2025.11.12 11:30
©2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2025.11.12 11:30
おもちゃたちの世界を舞台に、人とおもちゃのかけがえのない絆をドラマティックに描いたディズニー&ピクサー『トイ・ストーリー』シリーズの最新作『トイ・ストーリー5』の映像とポスターが全世界で解禁された。
解禁された映像は、子ども部屋に届けられた箱を前にレックスとスリンキー・ドッグは震え、フォークとナイフでできたおもちゃのフォーキーとカレン・ビバリーは目を覆い、ミスター・ポテトヘッドはすかさずミセス・ポテトヘッドの目を剥ぎ取り、ジェシーとブルズアイが怯えきっている表情を浮かべるシーンからはじまる。まるで30年前に『トイ・ストーリー』の冒頭で描かれた、〈アンディの一番のお気に入りのカウボーイ人形・ウッディたちのいる子ども部屋へ誕生日プレゼントとして届いた最新式のおもちゃ、バズ・ライトイヤーに恐怖するおもちゃたちのシーン〉を思い出すような胸が高鳴る演出となっている。
そしておもちゃたちに「おもちゃの時代は…もう終わり?」というコピーが突きつけられると、おもちゃたちのライバルになるであろう箱の中身が、現代の子どもたちも夢中になっているタブレットであることが明らかになる。「やったー!うれしい!ありがとう!」と大興奮するおもちゃたちの持ち主・ボニーに、タブレットは「こんにちは!わたしはリリーパッド。一緒にあそぼう!」ととびきり明るい声で話しかける。映像のラストには全世界待望のウッディとバズ・ライトイヤーが登場し、2人がリリーパッドという最新のテクノロジーに怯え、震えながら抱き合うというコミカルなシーンで幕を閉じる。
本作で監督・脚本を務めるのは『トイ・ストーリー』シリーズのすべてを手掛けたアンドリュー・スタントン。ピクサー・アニメーション・スタジオ チーフ・クリエイティブ・オフィサーであり、自身も1作目からシリーズに関わり続けるピート・ドクターは「彼はトイ・ストーリーのすべての映画で脚本を書いている天才です」と友人でもあるアンドリューを評している。彼がシリーズを通して語ってきたことは〈おもちゃは子供たちのためにあるものだ〉というテーマで、劇中で描かれるウッディとバズは対立する事も多いが〈おもちゃにとって一番大切なことは、“子供のそばにいること”〉だと信じる姿を描いてきた。
しかしテクノロジーが溢れ、子供たちが電子機器に夢中になっている今の時代においては“おもちゃ”の本当の役割が問われる。アンドリューは「『トイ・ストーリー5』で、おもちゃたちはとても大変な状況に直面することになります。今の子供たちは電子機器に夢中。おもちゃはかないません。テクノロジーがどこにでもある今の時代、おもちゃには、携帯、タブレットなど、強力なライバルがいるのです」とコメント。さらに、ピートは本作のテーマの一つを「トイ・ミーツ・テクノロジー(Toy Meets Tech)」だとし「いまウッディはボーと一緒に迷子のおもちゃたちを助けるために働いているし、バズとジェシーはボニーの部屋のリーダーで彼らは別々の所にいる。でもリリーパッドの登場で“本当に子供に必要な事”について、おもちゃたちは対立するんだ。ウッディは助けを求められて戻ってくるんだけど、ウッディとバズは意見がいつも合うわけじゃない。これ以上ネタバレしたくないから、ここからの展開は言わないでおくね!」と最新作の概要を自信たっぷりに明かしている。

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ピクサーには〈過去作を上回る“語るべき物語”がある場合以外は続編を作らない〉という信念があるが、本作は彼らが自信を持って贈りだす“シリーズ最高”の物語。ディズニー&ピクサーが原点に立ち返り製作する、全世界待望のシリーズ最新作『トイ・ストーリー5』は2026年夏公開。
