木村了、潤花ら共演陣も三者三様の表情を見せる
上田竜也が冷徹さと純粋さを“視線”で表現、舞台『リプリー』メインビジュアル解禁
2026.03.11 12:00
2026.03.11 12:00
5月6日(水)~24日(日)に東京グローブ座、5月29日(金)~31日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される舞台『リプリー』のメインビジュアルが解禁された。
本作の原作は、1960年にアラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』(邦題)として映画化されたことでも知られるサイコスリラー小説『リプリー』。そんな時代を超えて支持を集める原作を、ジャンルを横断して幾多の作品を手がけてきた演出家・宮田慶子が新演出にて手掛け、初の日本上演を果たす。
物語の舞台は1950年代初頭。主人公は息をするように嘘をつき、ニューヨークで自堕落に暮らしていた青年トム・リプリー。そんな彼にある富豪から、「イタリアで放蕩生活を送る、息子のリチャードを連れ戻してほしい」という依頼が舞い込む。イタリアに渡ってリチャードに近づき、親交を結ぶトム。ナポリ、ローマ、サンレモとイタリア各地で“素晴らしい日々”を過ごしたトムは、リチャードに次第に羨望と執着が入り混じる感情を抱くようになり、やがて自分こそが「彼」にふさわしいと思い始める。
巧妙で冷酷でありながら人を惹きつける主人公トム・リプリーを演じるのは、デビュー以降、映像・舞台の双方で幅広く活躍し、様々な作品で多彩な魅力を発揮する上田竜也。トムとの出会いで人生が変わっていく青年・リチャード・グリーンリーフは木村了。トムを警戒する可憐な女性・マージ・シャーウッドには潤花。リチャードの友人であるフレディ・マイルスには板倉武志。イタリアに生きるティーンエイジャー、ファウストに長友郁真。ある依頼を通してトムと関わりをもつことになる、リチャードの両親は川上麻衣子と鶴見辰吾が演じる。なお本作ではトムとリチャードを除く登場人物を5名の俳優が複数兼任して演じ分ける構成になっており、その配役は原作においても重要な要素となっている。
本日解禁されたのは、静かに一点を見つめるトムと荒れる海が映し出された対照的な二面性を持つメインビジュアル。冷徹さと純粋さが同居するトムの視線、そして彼を囲む人々の三者三様の表情は嵐の前の静けさを体現しているかのようで、背後に漂う濃密な空気感が観客を物語の深淵へと誘うビジュアルとなっている。
