2025.06.18 06:00
2025.06.18 06:00
草彅剛が、10月スタートのカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー』で主演を務めることが発表された。草彅が民放連ドラで主演を務めるのは2年半ぶりとなる。
映画『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、今年4月に世界配信されたNetflix映画『新幹線大爆破』も大ヒット中の草彅。カンテレ制作のドラマとは縁が深く、『いいひと。』(97)を皮切りに“僕シリーズ”や“戦争シリーズ”など長年に渡りカンテレドラマを彩ってきた。今作でカンテレ制作の連ドラ主演は最多記録の9度目、単発ドラマを含めると10作目の主演作品となる。
“僕シリーズ”や“戦争シリーズ”に携わったスタッフが集結した本作は、草彅が“遺品整理人”の役に挑むオリジナルドラマ。これまでのシリーズとは一線を画すまったく新しい作品で、ドラマの詳しい内容や共演キャストは後日発表予定だという。
主演・草彅剛 コメント
オファーを受けたときの率直な感想
最多ですか! また、呼んでいただけて本当にありがたいです。ホームに帰ってきた心境です。これまで節目節目に、さまざまな作品をカンテレさんと一緒に作り上げてきました。僕の一番最初の連ドラ主演は、『いいひと。』というカンテレさんのドラマでしたが、その頃を思い出して、嬉しい気持ちと、また身が引き締まる思いです。
ドラマへの意気込み
ドキドキ、ワクワクしています。『戦争シリーズ』は3部作も続いて、とても長い時間をほぼ同じスタッフで過ごしてきたわけで、その残像みたいなものは当然あるのですが、今回、『戦争シリーズ』との違いにまず驚かされた台本でした。そのギャップや意外性みたいなものが、自分もまだ知らない、未知なる世界にいざなわれているような…そんなワクワクした気持ちになりました。初心に返って、これからみんなと新しいものを作っていこう!と思っています。
“遺品整理人”という役どころについて
“遺品整理人”という職業を、これまで意識して考えたことが、実はなかったんです。脚本を読んでみて、人に寄り添うとても素敵な職業ですし、ヒューマニズムが渦巻いているお仕事だなと思いました。リアルに基づいて描かれている脚本で、感心することばかりでした。僕も含め、これまで目を向けたことがなかった方々にも、広く知っていただく良い機会になるんじゃないかなと思います。遅かれ早かれ、誰しもに関係することですし、自分の大切な人のことを考えたり、また、自分自身のことを顧みたりする良い機会になるのではと思います。
香取、稲垣に続く形でドラマ出演する心境
本当にありがたく思っています。さまざまなコンテンツが増えていますが、日本全国、みんなが一緒に誰でも楽しむことができる、やっぱりテレビって温かいものだなと思います。3人が続けて連ドラに出演するのも嬉しいですし、いろんな場所で活動して、またホームに戻ると自分の中で細胞が活性化して、新しい化学反応がある気がします。活性化した今、テレビの世界をにぎやかに彩りたい、そんな気持ちです。
視聴者・ファンへのメッセージ
僕のホームである、この場所にまた戻ってきました!これまでの“戦争シリーズ”とはまた違う、新しいドラマに挑戦します。どのような作品になるのか、10月スタート『終幕のロンド』ぜひ、楽しみにお待ちいただけたらと思います!