敵に誘われる池﨑理人、単身乗り込む山中柔太朗のシーンも
豆原一成主演映画『BADBOYS』火花を散らす3チームのPV公開、三者三様の“らしさ”が剥き出しに
2025.05.08 12:00
©︎⽥中宏・少年画報社/映画「BADBOYS」製作委員会
2025.05.08 12:00
5月30日(金)に公開される豆原一成(JO1)の初主演映画『BADBOYS -THE MOVIE-』に登場する3つのチームのPVが公開された。
原作は、1988年から1996年にかけて「ヤングキング」で連載され、累計発行部数5,500万部を記録した同名不良漫画(田中宏/少年画報社刊)。豆原が演じる主人公・桐木司は、裕福な家庭に育ちながら家を飛び出し、かつて自分を助けてくれた伝説の不良・村越のような男になることを夢見て最大勢力「陴威窠斗(BEAST)」への加入を志願するもボコボコにされる。逃げ出した先で出会ったのは、川中陽二(池﨑理人)、中村寿雄(山中柔太朗)、岩見エイジ(井上想良)ら、それぞれ異なる背景を持つ若者たち。彼らと意気投合した司は、「極楽蝶」七代目トシからの抗争への助太刀依頼を受け、「廣島Night’s(ナイツ)」の抗争に足を踏み入れていく。
今回解禁された映像は、主人公・司を中心に描かれる弱小チーム「極楽蝶」と、その極楽蝶を狙う敵勢力チームである「廣島Night’s」と「陴威窠斗(BEAST)」のPV。まず極楽蝶編では、司が初めてスカジャンに袖を通して単車にまたがり喜びの声を上げる姿、陽二、寿雄、エイジら仲間たちとの出会い、久美への甘い恋心に「モテキかもしれないんだよね!」と浮かれる無邪気さで、誰よりも真っ直ぐに熱く青春を駆け抜ける“極楽蝶らしさ”が体現されている。
また、廣島Night’s編は、元廣島Nightʼsのメンバーである寿雄(山中柔太朗)が抗争を鎮めようと単身乗り込むシーンから始まる。勝つためには卑劣な手段も厭わないトップのヒロ(岩永丞威)は、拐われた久美(井頭愛海)の元に駆け付けた司たちと壮絶なバトルを繰り広げるが、恋人・エリカ(山谷花純)の前ではなすすべもなくボコボコにされてしまう。冷酷なリーダーの顔と彼女を前に情けない素顔のギャップが顕著になっており、強さと脆さ、その両方を抱えた廣島Night’sというチームのリアルな素顔が映し出される。
そして陴威窠斗(BEAST)編では、己の強さだけに取り憑かれた孤高のカリスマ・段野(兵頭功海)とNo.2の数俊(大下ヒロト)を中心に、圧倒的な勢力を誇るチームが描かれる。「陴威窠斗に入らないか?あんな弱小チーム、お前にはもったいねぇ」と陽二(池﨑理人)に向けた数俊の誘いからも、勝者だけが生き残る冷酷なチームの掟が滲み、極楽蝶を蹴散らそうとする容赦ない戦いが展開される。司と段野の一騎打ちで吐き捨てられる「てっぺん取るのはお前でも陴威窠斗でもねぇ、俺だ」という宣言が、段野の苛烈な強さと絶対的な存在感を象徴している。