名匠ノーランもドウェイン・ジョンソンの熱演を絶賛
A24製作『スマッシング・マシーン』予告解禁、󠄀圧倒的風格の大沢たかおや布袋寅泰も登場
2026.02.27 07:00
©2025 Real Hero Rights LLC
2026.02.27 07:00
第82回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞(監督賞)を受賞した話題作で、5月15日(金)より全国公開される映画『スマッシング・マシーン』のポスタービジュアルと予告編が解禁された。
スタジオA24が製作を手がけた本作は、1997年から2000年にかけて日本でも活躍した伝説の格闘家マーク・ケアーの知られざる軌跡を描く実話の物語。日本中を熱狂の渦に巻いた総合格闘技の祭典〈PRIDE〉で“霊長類ヒト科最強”と謳われるほど華やかな戦歴を誇り、キャリア絶頂期にあったケアー。しかし、やがて訪れたはじめての“敗北”が彼の人生に暗い影を落とす。
主人公のマーク・ケアーを演じるのは、プロレスラー“ザ・ロック”として不動の人気を獲得した後、ハリウッドのトップスターに上り詰めたドウェイン・ジョンソン。2002年にHBOにて製作された同名ドキュメンタリーを鑑賞し深く感銘を受けたことから自ら映画化権獲得に動き、本作では主演だけでなくプロデューサーを務めている。なおドウェインは本作での演技が評価され、20年以上の俳優活動で初めて今年ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートを果たした。
また、ケアーの恋人ドーンを演じるのは、『オッペンハイマー』で第96回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた実力派エミリー・ブラント。ドウェインとは2001年のディズニー映画『ジャングル・クルーズ』ぶり2度目のタッグとなり、自身も問題を抱えながら栄光からの転落に苦しむ恋人ケアーをそばで見守る存在として再び息の合った演技をみせる。
そして監督・脚本を手掛けたのは、兄のジョシュ・サフディとともに『グッド・タイム』『アンカット・ダイヤモンド』などの共同監督を務め、俳優としても活躍するベニー・サフディ。初の長編単独監督作品で、世界三大映画祭であるヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞を受賞する快挙を成し遂げた。
解禁されたポスタービジュアルは、チャンピオンベルトを掲げスポットライトを浴びながら笑顔をみせるケアー(ドウェイン・ジョンソン)の華やかな姿と、恋人であるドーン(エミリー・ブラント)に優しく抱きしめられながらうつむく姿という対照的なふたつの表情を捉えたもの。「“最強”と呼ぶには、あまりに繊細だった――」というコピーが表すように、〈PRIDE〉時代、“霊長類ヒト科最強”というキャッチフレーズで知られる一方、その勝利の裏で重圧に苛まれていたケアーの脆く繊細な内面を垣間見ることができる。
予告編映像は、「これ以上の快感はない」と勝利の喜びを語り、観客に手を振り応えてみせるケアーの姿から幕を開ける。だが次の瞬間、初めての敗北に喫した彼は足早にバックステージへと去っていく。まさに栄光から転落したケアーは徐々に鎮痛剤への依存を深め、恋人との関係も悪化。しかし、大きな体を震わせしくしくと涙する彼に、ライバルでありコーチでもあるマーク・コールマン(ライアン・ベイダー)が「俺たちは世界一の親友だ」と慰め、再びリングに挑むことを決意するケアー。人生の旅路を歌った名曲「マイ・ウェイ」とともに、己の脆さに向き合い再起をかけた本当の闘いへと踏み出す男の“その先”に、思わず胸が高鳴る映像となっている。
さらに映像には、大沢たかお、石井慧、光浦靖子、布袋寅泰といった豪華日本人キャスト陣も登場。大沢は、当時日本中を沸かせた総合格闘技の祭典〈PRIDE〉の主催者であり、現在〈RIZIN FIGHTING FEDERATION〉の代表を務める榊󠄀原信行を圧倒的な風格で演じている。また、石井はケアーと対戦するエンセン井上、光浦は〈PRIDE〉の記者会見で進行・通訳を務める女性をそれぞれ演じるほか、布袋は2000年の〈PRIDE〉開幕戦のオープニングを飾る“布袋寅泰”本人役でカメオ出演を果たしている。
鍛え抜かれた鋼の肉体に加え、本年度アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされたカズ・ヒロらの特殊メイクによりマーク・ケアーのビジュアルを極限まで追求したドウェイン。これまでのパブリックイメージを脱ぎ捨て、強さと脆さが同居する繊細な人物像を体現してみせた彼の心血を注いだ熱演ぶりに、名匠クリストファー・ノーランも「胸が張り裂けそうなほど美しい。ドウェインは信じられないほどの演技をみせている」と賛辞を寄せている。
