主演はビル・スカルスガルド、名優アル・パチーノらも出演
巨匠ガス・ヴァン・サントが実際の人質事件を映画化『デッドマンズ・ワイヤー』7月17日公開
2026.03.24 07:00
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2026.03.24 07:00
巨匠ガス・ヴァン・サントの最新作で、実際に起こった人質事件を映画化したクライム・スリラー『デッドマンズ・ワイヤー』(原題:Dead Man’s Wire)が、7月17日(金)より日本で公開されることが決定した。
タイトルの「デッドマンズ・ワイヤー」とは、約50年前に実在した立てこもり犯が開発した装置のこと。ソードオフ(先端をのこぎりでカット)されたショットガンの先と引き金にはそれぞれワイヤーが取り付けられており、片方を人質の首に、もう片方を自分の首に括り付けどちらかが動くと自動で引き金が引かれ発砲されるよう仕掛けられていた。犯人はこのデッドマンズ・ワイヤーを用いて投資会社に立てこもり、63時間も籠城したという。
本作でメガホンを取ったガス・ヴァン・サント監督は、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997年)や『ミルク』(2009)でアカデミー賞に輝き『エレファント』(2003)でカンヌ国際映画祭パルム・ドールと監督賞を受賞。『デッドマンズ・ワイヤー』は昨年のベネチア国際映画祭でワールドプレミア上映されると大絶賛され、今年1月に全米公開されると米大手映画レビューサイト“ロッテントマト”で91%フレッシュという超高評価を記録した。
主人公は、不動産投資会社メリディアン・モーゲージ社に財産を騙し取られたとして役員を人質にとった男・トニー・キリシス。トニーはデッドマンズ・ワイヤーを使い警察すら近付けない状況で投資会社に籠城するが、謝罪や補償を訴える男が現場からのメディア出演など異常な行動に出始めると、世間はトニーに同情を抱くようになっていく。
トニー・キリシス役には『IT』(2017)シリーズのビル・スカルスガルド。労働者階級で性格はかなり荒く、人生をかけた事件を引き起こすが大事な部分でトロいドジを何度も踏んでしまうユニークなキャラクターを演じている。また、人質となるディック役には『ストレンジャー・シングス』(2016~)シリーズのデイカー・モンゴメリー。ディックはメリディアン・モーゲージ社役員で社長の息子でありながら、運悪く社長不在時に会社を訪ねてきたトニーの人質となってしまう。
事件を担当するグレイブル刑事を演じるのは『ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング PART ONE』(2023)のケイリー・エルウィス。地元インディアナポリス警察の刑事であるグレイブルはトニーと面識があり、現場に急行し説得に当たる。また、地元TV局レポーター・リンダ役には『ゼイ・ウィル・キル・ユー』(2026)の公開が控えるマイハラ。リンダは日々特ダネを追い求める中、偶然にも事件現場に居合わせる。


人気ラジオ番組のDJフレッド・テンプルを演じるのは『シンシン/SING SING』(2023)でアカデミー賞を受賞したコールマン・ドミンゴ。地元ラジオ局で朝のワイド番組を担当するフレッドは、ファンであるトニーの指名で電話出演の聞き手をさせられ事件現場にも呼ばれてしまう。そしてメリディアン・モーゲージ社の社長M・L・ホール役に、アル・パチーノ。言わずと知れた名優が、強引な手法で巨万の富を築いた剛腕社長を演じている。


さらに、事件の緊迫感が伝わってくる5点のスチールも解禁された。カギとなる主要な登場人物の険しい表情が事件の深刻さを物語っており、中でもデッドマンズ・ワイヤーにつながれたトニーとディックを警察官が取り囲む1枚には、何かあれば発砲も辞さないというトニーの決意と狂気の表情が切り取られている。
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