゃ嬉しくて。映画はすごく大好きで、映画館にもよく見に行くので、そこに音楽という形で携われるということがまず、めちゃくちゃ嬉しかったです!」と興奮冷めやらぬ様子。楽曲については「脚本を読ませていただいて、今回僕がテーマにさせてもらったのは『名前』。名前をつけるという行為自体に対して哲学を持ちたいな、というのが、脚本を読ませていただいて出てきた気持ちです。」と語った。

さらに「名前をつけるというのは、大事なものにする、それを自分の中で大切なものにしてしまう、かけがえのないものにしてしまうというカルマを同時に引き受けることでもあると思っていて。ぶっちゃけ名前をつけなければ、替えが効くというか、それがもし無くなってしまったとしても他のもので替えが効くかもしれないのに、それでも尚、僕たちは名前をつけて、それを愛してしまう。大切に思ってしまう。そういう生き物なんじゃないかなと思ったので。そこをテーマに楽曲を作らせていただきました。」とコメント。作品のテーマを深く掘り下げ、共鳴して制作された楽曲であることを熱く語っている。

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作品情報

名無し

©佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ ©2026 映画「名無し」製作委員会

©佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ ©2026 映画「名無し」製作委員会

名無し

2026年5月22日(金)全国公開
配給:キノフィルムズ

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:佐藤二朗 / 丸山隆平 MEGUMI / 佐々木蔵之介

原作:脚本:佐藤二朗
監督・共同脚本:城定秀夫
配給:キノフィルムズ

1969年生まれ。愛知県出身。
1996年に演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げ。2008年、『拝啓トリュフォー様』で地上波ドラマ初主演。同年、自らの強迫性障害の体験を基にした映画『memo』で監督・脚本・出演を務める。2021年公開の映画『はるヲうるひと』では真柴哲雄役として出演するほか原作、脚本、監督も務める。
最近の主な出演作はドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ/23年)や映画『ブラックナイトパレード』(22年)、『絆のものがたり 〜心と心を結ぶもの〜』(23年)『変な家』(24年)など。6月に映画『あんのこと』公開が控える。

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