最新予告解禁、WOWOWオンデマンドではインタビュー映像も
木村文乃×田中樹W主演『I, KILL』追加キャストに西村拓哉、黒崎レイナ、穂志もえか、室龍太ら
2025.04.16 12:00
2025.04.16 12:00
木村文乃と田中樹がW主演を務め、5月18日(日)より放送と配信がスタートするWOWOWオリジナルドラマ『連続ドラマW I, KILL』(読み・アイキル)のオールキャストと最新予告映像が解禁された。
本作はWOWOWと松竹・松竹京都撮影所のタッグで制作された、「生きる」(I kill/斬る)をテーマとする初の完全オリジナル企画。関ヶ原の戦いから35年、ようやく平和を取り戻しつつあった日本に突如現れた、人を襲い、喰らう「群凶(Gun-kyou)」と呼ばれる化け物。幕府は密かに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた。
「群凶」が襲い来る極限の世界の中で、母として血の繋がらない娘・トキを守るために立ち向かう元忍びのお凛と、人の意識を持ったまま群凶化してしまった“半群凶”の男・士郎。二人が出会ったことで運命が大きく動き出し、お凛が過去に抱える罪と、我が子のように大切なトキへの切なる思い、そして士郎の本当の正体が物語が進むにつれ明かされていく。
忍びであった過去を隠し、血の繋がらない娘と静かに暮らす医師の助手・お凛を演じるのは、クライムサスペンス『殺人分析班』シリーズ以来、約6年ぶりにWOWOWオリジナルドラマの主演を務める木村文乃。そして謎の男・士郎をSixTONESの田中樹が演じ、本作でWOWOWオリジナルドラマに初出演を果たす。
さらに、お凛が本当の我が子のように想う大切な存在・トキ役に田牧そら。お凛の母親であり冷徹な忍びの頭領・氷雨役に富田靖子。お凛とトキとともに平和に暮らしていた医師・源三郎役に高橋克実。幕府が組織した群凶討伐衆を率いる剣術の達人・十兵衛役を山本耕史が演じることがすでに発表されている。
なお、海外マーケットも視野に入れた本作では、気鋭のクリエイターと数々の名作を生み出してきた松竹京都撮影所の一流職人スタッフがコラボレーション。脚本には映画『正欲』などの港岳彦をはじめ、ばばたくみ、川滿佐和子ら新進気鋭の脚本家が参加。監督はポルト国際映画祭で最優秀作品賞を受賞し、国内外で高く評価されるヤングポールがメインを務め、ダイナミックな映像とアクション、人間ドラマの演出に定評のある服部大二も参加している。また、特殊造形は『シン・ゴジラ』の百武朋、美術は『最後の忠臣蔵』(12)、『燃えよ剣』(22)で日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞した原田哲男が担当する。
今回、一挙解禁されたオールキャストが12名。群凶討伐衆の一人で十兵衛の忠実な部下、ヒデロウ役には西村拓哉(関西ジュニア)。お凛が忍びであった過去を知るかつての仲間・青葉役に黒崎レイナ。三代目将軍である徳川家光の乳母・春日局役に山下容莉枝。家康の時代から徳川家に仕える家臣・柳生宗矩役に矢島健一。トキが出入りする道場の剣術師範・兵頭役に高橋光臣。源三郎を古くから知る医師・仁志役に金山一彦。群凶が発生した遊郭の遊女・八重役に長井短。お凛が心を通わせることになる女性・桜役に穂志もえか。お凛がたどり着いた村の女囚・ひばり役に佐藤江梨子。女囚たちを使い、ある目的で群凶を研究する学者・センヤ役に室龍太。“隠れキリシタン”の村の老婆・スエ役に濱田マリ。そして異国へと向かう船の船頭役には近藤芳正が決定し、ベテランや名バイプレイヤー、個性派など彩り豊かな実力派俳優陣が集結した。特に『SHOGUN』の演技で米放送映画批評家賞「クリティクス・チョイス・アワード」受賞など話題の穂志もえかが演じる桜は、絶望的な状況の中でお凛に多大な影響を与える人物。さらに、田中樹演じる士郎と西村拓哉演じるヒデロウの壮絶な殺陣シーンは本作の大きな見どころとなる。
解禁された最新予告映像は、病弱なトキのために薬を求めて、源三郎とともに遠方の村を訪れたお凛の姿から始まる。「流行り病が起こった」と噂されるその村でお凛が見たものは、人を襲い、喰らう“群凶”と呼ばれる化物だった。一方で遊郭を訪れたのは、生きながらにして化け物になった“半群凶”の士郎。さらに映像には、逃げるお凛と源三郎の前に現れる群凶討伐衆を率いる剣術の達人・十兵衛や、妖しく笑うお凛の母で忍びの頭領・氷雨も登場し、腹に一物抱えたような人物たちの思惑が交差する予告映像となっている。
なお、WOWOWオンデマンドでは本作をより深く楽しめるオリジナルコンテンツを順次配信予定で、第1弾では昨年11月末に松竹京都撮影所にてクランクアップを迎えた木村文乃&田中樹のインタビュー映像が本日正午に公開されている。