事務所の先輩・長尾謙杜との関係性が物語に与えた説得力とは
映画初出演の真弓孟之が堂々の存在感を放つ『恋に至る病』新写真解禁、主演2人との共演シーンも
2025.08.27 12:00
©︎2025『恋に至る病』製作委員会
2025.08.27 12:00
長尾謙杜と山田杏奈がW主演を務め、10月24日(金)に公開される映画『恋に至る病』の新たな場面写真4点が解禁された。
本作は不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じるピュアで刺激的なラブストーリー。原作は斜線堂有紀による同名小説で、その映画化では『月の満ち欠け』で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木隆一が監督を務める。
今回解禁されたのは、宮嶺望(長尾謙杜)や寄河景(山田杏奈)のクラスメイトで学級委員を務める井出翔太(真弓孟之)の姿と、宮嶺や景との日常を収めた場面写真4点。長尾が所属する「なにわ男子」の後輩にあたる「AmBitious」のメンバーで本作が映画初出演となる真弓が演じる井出は、転校してきた宮嶺を気に掛け、同級生の不審死が起きても同じ学級委員の景と冷静にクラスをまとめるなど周囲から信頼される存在。解禁された写真には学級委員としての落ち着いた佇まいや、人を安心させる空気感を纏った姿が収められており、真弓自身のまっすぐな魅力が役柄と自然に重なって唯一無二のキャラクターを作り上げている。

真弓はこれまで舞台や音楽活動を通して着実に表現力を磨き、最近ではTBS系日曜劇場『御上先生』での生徒役ではアドリブにも挑戦するなど、俳優としての存在感を発揮してきた。プロデューサーは「初めての映画出演とは思えない落ち着きを感じました」と、その堂々たる立ち振る舞いを絶賛。さらに「ご自身の爽やかで芯の通ったまっすぐな魅力が、この役柄をさらに輝かせてくれたと感じています。堂々とした演技を見せてくれましたし、今後も色々な作品での活躍を期待しています」と将来性に大きな期待を寄せている。

また、本作ではW主演の一人で事務所の先輩でもある長尾との共演も見どころの一つ。ともに関西出身ということもあり現場では自然に言葉を交わしていたようで、プロデューサーも「撮影中、長尾さんが真弓さんを下の名前で呼んだり、とても良い距離感でコミュニケーションを取られていました。その微笑ましい雰囲気に、現場全体が明るくなっていました」と撮影を振り返る。先輩・後輩という枠を超えた俳優としての二人のやりとりはスクリーンからも滲み出ており、クラスメイト同士の自然な関係性として物語に説得力を与えている。
場面写真 ©︎2025『恋に至る病』製作委員会