2025.10.10 07:00
2025.10.10 07:00
11月22日(金)より鹿児島県にて先行公開、12月5日(金)より全国公開される映画『天文館探偵物語』の予告編と本ポスター、主演を務める寺西拓人のコメントが解禁された。
本作の舞台は南九州一の繁華街、鹿児島県の天文館。人情に厚い探偵の主人公・蓮が訳ありのシングルマザーに手を差し伸べたことで天文館の再開発問題に巻き込まれていく物語で、無謀と知りながらも街を想い人との絆を大切にする探偵たちの姿を描く。
映画初主演となる寺西拓人が主人公・宇佐美蓮を演じ、シングルマザー・橋口凪には『劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ』(24)の大原優乃。さらに蓮の相棒・健斗に映画『青すぎる、青』(23)の新進俳優・肥後遼太郎が抜擢され、蓮たちと対立する政治家の息子・板倉靖幸を室龍太、凪の息子の誘拐犯・蒲生清彦を高田翔が演じ、凪の兄で医者の橋口拓海を友情出演の原嘉孝が演じる。
さらに蒲生と誘拐を企てる反社・吉田三郎には俳優として活躍しながら鹿児島弁・薩摩弁指導者でもある西田聖志郎、蓮たちが世話になるBAR兼託児所のオーナー・有村悠一郎役には鹿児島在住の俳優・新名真郎が登板。そして大物政治家の秘書・大森渉役を親衛のSHIGETORAが務め、その大物政治家・板倉雄馬を西岡德馬が扮し作品に重厚感を添える。メガホンをとるのは『うちのじいじは字が書けない』が「29thキネコ国際映画祭」グランプリを受賞した諸江亮。本作では脚本と監督を務めた。
解禁された本予告は、密かに探偵業を営む寺西演じる蓮(寺西拓人)が天文館モールをアロハ姿で歩く姿から始まる。続いて映るのは、小さな息子の手を引きながら帽子を深くかぶり周囲を警戒しながら歩くシングルマザー・凪(大原優乃)、蓮の相棒の健斗(肥後遼太郎)の姿。そんな中、凪の息子が何者かに連れ去られ、政治家の板倉が蓮に「君はどうして、そこまで天文館を守りたいんだね?」と問いかける。
C&Kの書き下ろしによる主題歌「相思相愛 with SOIL&”PIMP”SESSIONS」の軽快な音楽に乗せて映像の後半に映し出されるのは、天文館が再開発されることを知り動き出す蓮と健斗や、その一方で凪が元夫の靖幸に息子の翔真を渡すと告げる場面。そして最後には「前を向いて歩くんだよ!下ばかり向いてたら光に気づかないだろ。」と蓮が優しく凪に語りかけ、温かな感動を予感させる映像となっている。
併せて解禁された本ポスターは、鮮やかなアロハシャツ姿で夕暮れの鹿児島湾をバックに憂いを帯びた主人公・宇佐美蓮の姿に「守りたい人たちがいる。 その想いが勇気になる。」とキャッチコピーが添えられている。そして天文館に引き寄せられた凪、親友の健斗、再開発を進める板倉雄馬などそれぞれの思惑を秘めた面々も顔を揃える。
寺西拓人(宇佐美蓮役)コメント
・撮影時の思い出や印象深かったこと
同じ会社の仲間も、たくさん出てたので、みんなで協力しながら楽しんで撮影できたかな、と思います。
撮影では、実際に路面電車が動いている街中を自転車で走るシーンはすごく印象深いです。
(鹿児島名物では)キビナゴのお刺身を初めて食べたんです。キビナゴというと唐揚げとか火が通ってるイメージだったんですが、それを酢味噌か何かで食べました。
・映画を見る方へメッセージ
すごく人情の溢れる鹿児島の天文館という地域のお話です。鹿児島に生きる皆さん、天文館に生きる皆さんの魅力が存分に伝わる作品になっているんじゃないかと思います。ぜひ、おたのしみください。