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少女2人の現実と非現実が溶け合う映像を児山隆が監督

映画『万事快調』の世界観と連動したNIKO NIKO TAN TAN新曲MV公開、南沙良&出口夏希も出演

2025.12.05 20:00

2025.12.05 20:00

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南沙良と出口夏希のW主演映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』の主題歌で、NIKO NIKO TAN TANの新曲「Stranger」のMVが公開された。

『万事快調〈オール・グリーンズ〉』は、第28回松本清張賞を満場一致で受賞した波木銅による同名小説の映画化。未来が見えない町に暮らす高校生たちが、自分たちの夢をかなえるために一攫千金を狙おうと同好会「オール・グリーンズ」を結成し、禁断の課外活動を始める姿を描く。

ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈とした日々を送る朴秀美役には、今年『愛されなくても別に』で主演を務め、ゆりやんレトリィバァ初監督作品『禍禍女』の主演も決定している南沙良。陸上部のエースで社交的、スクールカースト上位に属しながらも家庭では問題を抱える映画好きの矢口美流紅役には、『赤羽骨子のボディガード』(24年)や『か「」く「」し「」ご「」と「』(25年)など話題作への出演が続く出口夏希。また、2人と共に同好会「オール・グリーンズ」を結成する岩隈真子役には、劇場アニメ『ルックバック』(24年)でW主演を務め、海外映画に初出演した『KARATEKA』のスペイン公開を来年に控える吉田美月喜。さらに羽村仁成、金子大地、黒崎煌代など旬なキャストが集結し、監督は『猿楽町で会いましょう』の児山隆、音楽はヒップホップトリオDos Monosのフロントマンである荘子itが担当した。

NIKO NIKO TAN TAN「Stranger」 MV

主題歌「Stranger」は、ジャンルを超越した音楽×映像×アートを創造するクリエイティブミクスチャーユニットNIKO NIKO TAN TANによる書き下ろし楽曲。12月3日(水)より配信中の同楽曲は「青春」をテーマに、映画に登場する女子高生たちの諸刃な青い疾走感と作中のモチーフである緑を重ね、碧色をイメージに制作された。解禁されたMVの監督は映画と同じく児山隆が務め、W主演の南沙良と出口夏希も出演。何かに導かれるようにして手繰り寄せ合う少女2人が織りなす現実と非現実が溶け合った映像空間であり、映画の世界観と連動した作品となっている。

児山隆監督 コメント
フジロックでOCHANと初めて飲んだ。「Stranger」を作る制作の過程、思い、そんな話をしながらベロベロに泥酔していたと思う。REDMARQUEEにはヒロトとマーシーが来ているらしい、しまった行っておけばよかったなんて言いながら、でも楽しくてずっと話していた気がする。もし万が一、億が一、僕が「Stranger」のMVを撮るなら、そんな話をしたかどうか、記憶も曖昧になるほど飲んでいた。数日たって、プロデューサーから連絡が来た。「Stranger」のMVを撮ってほしいとのことだった。OCHANはMVの話をしたことを憶えていたんだ。なんだかそれが嬉しかった。
南さんと出口さんが出演を快諾してくださり、映画のロケ地で撮影することができた。僕たちにとってなんだかご褒美みたいな撮影だった。たぶんOCHANに話した内容のMVになっている、と思う。「ビデオ最高す!」とOCHANから連絡が来てうれしくてやっぱり飲んだのを憶えている。

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作品情報

万事快調〈オール・グリーンズ〉

©︎2026「万事快調」製作委員会

©︎2026「万事快調」製作委員会

万事快調〈オール・グリーンズ〉

2026年1月16日(金)新宿ピカデリー他全国公開
配給:カルチュア・パブリッシャーズ

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

原作:波木銅「万事快調〈オール・グリーンズ〉」(文春文庫)
監督・脚本・編集:児山隆

出演:南沙良 出口夏希/吉田美月喜 羽村仁成 黒崎煌代/テイ龍進 松岡依都美 安藤裕子/金子大地
主題歌:NIKO NIKO TAN TAN 「Stranger」 (ビクターエンタテインメント/Getting Better)

NIKO NIKO TAN TAN デジタルシングル『Stranger』

『Stranger』ジャケット

『Stranger』ジャケット

NIKO NIKO TAN TAN デジタルシングル『Stranger』

2025年12月3日(水)リリース

配信はこちら

俳優。2002年6月11日生まれ、東京都出身。
映画『幼な子われらに生まれ』(2017年8月公開)で女優デビュー。翌年の初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018年7月公開)で、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞し、その演技力が高く評価される。近年の出演作に、映画『女子高生に殺されたい』、主演映画『この子は邪悪』、Netflixシリーズ「君に届け」、NHK大河ドラマ『光る君へ』などがあり、現在は、DMMTVオリジナルドラマ『外道の道』が配信中。

NIKO NIKO TAN TAN

アーティスト情報

2019年結成。
ジャンルを超越した音楽×映像×アートを創造する、クリエイティブミクスチャーユニットNIKO NIKO TAN TAN(ニコニコタンタン)。音楽はOCHAN(オオチャン/Vo,Synth,etc/作詞作曲編曲/イラスト)、Anabebe(アナベベ/Dr/編曲)が担当。VJ・アートワークはDrug Store Cowboy(ドラッグストアカウボーイ/映像/アートディレクター/モーショングラフィック)がプロデューサーを務める。音楽・映像・アートを自らがクリエイトし、音楽性においても自由な発想で様々なジャンルの要素を取り入れたオルタナティブミュージックを追求する、まさに「ミクスチャー」なクリエイティブを生むユニット。
FUJI ROCK FESTIVALや、SUMMER SONIC、GREENROOM BEACH、OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVALなど大型フェスにも多数出演し話題となる。
2024年4月、ビクターエンタテイメント/Getting BetterよりメジャーデビューしZepp Shinjuku (TOKYO)含む初の東名阪2マンツアーはSold Out!
2024年8月MAJOR 1st ALBUM 「新喜劇」をリリースし、全国6都市を回るワンマンツアー「新喜劇」 を完遂。
2025年は、ニ(2) コ(5)にちなみ、『ニコニコイヤー』と称して、国内外問わずさらに規模を拡大して活動中。CM・映画への楽曲起用など、各方面から注目を集めている他、RISING SUN ROCK FESTIVALなど今年も大型フェスに多数出演が決定。更にパリ JAPAN EXPO 2025 に出演するなど欧米を含め、アジアでのグローバル展開も本格始動。
日本のカルチャーと独自の音楽・アート表現を掛け合わせたスタイルは、海外のオーディエンスからも注目を集めている。秋には自身最大キャパシティとなるワンマンライブ NIKO NIKO TAN TAN『!』ONE-MAN TOUR 2025を9/22(月)大阪Music Club JANUS、10/3(金) 東京 O-EASTにて開催した。

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