2025.08.12 07:00
©2025「君の顔では泣けない」製作委員会
2025.08.12 07:00
芳根京子主演、髙橋海人共演で11月14日(金)に公開される映画『君の顔では泣けない』の本予告とメインビジュアルが解禁された。
原作は、君嶋彼⽅の同名小説。監督は『決戦は⽇曜⽇』(22)の坂下雄⼀郎が務めた。主人公は、⾼校1年⽣の夏に⼀緒にプールに落ちたことがきっかけで⼼と体が⼊れ替わってしまった坂平陸と⽔村まなみ。⼊れ替わったことは2⼈だけの秘密にしたまま彼らは進学し就職、さらに結婚や出産など⼈⽣の転機を経験していく。しかし⼊れ替わったまま15年が過ぎた30歳の夏、まなみは「元に戻る⽅法がわかったかも」と陸に告げる。
坂平陸役と⽔村まなみ役には、今回が初共演の芳根京⼦と髙橋海⼈。さらに⻄川愛莉と武市尚⼠が⾼校⽣時代の陸とまなみを演じるほか、中沢元紀、前原滉、林裕太がキーパーソンを、⼤塚寧々、⾚堀雅秋、⽚岡礼⼦、⼭中崇が陸とまなみの両親役を務め物語を⽀えている。
解禁された本予告は、プールの水の中に高校生の2人が落ちてくるシーンから始まる。180度⽣活が変わってしまった2人にとってはクラスメイトとの会話も⼾惑いだらけだったが、そんな中でも“坂平陸”として⽣きるまなみは、流れに⾝を任せて彼⼥を作ったりとそつなく過ごしており、陸はやきもきしながら学⽣⽣活を過ごしていた。そこから15年間、⼀度も元に戻ることのなかった2人は秘密を共有しながら様々な出来事を経験していく。そして30歳になった夏、突然まなみが「もし元に戻る⽅法がわかったって⾔ったら、どうする?」と問いかける。
そして、混乱する2人が「元に戻る気ないだろ」「戻りたくないわけないでしょ!」と感情をぶつけあう場⾯や陸が「俺の顔で情けなく泣かないでくれる?」と⾔い放つ場⾯が映し出される。⼊れ替わったことで⽴ち会えなかった“本当の”親との別れや叶えることのできない夢もありながら、それでも⼤切なものを積み重ねてきたこれまでを振り返る2人。元に戻る決断をするのか、このまま互いの⼈⽣を⽣きていくのか、陸とまなみが最後に選ぶ未来とは。溢れる感情、⾔えなかった本⾳が繊細な表情とともに映し出される予告編となっている。
併せて解禁となったメインビジュアルは、陸とまなみが年に1度集い近況報告をする喫茶店「異邦⼈」での表情を切りとったもの。穏やかな表情の2人に「⼈⽣を交換したのが、君でよかった」というキャッチコピーが添えられている。