本木雅弘×菅田将暉×吉高由里子を取り巻く“クセ者”6名が解禁
黒沢清監督初の時代劇『黒牢城』第二弾キャストでユースケ・サンタマリア、吉原光夫、坂東龍汰ら
2026.02.25 08:00
©︎米澤穂信/KADOKAWA ©︎2026映画「黒牢城」製作委員会
2026.02.25 08:00
2026年に全国公開予定の本木雅弘主演映画『黒牢城』(読み:こくろうじょう)の第二弾キャストが解禁された。
原作は、第166回直木賞と第12回山田風太郎賞のW受賞に加え「このミステリーがすごい!」第1位ほか4大ミステリー大賞(「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい!」「2022本格ミステリ・ベスト10」)を史上初めて制覇した米澤穂信の同名ミステリー小説。その実写化では、『スパイの妻』(第77回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞)や『クリーピー 偽りの隣人』などが国内外で高い評価を得続ける黒沢清監督が自身初の時代劇のメガホンを取った。
物語の主人公は、暴虐な織田信長のやり方に反発して籠城作戦を決行する荒木村重。城は織田軍に囲まれ孤立無援になるも、血気盛んな家臣たちを抑えながら村重は妻・千代保を心の支えに城と人々を守ろうと苦心していた。そんな時、城内である少年が殺されたのを皮切りに次々と怪事件が発生。犯人は密室と化した城内にいる家臣や身内以外にあり得ず誰もが疑心暗鬼になっていく中、村重は牢屋に幽閉した敵方の危険な軍師・黒田官兵衛と共に謎の解決に挑むのだった。
先日解禁された第一弾キャストでは、籠城中の“黒牢城”の城主で謎の事件に挑む主人公・荒木村重役の本木雅弘、村重によって牢屋に囚われた天才軍師・黒田官兵衛役の菅田将暉、村重のよき理解者である妻・千代保保役の吉高由里子のほか、荒木久左衛門役の青木崇高、乾助三郎役の宮舘涼太、雑賀下針役の柄本佑、郡十右衛門役のオダギリジョーら映画界を代表する俳優陣が集結。情報解禁時にSNSを席巻した彼ら豪華キャストに加え、今回新たに一筋縄ではいかない“城内のクセ者たち”を演じるキャスト6名が解禁となった。
村重の家臣の一人で、凄腕の剣豪でもある秋岡四郎介(あきおか・しろうのすけ)役には、タレント・俳優・歌手などマルチな才能で活躍し、NHK大河ドラマ『光る君へ』では安倍晴明役の“怪演”が話題をさらったユースケ・サンタマリア。同じく村重に仕える坊主頭の豪傑な僧兵、瓦林能登入道(かわらばやし・のとにゅうどう)役には、『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役を14年間演じ続けたミュージカル界のスターで、『VIVANT』(TBS系)などの話題作で圧倒的な存在感を放つ吉原光夫。そして血気盛んな若き家臣・北河原与作(きたがわら・よさく)役は、『爆弾』で第49回日本アカデミー賞・新人俳優賞受賞に輝いた坂東龍汰が演じる。
さらに、村重の密使として暗躍する僧侶・無辺(むへん)役に荒川良々。籠城する村重にとって友軍の将で、「雑賀衆」を率いる雑賀孫六(さいか・まごろく)役に渋川清彦。同じく「高槻衆」を率いる、信心深い武将・高山大慮(たかやま・だりよ)役に渡辺いっけい。日本映画界に欠かせない面々が集結し、予測不能な物語を派手に彩る。
併せて6人のキャラクタービジュアルも解禁。それぞれが一癖も二癖もある表情を見せており、そんな極限の心理戦を演じた個性派俳優陣からコメントも到着した。
コメント一覧
ユースケ・サンタマリア(秋岡四郎介役)
黒沢監督が初の時代劇を撮る。お呼びが掛かればもちろん京都に飛んで行きます。
素晴らしい共演者と監督特有の雰囲気を堪能しました。
こんなものすごい作品のエンドロールに自分の名前がカタカナ11文字で流れるのは申し訳ない気持ちになりますが、
今回はオダギリジョー君がいるから安心です(笑)
僕が刀を抜いたらどんな事になるのか…是非劇場で目撃してください!
吉原光夫(瓦林能登入道役)
オファーをいただいた直後は、若干、時代劇に苦手さを感じていたが、原作を読んでそんな思いは吹っ飛んだ。
脚本も、時代ものなのだが、何故か今を感じる作品…
そして、村重や、官兵衛、千代保、全ての葛藤を纏うキャラクターのバックストーリーを感じる「ミステリー」なのがおもろかったです!
映画は映画館にて、スクリーンから溢れ出る、戦国の壮絶な「葛藤ミステリー」を、目撃してください。
坂東龍汰(北河原与作役)
二度目の黒沢組、また参加させて頂けたことがとても光栄でした。
大先輩方の中でお芝居ができたこと、長回しのあの緊張感を再び味わうことができて、本当に背筋が伸びる想いでした。
本木雅弘さんの瞳の奥の力に毎回心が動かされて、北河原与作という人物を演じ切ることができたと思っています。
僕もこの映画の完成が心から楽しみです。
ぜひ劇場でご覧ください!
荒川良々(無辺役)
脚本を書く上で一番大切にしてるのは真ん中なんです。そこに出てるのが実は荒川さんだったんです。と黒沢さんはおっしゃいました。
前作『Cloud』に続きまたよんでいただけるとは…役者冥利に尽きます。
そして荒木村重役を演じられたのは本木雅弘さんです。そうです。あの本木さんです。
黒沢清x時代劇x本木雅弘x推理ものです!
黒沢作品のファンでもある僕は興奮してます!
皆様『黒牢城』是非映画館へ!
渋川清彦(雑賀孫六役)
黒沢清監督の初めての時代劇。
そして自分自身初めての黒沢組に参加でき、本当に嬉しくドキドキワクワクしていました。
現場に入ると丁寧に迅速に無駄なく進む場は素晴らしく、これが黒沢組かと舌を巻きました。
最高なキャスト、スタッフと共に時間を過ごし、どんな作品に仕上がってるのか楽しみです。
是非劇場でご覧ください。
渡辺いっけい(高山大慮役)
黒沢監督とお仕事をするのは二度目でしたが、今回も「現場で何かを一緒に発見していく」感じがとても新鮮でした。撮影前、監督に言われました。「時代劇だと声を張りがちですが叫ぶと意味が伝わりません。ちゃんと言葉の意味を伝えるようにして下さい」
撮影が終わった今でも僕は色んな現場でこのアドバイスを思い出すのです。監督には感謝しかありません。
解禁済みコメント一覧
本木雅弘(主人公・荒木村重役)
「主人公をドン底に突き落として解放するというのが好きなんです」そうサラッと言う黒沢さんは、冷静かつ挑戦的な監督です。歴史上では卑怯者のレッテルを貼られた荒木村重の内に秘めた葛藤とロマンを掬い取りました。魔的な(官兵衛)菅田さんと清廉な(妻)吉高さんの魅力に虚実ともに翻弄された京都での撮影の日々でした。
原作と同様に、追い詰められて生きる現代人への提言を導くこの作品の仕上がりを、いつになく大きく期待しております。
菅田将暉(黒田官兵衛役)
黒沢組にまた参加できて光栄です。
前回は、銃撃戦に巻き込まれていく転売屋。次は、どんな役か楽しみにしていたら、黒沢清×時代劇という刺激に、心躍りました。しかも、あの黒田官兵衛を演じるということで、どんな戦模様が描かれるのかと思いきや、また想像を超える時代劇とミステリーの融合。
僕は、ほぼ舌戦。知と血と地にまみれ、脳みそフル稼働の撮影でした。
対峙した時の荒木村重役の本木さんの瞳が忘れられません。
是非、劇場へ。
吉高由里子(村重の妻・千代保役)
「光る君へ」を見てこの役をやってほしいという黒沢監督のお気持ちを聞いて、自分の演じた役が次の役へと繋がるバトンとなりとても嬉しかったです。戦国時代は初めてで、その時代の死生観について学んだり悩んだり解せない感情にもぶつかったりもしました。たくさんの方が出演されていますが、私の役はほとんど本木さん演じる村重さんとしか関わりがなかったので、私も映画を観る日を楽しみにしています。
青木崇高(荒木久左衛門役)
国宝や重要文化財である城で撮影できたことはとても興奮しました。なかなか出来ない経験です。美しい形でありながら守りの要を果たしている、究極の機能美を感じました。天守閣からの眺めはとても素晴らしく、その領地を治める殿に仕える武将の気持ちを少しは感じられたかなと思います。映画「黒牢城」お楽しみあれ。
宮舘涼太(乾助三郎役)
乾助三郎を演じさせていただきました宮舘涼太です。
脚本の段階で、引き込まれると同時にすごく貴重な役をいただけたなと感じました。
豪華なキャストの方々、そして黒沢監督のもとで演じるプレッシャーを感じましたが、「沢山学ぶ、全てを出し切る」という気持ちを掲げて撮影に挑ませていただきました。この作品がどう映像化されていくのか完成がとても楽しみです。
「黒牢城」という作品はそれぞれが色々な角度で悩み、騙し、奮闘する、誰が正義なのか、そんな作品です。
観る方も自分がその時代を生きた一員だという目線で観ていただき作品を感じてもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
柄本佑(雑賀下針役)
黒沢清監督作品に出演する事は全ての俳優の憧れです。
もちろん御多分に漏れず僕も憧れています。
出演させていただいた今でさえまだ憧れている。
それほどまでに、アダルトで艶のある黒沢組の現場に興奮しました。
オダギリジョー(郡十右衛門役)
荒木村重という武将の謎の多さに大きな魅力を感じました。それを演じるのが本木さん。そして初の時代劇に挑まれるという黒沢監督。その現場をいち早く見られるなんて、役得と言うものでしょう。俳優やってて、良かったかもかも。
黒沢清(監督)
最高に面白い原作に出会えたことが何よりの幸運でした。ただ時代劇も推理ものも僕は初めてで、うまく映画化できるか不安もありました。時代劇の正しさについては、本木さんはじめキャスト、スタッフ全員が完璧に理解されていたので、その点は大丈夫です。あとは推理ものとして正しくできたかどうか。正直ここが大変難しかったのですが、荒木村重という人物の謎と魅力に導かれてどうにか駆け抜けました。
米澤穂信(原作者)
映画化のお話を頂き、とても光栄に思っています。原作は暗闇が映える物語なので、きっと、心に焼きつくような暗闇が見られることでしょう。楽しみにしています。
