2026.01.13 07:00
2026.01.13 07:00
中島健人が主演を務めるNetflixシリーズ『SとX』が、年内の世界配信に向けて制作されることが決定した。
Netflixが新たに手掛ける本シリーズは、講談社「モーニング」で連載された多田基生による漫画『SとX〜セラピスト霜鳥壱人の告白〜』の実写化。Netflix映画『桜のような僕の恋人』や海外ドラマ『コンコルディア』に出演した中島が、本作では真面目さと温もりを併せ持つセックスセラピスト・霜鳥壱人(しもとり・いちと)を演じる。
物語の舞台は主人公・霜鳥が勤める「霜鳥クリニック」。そこにはセックスレスやED、不倫、性的トラウマ、更年期障害など、誰にも打ち明けられない多様で切実な性の悩みが日々寄せられる。周囲からの偏見にさらされながらも一人ひとりの声に誠実に向き合う霜鳥だが、彼自身もまた人知れず悩みを抱えていた。「セックスに悩んでいない人なんていませんよ」という言葉をキーワードに、生殖にとどまらず愛情表現や自己肯定感にも深く関わる“性”というテーマを通し、人間関係や自分自身を見つめ直すヒューマン・ラブストーリーが描かれる。
原作者の多田は「原作漫画を執筆する中で、『性の悩みをひとりで抱え込まなくていい』『相談できる場所がある』という思いを大切に描きました。中島健人さんがこの複雑なキャラクターをどう表現してくださるのか、いち視聴者としてすごく楽しみにしています!」と中島が演じる霜取への期待を寄せた。また、中島は本作への出演にあたり「セックスセラピスト・霜鳥が、性に悩む患者の心情に細部まで目を向け優しく相手の気持ちを汲み取る姿は、僕が音楽を創造するプロセスとも、とてもよく似ていると感じました。そして、今の自分ならできると思いオファーをお受けしました」と意気込みを明かす。
さらに、プロデュースを務める瀬戸麻理子は「この作品は、真正面から性と心の内に向き合う物語です。性の悩みは人それぞれ。何が正しく何が間違っていると決めつけがちな昨今の風潮に流されることなく、他者と向き合い、話を聞き、相手に寄り添うことの大切さを伝えられたらと願っています」とコメント。大胆さと繊細さをあわせ持つ原作を中島とともに作り上げた草野翔吾監督は「霜鳥がクライアントの悩みに寄り添うよう、観る人の悩みにもそっと寄り添う作品になったと思います」と手応えを語った。
コメント全文
中島健人(霜鳥壱人 役)
「アイドル」である自分が、「セックス」をテーマにした作品に取り組む意義について、深く考えました。Netflix映画『桜のような僕の恋人』の撮影時からプロデューサーと「次はどんな作品を届けられるか」を話し合いピッチを重ねていました。4年越しにNetflixチームから「世界共通のテーマであり普遍性のある作品を、中島健人とぜひやりたい」とオファーをいただきました。セックスセラピスト・霜鳥が、性に悩む患者の心情に細部まで目を向け優しく相手の気持ちを汲み取る姿は、僕が音楽を創造するプロセスとも、とてもよく似ていると感じました。そして、今の自分ならできると思いオファーをお受けしました。
完成した台本を読んだ時、性を描く作品の尊さを強く感じました。エピソードごとに、誰かが共感できる性の話が描かれていると思います。それは、今の自分にはまだ当てはまらなくても、近い未来か、あるいは遠い未来に、いつか自分自身も感じるかもしれない「性の出来事」なのではないか。そう深く共感していただける内容になっていると思います。
草野翔吾(監督)
セックスセラピストという馴染みのない職業の人物が、「セックスに悩んでない人なんていません」と宣言する場面から始まる原作は、その大胆な導入とは裏腹に、大切なことを繊細に描いた作品でした。その主人公・霜鳥を中島健人さんが明晰な思考と鋭い感性で、時にセクシーに、時にコミカルに、そして何より魅力的に演じています。霜鳥がクライアントの悩みに寄り添うよう、観る人の悩みにもそっと寄り添う作品になったと思います。
多田基生(原作)
性の悩みは誰にとっても身近でありながら、避けられ、場合によっては誤解や偏見のもとで語られがちです。原作漫画を執筆する中で、「性の悩みをひとりで抱え込まなくていい」「相談できる場所がある」という思いを大切に描きました。この作品を通して誰かの背中を押すことができれば嬉しいです。
映像という形で物語がどんなふうに広がるのか、とてもワクワクしています。また、主人公の霜鳥壱人は、他者に寄り添う医師でありつつも、本人も傷を抱えています。中島健人さんがこの複雑なキャラクターをどう表現してくださるのか、いち視聴者としてすごく楽しみにしています!
瀬戸麻理子(プロデューサー)
『SとX』は、「性」を扱ってはいますが、それを過激にセンセーショナルに描写することは一切意図していません。この作品は、真正面から性と心の内に向き合う物語です。性の悩みは人それぞれ。何が正しく何が間違っていると決めつけがちな昨今の風潮に流されることなく、他者と向き合い、話を聞き、相手に寄り添うことの大切さを伝えられたらと願っています。草野監督の丁寧な演出と、中島さんの真摯な表現力が、物語をより温かく、深く彩っています。ぜひ、この物語を最後まで見届けてください。
秋田周平(エグゼクティブ・プロデューサー/Netflix)
『桜のような僕の恋人』に続き、中島健人さんと今度はNetflixシリーズで、そして「性の悩み」をテーマに挑戦する本作でご一緒することができて、大変嬉しく思います。原作の多田基生先生による、セックスセラピスト・霜鳥壱人の成長と恋愛を描いたヒューマン・ラブストーリーを、時に繊細に、時にユーモラスに表現いただきました。「建前」と「本音」という日本文化の中で、誰もが人に言えず抱えている「性の悩み」に焦点を当てながら、前向きでポジティブなメッセージが詰まった作品をお届けできればと思いますので、ぜひ配信を楽しみにお待ちいただければと思います。