2025.08.05 07:00
2025.08.05 07:00
ゆりやんレトリィバァが初めて監督を務める映画『禍禍女(まがまがおんな)』が2026年に全国公開されることが決定し、特報映像とティザービジュアルが解禁された。
「女芸人No.1決定戦 THE W」「R-1グランプリ」の王者としてその名を轟かせるだけでなく、2024年にはNetflixシリーズ『極悪女王』で主演を務め、さらには活動の拠点をアメリカ・LAに移すなど世界を舞台に活躍するゆりやんレトリィバァ。さらに、今年7月16日にはYURIYAN RETRIEVER名義でソロアーティストとしてメジャーデビューを果たした。
本企画は2021年のあるテレビ番組でゆりやんが「映画監督」への挑戦を口にしたことがきっかけとなり、本作のプロデューサーがコンタクトを取り始動。2024年のカンヌ国際映画祭の開催期間中には、現地で映画監督デビューが発表され話題となった。プロデューサーは撮影までの約1年間ゆりやんと頻繁に会って恋バナを聞き続けたといい、ゆりやんの今までの恋愛の全てが詰め込まれた映画となっている。
解禁された特報は、真っ赤なリップが塗られた女性や制服姿の女子たちが口々に「禍禍女」と囁く、どこかおどろおどろしくもインパクトのある映像。「監督は誰?」と英語で問われると真っ赤なリップの女性の正体が明かされ、ゆりやんが登場。映像はそこから一変し、実際の撮影現場で「よーい、スタート」と声を上げる映画監督・ゆりやんレトリィバァの姿で映像が締めくくられる。併せて解禁されたティザービジュアルは「次は映画監督!」という大きな文字と共に笑顔のゆりやんが収められた一枚で、今のゆりやんの勢いを感じさせるビジュアルとなっている。
ゆりやんは初の映画監督業について「昔から映画が大好きで、映画の世界に憧れがありました。この度、映画監督として初監督作品を完成できたことは大変嬉しくありがたく光栄な気持ちです。ありがとうございます。芸人としての姿を知ってくださっている方には新たな世界をお見せできたら嬉しいですし、これから知ってくださる方は、どうか映画をとにかく楽しんでいただけましたら幸いです!」と語る。さらに作品の内容に関して「この映画は、私の実際の恋愛を基にしたものです。もし、今まで私を振ってくれた男性方がいなかったらこの映画はこの世にはありませんでした。本当にありがとうございます!よかったです!!!振ってくれて!!!!!」と皮肉ともとれるコメントを寄せた。

なお、本作は9月にアメリカ・ロサンゼルスで開催される米国最大のジャンル映画祭「第13回Beyond Fest」でのワールドプレミアが決定している。同映画祭はホラー、SF、ファンタジーなどのジャンル映画の上映に重点を置いており、『禍禍女』の選定理由について作品選定責任者のエヴリム・エルソイは「『禍禍女』はまさに“とんでもない大発見”だ。映画祭のプログラマーが常に「こんな作品と出会いたい」と願ってやまないような一本。恐怖と奇抜さ、その両面が見事に同居している本作は、映画界に登場した新たな才能の鮮烈なデビューを、まさに衝撃とともに告げるものだ。BeyondFestがこの作品を世界に先駆けて紹介できることを、心から誇りに思う」と語った。
また、ゆりやん監督は「映画祭で上映いただけること、まさか初めての映画祭がLAで参加させていただけるということ、本当に光栄で身の引き締まる思いです。ウエストの引き締まる思いです」と持ち前の笑いをこめた喜びの声を寄せている。映画のキャストやストーリーなどは今後発表される予定だという。
コメント全文
K2 Pictures 髙橋大典(プロデューサー)
天才・ゆりやんレトリィバァの独創的な感性が、映画監督という新たな表現領域でついに爆発します。
ゆりやん自身に見え隠れする「禍禍しさ」を恐ろしく煮詰めて、芸人として鍛え抜かれたとっておきのユーモアと、時にヒリつくような人間観察力をフル稼働し、新たなエンターテイメント作品に昇華していただきました。恋愛、恐怖、笑い・・・普段交わることのないジャンルを無尽蔵に横断する強烈な一撃が、世界に放たれる瞬間に立ち会うことができ、プロデューサーとして心から嬉しいです。ゆりやんからわき出る得体のしれない面白さをぜひ劇場で体験ください!とにかく、沢山の人達に観てもらうのが楽しみで仕方ないです!映画「禍禍女」ご期待ください。
ゆりやんレトリィバァ(監督)
昔から映画が大好きで、映画の世界に憧れがありました。
この度、映画監督として初監督作品を完成できたことは大変嬉しくありがたく光栄な気持ちです。ありがとうございます。
芸人としての姿を知ってくださっている方には新たな世界をお見せできたら嬉しいですし、これから知ってくださる方は、どうか映画をとにかく楽しんでいただけましたら幸いです!
この映画は、私の実際の恋愛を基にしたものです。もし、今まで私を振ってくれた男性方がいなかったらこの映画はこの世にはありませんでした。本当にありがとうございます!よかったです!!!振ってくれて!!!!!
ありがとう!!!!!!ハリウッドいきたい!
よろしくお願いいたします!ぜひご覧ください!