「花」以来11年ぶりに岡田惠和脚本作の主題歌を書き下ろし
當真あみ主演映画『ストロベリームーン』本予告解禁、主題歌はORANGE RANGE「トワノヒカリ」
2025.07.22 07:00
©︎2025「ストロベリームーン」製作委員会
2025.07.22 07:00
10月17日(金)に公開される當真あみ主演映画『ストロベリームーン』のサブタイトルが「余命半年の恋」に決定し、コメント入り本予告映像とメインビジュアルが解禁された。
「令和イチ泣ける」と話題の同名純愛小説を実写化した本作の主人公は、子どもの頃から病弱で家の中だけで過ごしてきた桜井萌。15歳の冬、余命半年と宣告された萌は高校に通うことを決意し、同じクラスの佐藤日向に突然告白する。2人は萌の誕生日に“好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる”という満月「ストロベリームーン」を見に行く夢を叶えるが、その日を境に萌は音信不通となってしまう。そして13年後、萌の隠された思いが明らかになる。
長編映画初主演となる當真あみが主人公・桜井萌を演じ、萌が一途に想いを寄せる高校時代の同級生・佐藤日向役を齋藤潤、萌の親友・麗を池端杏慈が務める。さらに13年後の日向を杉野遥亮、麗を中条あやみが演じるほか、田中麗奈、ユースケ・サンタマリアら実力派キャストも出演。脚本を担当するのは『余命10年』や『いま、会いにゆきます』などを手掛けてきたレジェンド脚本家・岡田惠和で、『美しい彼』シリーズで若手実力派として注目を集める映画監督・酒井麻衣と世代を跨いだ新鮮なタッグを組んだ。
解禁された本予告映像は、13年前に書かれた萌(當真あみ)の手紙が、大人になった麗(中条あやみ)から日向(杉野遥亮)へ渡されるシーンから幕を開ける。日向の中で萌との出会いから初恋までの記憶がフラッシュバックする中、高校時代の瑞々しさ溢れる恋や、年月を経てかつての日々を思い返す日向や麗の姿が映し出される。映像後半で描かれるのは、刻一刻と迫る余命に懸命に立ち向かう萌と彼女を想う日向(齋藤潤)、親友の麗(池端杏慈)、涙に暮れる父・康介(ユースケ・サンタマリア)と母・美代子(田中麗奈)の姿。そして映像は涙を浮かべ遠くを見つめる日向の姿で締めくくられる。
併せて解禁されたメインビジュアルは、月が映し出された湖の中、萌と日向が反射する月を手ですくおうとする様子を収めた一枚。周囲には、康介と美代子、13年後の日向と麗ら、萌の人生を愛情深く見守る人々の姿も描かれており、物語が織りなす人間模様を予感させるビジュアルとなっている。
そして本作の主題歌が、ORANGE RANGEによる書き下ろし楽曲「トワノヒカリ」に決定。「ナツい夏★プロジェクト」を始動させたORANGE RANGEは、7月2日(夏の日)には「イケナイ太陽」のミュージックビデオを令和バージョンとして公開し、YouTubeランキングで1位を獲得するなど不動の人気を誇る。そんな唯一無二の独創性溢れる音楽で長きに渡り多くのファンを魅了し続けてきた彼らが、萌や日向たちが織りなす大切な時間を“らしさ”溢れる曲調と歌詞でエモーショナルに表現。なお脚本の岡田惠和とは映画『いま、会いにゆきます』の主題歌「花」以来、21年ぶりのタッグとなる。
本作を鑑賞したメンバーは、「メンバー全員泣きました。それを見られないように席を離れて見たぐらいです。心が洗われる、とても素晴らしい映画に出会えました」とコメント。同じく沖縄出身である主演の當真あみについては「當真さんはキラキラしていて透明感があって素晴らしい才能に溢れていて同じ沖縄出身としてとても誇らしい気持ち」と称賛し、「トワノヒカリ」はメンバー全員の意見が取り込まれた構成で制作されたことも明かされた。
そんな同じく沖縄出身の當真あみからも本作と主題歌へのコメントが到着。「ORANGE RANGEさんの曲は元々母と一緒によく曲を聴いていて、主題歌をやっていただけると聞いた時はとても嬉しかったです」と楽曲への親近感と喜びを伝えている。
コメント一覧
當真あみ(主人公・桜井萌役)
主題歌は日向くんからは萌がこう見えていたのかなと思わせるような歌詞で、メロディも優しいテンポで映画を見終わった後に聞くと気持ちが爽やかにもなって、とても素敵でした。ORANGE RANGEさんの曲は元々母と一緒によく曲を聴いていて、主題歌をやっていただけると聞いた時はとても嬉しかったです。
映画を見てもらえる方に萌の姿を通して勇気を伝えられたらと思いますし、私も作品を見て涙が出る部分がたくさんありました。登場人物たちの優しさが作品全体に行き渡っているので、ぜひ作品を楽しんでもらえたらと思います。
ORANGE RANGE
映画をみて、メンバー全員泣きました。
それを見られないように席を離れて見たぐらいです。心が洗われる、とても素晴らしい映画に出会えました。
主演の當真さんはキラキラして透明感があって素晴らしい才能に溢れていて同じ沖縄出身としてとても誇らしい気持ちです。「トワノヒカリ」では1曲通して最初は悲しみを描き、後半の方は映画のその後、どう前向きに生きていったかを伝えたくて、今回はメンバーみんなの意見を聞いて取り入れました。これは挑戦でしたし、世界が広がったと思います。映画「いま、会いに行きます」の主題歌「花」の時のようにずっと語られる映画と曲になっていって欲しい、時間が経つにつれて大きくなっていって欲しいと願っています。