2025.09.02 05:00
©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2025.09.02 05:00
山﨑賢人が主演を務める『ゴールデンカムイ』の映画第2弾【網走監獄襲撃編】が2026年3月13日(金)に公開されることが決定し、ティザービジュアルと特報映像が解禁された。
原作は2022年4月まで週刊ヤングジャンプにて連載されていた野田サトルによる大人気コミック。明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと厳しい大自然の中で一癖も二癖もあるキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクションが多くのファンを魅了し、2025年8月時点でコミックス累計発行部数は3,000万部を突破している。
その独特の世界観から「実写化は不可能」と思われていた一大実写化プロジェクトが、2024年1月19日公開の映画を皮切りに始動。映画第1弾は公開週の週末動員ランキングでは堂々の1位を獲得し、SNSでは「漫画原作の実写化では最高傑作」など絶賛の声が相次いだ。 そんな盛り上がりを引き継ぐ続編として、同年10月からはWOWOWにて『連続ドラマW ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編-』が放送・配信。新たに登場する個性的なキャラクター達とのバトルも絶賛され、続くNetflix・Global配信でも映画版は59の国と地域でTOP10入りを果たし、週間グローバルTOP10(非英語映画)で初週1位を獲得するなど快挙を成し遂げた。
物語の主人公は「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一。アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知った杉元は、父を金塊強奪犯に殺されたアイヌの少女アシㇼパと出会い行動を共にすることになる。一方で金塊を奪った男「のっぺら坊」は捕まる直前に金塊を隠し、収監後そのありかを記した刺青を彫った24人の囚人を脱獄させていた。同じく金塊を狙うのは、日露戦争を命懸けで戦うも報われなかった師団員のために北海道征服を目論む大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉。そしてもう一人は、戊辰戦争で戦死したはずの新撰組「鬼の副長」こと土方歳三。刺青は24人全員で一つの暗号になるといい、それぞれの使命を果たすため苛烈な刺青囚人の争奪戦が勃発。続編では、すべての謎を知る「のっぺら坊」が収監された網走監獄での闘いが大スクリーンで描かれる。
本作の主演で陸軍兵・杉元佐一(すぎもと・さいち)を演じるのは、『キングダム』『今際の国のアリス』シリーズなど数々の作品で国内外から高く評価される山﨑賢人。杉元と共に埋蔵金の在りかの手掛かりが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて旅をするアイヌの少女・アシㇼパには山田杏奈。その他、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、栁俊太郎、大谷亮平、中川大志、北村一輝、池内博之、井浦新、そして玉木宏、舘ひろしら、個性豊かな実力派キャストが大集結した。
制作プロダクションは『キングダム』シリーズや『国宝』を手掛けたCREDEUS。また、今作の監督は『連続ドラマW ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編-』の第3話と第 5〜8話を手掛けた片桐健滋。引き続き脚本には『キングダム』や『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』シリーズの黒岩勉、音楽は『キングダム』やNetflixドラマ「今際の国のアリス」シリーズのやまだ豊が名を連ね、盤石の布陣で埋蔵金争奪サバイバル・バトルの続編が始動する。
解禁されたティザービジュアルに映るのは、炎の中で銃を構える杉元とアシㇼパ、そして背後には網走に収監されていると言われる「のっぺら坊」の姿。二人の運命の行方が気になるスペクタクル感溢れるビジュアルとなっている。また、特報映像には杉元やアシㇼパをはじめ、白石由竹(矢本悠馬)、尾形百之助(眞栄田郷敦)、鶴見中尉(玉木宏)、土方歳三(舘ひろし)とお馴染みの面々が続々登場。大挙して押し寄せる囚人たちの姿に「俺は不死身の杉元だ!!」と叫びながら銃を構える杉元の姿も映され、今作でもダイナミックな激闘シーンを期待させる特報映像となっている。
コメント一覧
山﨑 賢人(杉元 佐一役)
ゴールデンカムイの続編が来年3月公開!
ついに杉元達が網走監獄へ行きます。
金塊を追い求めた三つ巴の戦いはまだまだ続きます!
新たなキャラクターも出てきますし、原作でも人気のシーンも描かれていて前作とは異なる面白さ、緩急もあり、クオリティもアップしています!
来年の3月にまたスクリーンで杉元達が繰り広げる物語を皆さんにお届けすることができてとても嬉しいです。
パワーアップしたゴールデンカムイ続編をお楽しみに!
山田 杏奈(アシㇼパ 役)
再びアシㇼパを演じることができてとても嬉しいです。今作では網走を軸にストーリーの肝にもなるのっぺらぼうの足跡を追っていく大切な映画になっています。役を演じる上で丁寧に、真摯に伝えることを心がけていました。映画ゴールデンカムイ続編を楽しみにしてくださっている皆さまにしっかりと胸を張ってお届けできる作品になっているかと思います。公開を楽しみにしていただけたら幸いです!
野田サトル(原作)
ゴールデンカムイという作品の全体を通して
大きな転換点ともいえる網走監獄を舞台にしたエピソードで、
スタッフの皆様も気合が入っていたと思われます。
一度だけスタジオにお邪魔出来ましたが、
実物大の監獄の門のセットもあり圧倒されました。
大迫力の網走監獄、劇場でぜひ観て頂きたいです。
原作者の僕は舎房で殺される囚人としてカメオ出演を希望し
囚人服まで用意してもらったのに、
スケジュールが合わず断念しまして非常に悲しいです。
鶴見中尉に殺されたかった。
片桐 健滋(監督)
雪が降らないと言われた場所で、日々、雪に見舞われ。豪雪でセットが倒壊したりと、自然に翻弄された撮影を皆で乗り切り、やっと仕上げに至りました。原作で映像化の困難な部分は、沢山、野田先生にアイデアを頂きました。最後まで観客を楽しませたい!と、執筆にお忙しい中、真摯にアドバイスを頂けたことに感謝しています。緻密に練られた、それぞれの思惑が交差する網走監獄襲撃編、是非、スクリーンでご覧ください。
CREDEUS・松橋 真三(プロデューサー)
大ヒットとなった劇場版『ゴールデンカムイ』、そしてWOWOW で史上1 位の大ヒット(※)となった連続ドラマ『北海道刺青囚人争奪編』。日本映画やドラマの枠を大きく超えた資本と、日本映画界の才能を結集させ、大ヒットシリーズとして成長している本シリーズですが、いよいよ、新作『網走監獄襲撃編』をお届けできる運びとなりました。物語は面白く、謎解きはストーリーを牽引し、命がけのアクションは胸を熱くし、愛と友情は深まり涙がむせびます。そして、必ず笑えると約束します。今までの復習も大切だけど、間に合わなくても大丈夫。映画の冒頭にこれまでのおさらいを入れています。ファンの皆様もこれからご覧になる方も、ぜひお楽しみに!
大瀧 亮(WOWOW)
前作で多くのお客様に観ていただき、そして凄まじく好評をいただけたことを嬉しく思います。主人公・杉元たちの旅はいよいよ金塊争奪戦のターニングポイントを迎えます。前作に続き素晴らしいキャストとスタッフに集結いただきました。新しいキャラクターも参戦しますが、こちらは是非解禁をお待ちいただければと思います。
本作に関わる全ての人の叡智の結集により、更に大スケールの物語と映像をお届けしますので、是非映画館で体験ください!