プレイヤーが挑む新たなゲームには“ナイフ”と“鍵”が登場?
Netflix『イカゲーム』シーズン3、史上最悪に非道なゲームの片鱗を映したティーザー予告解禁
2025.05.06 08:00
2025.05.06 08:00
6月27日(金)より配信されるNetflixシリーズ『イカゲーム』シーズン3のティーザー予告とティーザーアートが解禁された。
本作は、借金やトラブルで人生を諦めかけた者たちが、一発逆転の大金を手にするため〈子どもの遊び〉になぞらえた「負けたら即死」のゲームに巻き込まれていくサバイバルスリラー。2024年末に配信されたシーズン2は、5週連続でNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)の1位を記録している。
※シーズン1~2のネタバレを含みます。
人生詰みかけだった気弱な男ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)がゲームで優勝してから3年後を描いたシーズン2では、ギフンが謎多きゲームの支配人フロントマン(イ・ビョンホン)に迫り、イカれたゲームに終止符を打つことを決意して再びゲームに舞い戻った。様々な背景を抱えた個性的なプレイヤーがひしめく中、フロントマンが正体を隠してプレイヤーに紛れ込むという衝撃の展開も。そしてゲームが進むにつれ一人また一人と凄惨な死を迎えていくプレイヤーたち。意を決したギフンはかりそめの仲間を集めて運営側に反旗を翻す。
シーズン2終了時点で生き残っているプレイヤーは、ギフンのほか、333番・ミョンギ(イム・シワン)、388番・デホ(カン・ハヌル)、120番・ヒョンジュ(パク・ソンフン)、007番・ヨンシク(ヤン・ドングン)、149番・クムジャ(カン・エシム)、222番・ジュニ(チョ・ユリ)、125番・ミンス(イ・デヴィッド)、124番・ナムギュ(ノ・ジェウォン)、044番・ソンニョ(チェ・グッキ)と、くせ者ばかり。シーズン3で彼らはこれまで以上に非道なゲームにどう立ち臨み、そしてピンクガードのノウル(パク・ギュヨン)と刑事ジュノ(ウィ・ハジュン)が物語をどう動かすのか。シーズン3でも格差社会や競争社会といった“現実”が反映されており、困窮したプレイヤー同士の思惑や動機が絡み合う濃密な人間ドラマが描かれる。
解禁されたティーザー予告では、棺桶に入れられた状態でプレイヤーたちの待つ広間に運ばれ目を覚ますギフンが映し出され、ギフンの苦悩をよそに容赦なくゲームが続いていくことが暗示される。両サイドに“ナイフ”と“鍵”の形の出入り口があるスペースに集められたプレイヤーたちは赤と青のボールが入ったガムボールマシンを回し、出た色のチームへと分かれていくが、これまで互いに協力してゲームを乗り越えてきたヨンシク親子は別々の色を引くことに。果たしてこの色が意味するものは何なのか、そして彼らが挑む新たなゲームにはどれほど残虐な運命が待ち受けているのか。
さらに、ベッドに手錠をかけられ虚ろな表情で座り込むギフンや一筋の涙を流す妊婦のジュニ(チョ・ユリ)の姿も映し出され、最後には無垢な赤ん坊の泣き声が響き渡る、これまでにないほどの非情さと残酷さが迫るクライマックスを予感させる映像となっている。