最新ビジュアル3種には4人が生きた時代を象徴したコピーも
「たぎれ、日本。」妻夫木聡×広瀬すず×窪田正孝×永山瑛太の魂が叫ぶ『宝島』特報映像解禁
2025.04.14 07:00
©︎真藤順丈/講談社 ©︎2025「宝島」製作委員
2025.04.14 07:00
妻夫木聡主演、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太共演で9月19日(金)に全国公開される映画『宝島』から特報映像と新たなビジュアル3種が解禁された。
原作は、戦後沖縄を舞台に史実に記されない真実を描き切った真藤順丈による同名小説。審査委員から満場一致で選ばれた第160回直木賞をはじめ、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞し栄えある三冠に輝いた本作が、『るろうに剣心』シリーズや『龍馬伝』などの大友啓史監督により実写映画化される。
物語の舞台は1952年アメリカ統治下の沖縄。そこには米軍基地から物資を奪い、困窮する住民らに分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。主人公・グスク(妻夫木聡)、幼馴染のヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)、そしてみんなの英雄的存在であるリーダーのオン(永山瑛太)。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る彼らだったが、ある襲撃の夜にオンが忽然と姿を消してしまう。
到着した特報では、アメリカ統治を象徴するネオン街、不吉な黒煙をあげて落下する軍用機、横転し炎上する車、怒れる群衆などのシーンが加速していく中、グスク、ヤマコ、レイ、オンそれぞれの想いをたたえた”まなざし”が交差。不安と恐れをにじませるグスク、悲しみをこられきれないヤマコ、荒ぶり興奮するレイ、消えた英雄になったオンの神秘的な姿からは、セリフが一切なくとも燃えるような時代を疾走する4人の声にならない叫びがこだましてくるような、エネルギーに満ちた映像となっている。

併せて解禁されたビジュアルは、高すぎる空に負けじと進む4人の子ども、躍動するオンの背中、そして成長し進むべき道を模索するグスク・ヤマコ・レイの3人を映し出した3種類。壮麗なビジュアルに並ぶ「あの頃、沖縄はアメリカだった」「あの日、英雄が消えた」「俺たちの故郷、“宝の島”を取り戻せ」というコピーは、4人のそれぞれの時代を象徴したものになっている。
