ジェナ・オルテガ、エマ・マイヤーズら続投で新学期が開幕
ティム・バートン手がける『ウェンズデー』シーズン2の配信日決定、ティーザー予告&場面写真解禁
2025.04.23 22:00
2025.04.23 22:00
Netflixが手がける人気シリーズ『ウェンズデー』のシーズン2のパート1が8月6日(水)、パート2が9月3日(水)より世界独占配信されることが決定。ティーザー予告と場面写真が解禁された。
『ウェンズデー』は、ちょっと不気味で風変わりな一家「アダムス・ファミリー」の長女ウェンズデー・アダムスを主人公に据えたダークファンタジー&ミステリー。ある日、弟のパグズリーをいじめた学生に度が過ぎる仕返しをした彼女は、高校を退学になる。娘の今後を案じた両親は自分たちが出会って恋に落ちたネヴァーモア学園にウェンズデーを入学させるが、間もなく奇怪な殺人事件に遭遇することになる。
監督・製作総指揮を務めるのは、『チャーリーとチョコレート工場』(05)、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)などの鬼才ティム・バートン。彼は本作について「こういうのを映像にするのは初めてで、とても楽しい」と語っており、ウェンズデーのダークで個性的なキャラクターや、異色で奇妙でユーモア溢れる世界観と巧みなストーリー展開で、シーズン1はNetflix英語シリーズ史上最多視聴数を記録する世界的大ヒットとなった。
シーズン2ではウェンズデーがセイレーンや人狼、ゴルゴン族といった人間社会の“のけ者”たちが集うネヴァーモア学園に再び戻ってくるが、彼女に待ち受けるのは新たな敵やトラブル。家族や友人、そしてかつての因縁と向き合いながら、予測不能で奇妙な事件に再び巻き込まれていく。彼女特有の鋭い機知と無表情な魅力を武器に、ウェンズデーは新たなモンスターの謎と隠された秘密にも挑むことになる。
解禁されたティーザー予告は、空港の保安検査に引っかかり、メリケンサックやスタンガンなど次々と凶器を取り出すウェンズデーのブラックさ全開の場面から始まる。ネヴァーモア学園は愉快なはずの新学期を迎えるが、映像の随所に漂うのはおぞましい事件の“死臭”。ウェンズデーと行動を共にする、“意思のある手”ハンドとともに挑む、今回の血塗られた怪事件の全貌とは。「殺人と混乱があるところにアダムス家あり」「どの家族にも暗い秘密はある。そして秘密は命取りになる」といった不穏な台詞も紡がれる予告映像となっている。

シーズン1ではウェンズデーに初めてできた友人・イーニッドとの“奇妙な”絆や、一風変わった“ウェンズデーらしい”恋模様など、ティーンらしい学園生活も描かれた。誰とも交わらないウェンズデーと対照的に、明るく誰とでも仲良くしたいイーニッドをはじめは鬱陶しがっていたウェンズデーだが、どんな嫌味を言っても友達として接してくれる彼女に次第に心を許していく。今回解禁されたシーズン2のティーザー映像にもイーニッドが登場し、2人が久々に再会。ウェンズデーから不気味な人形を手渡されたイーニッドが「気味悪いけど、巻き毛は柔らかいね…」と微妙な反応を見せると、「人間の髪よ」とウェンズデーが返す、ブラックなユーモアあふれる微笑ましいやり取りも垣間見える。

シーズン1に続きウェンズデーを演じるのは、本作で一躍世界中の知るところとなったジェナ・オルテガ。そのほか、イーニッド役に『マインクラフト/ザ・ムービー』(25)にも出演する注目株エマ・マイヤーズ、“とある秘密”を抱えた男タイラー役のハンター・ドゥーハン、家族を愛する不謹慎で悪趣味なウェンズデーの父ゴメズ役のルイス・ガスマン、魔女の家系に育った母モーティシア役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ウェンズデーによくイジメられる弟パグズリー役のアイザック・オルドネスらも続投する。さらにシーズン2からのレギュラーキャストには、『レザボア・ドッグス』(92)のMr.ピンク役や『ファーゴ』(96)などでおなじみの名優スティーヴ・ブシェミらが名を連ね、ゲスト出演者には映画『アダムス・ファミリー』(91)でウェンズデーの叔父フェスター役を演じていたクリストファー・ロイドがカムバックする。
