監督が『エイリアン』シリーズとの繋がりも明かす
シリーズ最新章『プレデター:バッドランド』サバイバルアクションを切り取った予告映像解禁
2025.07.22 18:00
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2025.07.22 18:00
11月7日(金)に全国公開されるシリーズ最新作『プレデター:バッドランド』の最新予告映像が解禁された。
世界中でカルト的⼈気を誇る『プレデター』シリーズ。1987年の第1作⽬から、⾼度な科学技術を駆使した宇宙最凶の戦⼠プレデターと⼈類の死闘を描き、その唯⼀無⼆の世界観でファンを魅了し続けてきた。今回シリーズ初となる、プレデターを主⼈公として描く最新章が始動する。
舞台は銀河で最も過酷で危険な星、その名も“最悪の地”バッドランド。この地に若きプレデター〈デク〉が、掟を破り追放されてきた。より凶悪な獲物を求め、激しい戦いを繰り広げる彼の旅路に、思いがけない協力者となる謎のアンドロイドの少女が現れる。自分たち以外は敵だらけの状況で2人が挑む極限のサバイバルは、これまでのシリーズの常識を覆し、プレデターの視点から描かれている。
アンドロイドの少女を演じるのは『マレフィセント』『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』など、子役時代からハリウッドの最前線で活躍し続ける実力派女優エル・ファニング。監督は、シリーズ最高傑作との呼び声も高い前作『プレデター:ザ・プレイ』でエミー賞監督賞&脚本賞にノミネートされ、圧倒的な高評価を得たダン・トラクテンバーグが務める。トラクテンバーグは、ディズニープラスで6月から独占配信中のシリーズ初のアニメーション作品『プレデター:最凶頂上決戦』でも監督を務め、批評家から高い評価を得た。
プレデター自身を“主人公”として描いたことについて、トラクテンバーグ監督は「デクという名のプレデターが主人公です。見た目は恐ろしくても、観客が彼に感情移入できるように表情や仕草を細かく作り込みました。撮影現場は本当に過酷でした。沼地でヒザまで水に浸かりながら、自然の中でリアリティを追求しました。でも、必要なところにはデジタル技術を駆使して、 “現実的”という言葉では言い表せない新しい感覚を作ろうとしました」と語った。本作は観客がプレデターという存在に感情を重ね、同時にリアルな極限のサバイバルアクション映像体験を得られるよう工夫されている。
また、作中に登場する“Weyland-Yutani(ウェイランド・ユタニ社)”という社名は『エイリアン』シリーズでおなじみの巨大企業のもの。これについてトラクテンバーグ監督は「この世界が『エイリアン』シリーズともつながっているという、ファンへの小さな贈り物なんです」と語った。本作が“プレデター”と“エイリアン”の世界の一部であることが示唆されている。
解禁となった最新予告編は、破損している謎のアンドロイドの少女(演:エル・ファニング)が再起動され目を開くシーンから始まる。一方で、クランから追放され“最悪の地”バッドランドにやってくる若きプレデター〈デク〉。生い茂る異形の木のクリーチャー、空を飛ぶ巨大な敵などがデクに襲いかかる中、彼を救ったのは下半身を失ったアンドロイドの少女だった。バッドランドに君臨する“最凶の敵”に挑もうとするデクに少女は「助けてあげる」と手を差し伸べ、2人は共に旅をすることになる。彼女の「この“最悪の地”では、あなたは獲物」という言葉の通り、狩る者であったはずのプレデターは“狩られる側”となっていく。予告ではシリーズならではのバトルシーンも健在。リストブレードや弓矢、ダガーナイフやしなるような鞭など、プレデター独自の多彩な武器が炸裂し、過酷な星を舞台に極限の死闘が展開されている。

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併せてエル・ファニング演じる少女とデクが背中合わせになっているカットと、デクが少女を拾い上げるカット、2点の場面写真も解禁された。極限の地で出会った2⼈がたどる運命を描いた、これまでの『プレデター』作品と一線を画す物語となっている。