新キャストのカット含む場面写真13点も一挙解禁
豆原一成×市毛良枝W主演『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』に酒井美紀、八木莉可子ら
2025.06.18 08:00
2025.06.18 08:00
JO1の豆原一成と市毛良枝がW主演を務め、10月24日(金)に公開される映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』の新たなキャストが発表された。
本作の原案は、約100年前の女性の活躍が困難だった時代に学校を創立した島田依史子(しまだいしこ)の著作「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」(講談社エディトリアル刊)。夢に迷いながらもコーヒーにだけはこだわりを持つ大学生・拓磨は、亡き祖父・偉志の書斎で大学の入学案内を見つける。それは偉志が遺した祖母・文子へのサプライズだった。“夢に迷う孫”が同じ学び舎で学ぶ“夢を見つけた祖母”に元気づけられていく、人生のふとした喜びを描いた作品となっている。
主演の豆原がちょっと頼りなくて優しい大学生の孫・拓磨を演じ、もう1人の主演である市毛がピュアな好奇心を解き放ち世界を広げていく祖母・文子をチャーミングに演じる。監督は映画『大河への道』(22)などの中西健二が務め、脚本は『サイレントラブ』(24)のまなべゆきこが担当する。
今回解禁されたキャストは7名。拓磨の母で、シングルマザーとして働きながら拓磨の将来を心配する安藤綾役を酒井美紀。拓磨とバイト先が一緒で、拓磨を優しく見守る彼女・大石紗季役を八木莉可子。そして文子の夫かつ拓磨の祖父であり、富士山が好きで、亡き後も文子や拓磨の心のよりどころとなる安藤偉志役を長塚京三が演じる。
さらに拓磨と文子が通う大学の島田校長役に市川笑三郎、拓磨の大学を卒業した先輩・森田純希役をDXTEENの福田歩汰、拓磨があこがれるカフェを運営している若きオーナー・清野蓮役を藤田玲が演じ、拓磨と紗季が働くバイト先の店長・角田均役として星田英利が出演する。

併せて解禁された13点の場面写真には、拓磨が淹れたコーヒーを文子と楽しそうに飲む姿や、生涯学習で拓磨の大学に入学したときの文子の様子、亡き祖父が遺した数式を二人で見つける場面などが切り取られている。さらに、未来に悩む拓磨の真剣な表情や、夫の遺影に日々の出来事を語りかける文子の姿とともに、新キャストのキャラクターカットも一挙に解禁された。

コメント一覧
酒井美紀(安藤綾役)
私が演じました綾は、キャリアウーマンで夢や目標をしっかり自分で掴みにいくような女性像です。
私にとってこのようなキャラクターを演じることはとても新鮮であり、挑戦でもあり、撮影期間は大変楽しい時間でもありました。
今回の作品は、あったかいハートフルな雰囲気の中、女性の生き方とは?家族とは?幸せとは?と
考えさせられるメッセージがたくさん詰まっています。
そして、きっと何か新たに挑戦したい!と思わせてくれるはずです!多くの皆様に劇場でご覧になっていただけたら幸いです。

八木莉可子(大石紗季役)
大石紗季役を演じさせていただきました、八木莉可子です。生きていく上で本当は大切なこと、家族のあたたかみ、また「学び」は若い人たちの為にだけのものではなく誰の為にも開かれているものであるということ——。
さまざまなメッセージが込められた作品になっていると思います。観終えたあと、少しでも心が軽くなり、世界が明るく見えるような作品になれていたら、とても嬉しいです。

長塚京三(安藤偉志役)
添い遂げる。それだけでも大変なことなのに。夫に先立たれ、ひとりぼっちになる妻の先行きを案じて、彼女の大学入学の手配まで済ませているとは、どれほどマメな夫なのか。
今日からは是非とも、学ぶ歓びというものに浸かって欲しい。君ならできる。何と言っても私の富士山だ。いつだって全力でエールを送る。大好きだよ、フレー。ということか。
とにかく、細君が好きで好きで堪らないひとなのですね。「はい、そうです。お相手は市毛さん」と監督。
遠い昔、世にも稀な初々しさで、新婚夫婦を演じさせてもらった記憶が蘇る。あれも市毛さんだったな、お相手は。
「そういう役でしたらやれそうな気がします」と私。

場面写真 ©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」