2026.02.01 04:00
2026.02.01 04:00
上田竜也の主演舞台『リプリー』が5月6日(水)~24日(日)に東京グローブ座、5月29日(金)~31日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演されることが決定した。
本作は、舞台『赤シャツ』(21年)、『燐光のイルカたち』(22年)、『エレファント・ソング』(22年)、『Come Blow Your Horn〜ボクの独立宣言〜』(24年)など、ジャンルを横断して幾多の作品を手がけてきた演出家・宮田慶子が新たな視点で挑む最新作。多様な題材に向き合いながらも一貫した眼差しと表現を軸に据えてきた宮田が、自身ならではの演出で本作を立ち上げる。
原作はパトリシア・ハイスミスによる1955年のサイコスリラー小説『リプリー』。1960年にはアラン・ドロン主演で映画化され、日本でも『太陽がいっぱい』の邦題で公開されるなど世界的ヒットを記録。その後も1999年にマット・デイモン主演で再映画化されるなど幾度となく映像化され、近年ではNetflixシリーズ『リプリー』がアンドリュー・スコット、ダコタ・ファニング、ジョニー・フリン出演で配信された。
物語の舞台は1950年代初頭。息をするように嘘をつき、ニューヨークで自堕落に暮らしていた青年トム・リプリーのもとに、ある富豪から「イタリアで放蕩生活を送る、息子のリチャードを連れ戻してほしい」という依頼が舞い込む。イタリアに渡ってリチャードに近づき、親交を結ぶトム。そしてナポリ、ローマ、サンレモなど各地で“素晴らしい日々”を過ごしたトムは、やがてリチャードに対して次第に羨望と執着が入り混じる感情を抱くようになる。
日本初上演となる本作で、上田竜也が演じる主人公は巧妙で冷酷でありながら人を惹きつけるトム・リプリー。デビュー以降、映像・舞台の双方で幅広く活躍する上田は、近年では音楽劇『謎解きはディナーのあとで』(25年) 、『破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~』(24年)、『Endless SHOCK』(24年)などに出演。現在はドラマNEXT『聖ラブサバイバーズ』(TX)にも出演している。
共演には、トムとの出会いで人生が変わっていく青年・リチャード・グリーンリーフ役は、舞台 『ピローマン』(24年)、ドラマ『介護スナック ベルサイユ』(25年/THK)、大河ドラマ『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』(25年/NHK)への出演も記憶に新しい木村了。また、トムを警戒する可憐な女性マージ・シャーウッド役は宝塚歌劇団退団後も精力的に活動し、ミュージカル『二都物語』(25年)、ドラマ『未来の私にブッかまされる!?』(24年/NHK)のほか、現在はミュージカル『ISSA in Paris』に出演中の潤花。他にもリチャードの友人であるフレディ・マイルス役には板倉武志、イタリアに生きるティーンエイジャーのファウスト役には長友郁真、ある依頼を通してトムと関わりをもつことになるリチャードの両親を川上麻衣子と鶴見辰吾が演じる。なお本作ではトムとリチャードを除く登場人物を俳優5名が複数の役を兼任して演じ分ける構成となり、その配役は原作においても重要な要素となっている。

本日の情報解禁に合わせ、撮り下ろしの上田竜也のイメージビジュアルが到着。さらに演出の宮田慶子と上田竜也、木村了、潤花のコメントも到着した。
コメント一覧
宮田慶子(演出)
P・ハイスミスの小説によって生み出された『リプリー』。非道徳な詐欺師・犯罪者でありながら、その華麗さと上品さ、不安定に揺れる繊細な心が世界中のファンを惹きつけてきました。舞台として挑戦できることにとても興奮します。集中力が高く、シャープで陰影のある人物造形をなさる上田竜也さんが作り出してくださる『リプリー』に今からワクワクしています。息の詰まるようなサスペンスと、空間が自在に行き来する舞台を楽しみにしていただきたいと思います。
上田竜也(トム・リプリー役)
最近は穏やかな役が続いていたため、本作のような役どころに久しぶりに出会えたことを嬉しく思っています。私が演じるトム・リプリーは、カリスマ性があり、人を惹きつける魅力のある青年です。どんな性格だとしても、それは一種の才能だと思います。 宮田さんの演出は初めてなので楽しみですし、宮田さんが求める世界観に応えられるよう、共演者の皆さんとチームワークよく一致団結して作品を作り上げてまいります。ご覧いただく皆様の集中力を一瞬たりとも切らさないよう、全身全霊で役に向き合っていきます。どうぞご期待ください。
木村了(リチャード・グリーンリーフ役)
映画で何度も観てきた『リプリー』を、舞台で演じられることを大変光栄に思っています。一筋縄ではいかない作品ですが、演出の宮田慶子さんのもと、主演の上田竜也さんをはじめ、出演者の皆さんと真摯に向き合いながら立ち上げていきたいです。ぜひ劇場でご覧ください。
潤花(マージ・シャーウッド役/ソフィア役)
良い人悪い人のくくりではない人間らしさというところに常に魅力を感じます。
今回お話をいただきそれぞれの人物像でしたり題材が犯罪小説、全てが初めての挑戦でして、今の自分に新たな引き出しができるのではと挑戦したい気持ちでいっぱいでした。人間の本質的な部分に触れながらも新たな世界が見えるのではと意気込んでおります。この作品そしてお役に丁寧に向き合いながら初めましての皆様と大切に時間を積み重ねていきたいです。