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キーアートは日本発の実写映画で初めてイラストを起用

混乱を極める状況に草彅剛、のんらが奔走する『新幹線大爆破』予告解禁 キャストたちの場面写真も

2025.04.02 06:00

2025.04.02 06:00

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4月23日(水)からNetflixで独占配信される草彅剛主演映画『新幹線大爆破』の本予告映像とキーアート、場面写真が一挙に解禁された。

監督を務めるのは、これまで『シン・ゴジラ』などを手掛け、草彅とは『日本沈没』でもタッグを組んだ樋口真嗣。1975年公開の同名映画を原作に、今回樋口は“リブート”という形で現代社会向けに大幅アレンジする再構築を施した。そして、JR東日本の特別協力により実際の新幹線車両や総合指令所での撮影が実現。リアルな映像と最新のVFX、特撮を融合させた大迫力の映像でおくる新たな『新幹線大爆破』が誕生した。

物語の舞台は、東京行の東北新幹線・はやぶさ60号。車掌の高市(草彅剛)がいつもと変わらぬ想いで乗客を迎える中、一本の緊迫した電話が入る。その内容は、はやぶさ60号に爆弾を仕掛けたというもの。高市は新幹線の時速が100kmを下回れば即爆発という極限の状況の中、乗客を守り、爆破を回避すべく奔走することに。犯人から爆弾の解除料として1,000億円を要求され、爆発だけでなく、さまざまな窮地と混乱に直面することになる乗務員と乗客たち。鉄道人たち、政府と警察、さらに国民も巻き込み、ギリギリの攻防戦が繰り広げられていく。

解禁された予告映像は、笑顔で新幹線に乗り込む人々の姿、安全運行を目指し業務に邁進する乗務員など、新幹線が日常に溶け込む平和な様子から始まる。しかし突然激しいアラームが鳴り響くと、今まさに走り出した新幹線に爆弾が仕掛けられたという事実とともに乗客・乗員の身代金として1,000億円を要求する犯人の音声が流れ、政府と警察、そして全国民を巻き込む未曾有の大事件へと発展していく。

乗客の安全を最優先し、爆破回避のために奔走するのは、車掌の高市、乗り合わせたもう一人の車掌・藤井(細田佳央太)、そして運転士の松本(のん)。若さゆえに自身もパニックを起こしかける藤井へ向け、高市は力強い眼差しで「一番やばいのは俺たちがパニックになることだ」と悟し、時速100km以上を維持しながらも安全走行を忘れない松本は必死の表情で業務に当たる。

Netflix映画『新幹線大爆破』より草彅剛、細田佳央太

それでもなお、爆弾の恐怖に怯えるはやぶさ60号の乗客たち。衆議院議員・加賀美(尾野真千子)と起業家YouTuberの等々力(要潤)は声を荒げ、乗り合わせた乗客たちは極限の状況下で次第に冷静さを失っていく。パニックと恐怖で荒れる乗客たちの元には高市や藤井の姿が見られ、刻一刻と事態が変わる前代未聞の状況に、対応を迫られる緊迫感あふれる様子も映し出されている。

一方、はやぶさ60号を救出すべく指示を出すのは、新幹線総合指令所の総括指令長・笠置(斎藤工)だ。司令室にいながら車内の高市らと連携し、あらゆる手を尽くして新幹線に乗る乗客・乗員全ての人命を救おうと動く彼らだが、被害を最小限に抑えようとする政府の苦渋の決断と、犯人逮捕に向けて動く警察の様子も映し出され、日本全土を巻き込み状況は混乱を極めていく。

斎藤工演じる笠置

また、JR東日本の特別協力により実現したディティールのリアルさと、最新のVFXや特撮を融合させた迫力の映像など、新たなリブート作として生まれ変わった本作には、今の時代ならではの見どころも。犯人から要求された1,000億円をクラウドファンディングで集めるというアイディアもその一つで、令和ならではのパニックアクションとして生まれ変わった本作は、新たな視点と技術による渾身の演出で熱い物語が展開されていく。

解禁となったキーアートは、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シリーズや実写版『ONE PIECE』シリーズなど、数々のハリウッド作品のアートワークで知られるカイル・ランバートが日本の映像作品で初めて手掛けたイラスト・アート。原作が公開された昭和時代に多く見られた映画の手書き看板を思い起こさせる味わい深いキーアートについて、カイルは「子どもの頃に、本作の原作である1975年版『新幹線大爆破』がインスピレーションを与えたとも言われている『スピード』を観て、あの映画のアクションとサスペンスが大好きだったことを思い出しました。私の持ち味である、写実的なスタイルで、鮮やかで目を引く色づかいで、作品を描きました。」と作成への想いを明かした。

Netflix映画『新幹線大爆破』キーアート

併せて解禁されたのは、先日発表されたキャスト陣を捉えた場面写真。緊迫した様子の高市、藤井、松本らのほか、起業家YouTuberの等々力がタブレット片手に国会議員の加賀美と並ぶ姿、高市が心配そうに修学旅行生の柚月(豊嶋花)を気に掛ける様子などが切り取られている。

豊嶋花演じる柚月、草彅剛演じる高市

また、線路上でぶつかり火花を散らすはやぶさ60号、大爆発を起こす貨物列車、大勢の職員が線路上で爆発回避のための作業を懸命に行う姿なども解禁。新幹線総合指令所・総括指令長の笠置は模型を使って新幹線の動きをシミュレーションしており、彼らが劇中でどんな攻防を繰り広げていくのか、想像が膨らむ場面写真となっている。

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作品情報

Netflix映画『新幹線大爆破』

Netflix映画『新幹線大爆破』

2025年4月23日(水)よりNetflixにて世界独占配信

配信はこちら

キャスト&スタッフ

出演:草彅剛 細田佳央太 のん 要潤 尾野真千子 豊嶋花 黒田大輔 松尾諭 大後寿々花・尾上松也 六平直政 ピエール瀧 坂東彌十郎/斎藤工
監督:樋口真嗣
原作:東映映画「新幹線大爆破」(監督:佐藤純彌、脚本:小野竜之助/佐藤純彌、1975年作品)
エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤善宏(Netflix)
プロデューサー:石塚紘太
ライン・プロデューサー:森賢正
准監督:尾上克郎
脚本:中川和博 大庭功睦
音楽:岩崎太整
撮影:一坪悠介 鈴木啓造
照明:浜田研一
録音:田中博信
美術:佐久嶋依里 加藤たく郎
スタイリスト:伊賀大介
編集:梅脇かおり 佐藤敦紀
アクション・コーディネイター:田渕景也
VFXスーパーバイザー:佐藤敦紀
ポストプロダクションスーパーバイザー:上田倫人
Compositing Supervisor:白石哲也
特別協力:東日本旅客鉄道株式会社 株式会社ジェイアール東日本企画
制作プロダクション:エピスコープ株式会社
製作:Netflix

1974年7月9日生まれ。1991年CDデビュー。2017年には「新しい地図」を立上げ、「ワルイコあつまれ」(NHK)、「草彅やすともの うさぎとかめ」(読売テレビ)などに出演中。舞台では「アルトゥロ・ウイの興隆」(作:ベルトルト・ブレヒト/演出:白井晃/2020、2021~22年に再演)、「シラの恋文」(作:北村想/演出:寺十吾/23~24年)などの作品に出演。ドラマでは、「罠の戦争」(23/関西テレビ)、「ブギウギ」(23~24/NHK)、映画では『台風家族』(19/市井昌秀監督)、第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀主演男優賞に輝いた『ミッドナイトスワン』(20/内田英治監督)、『サバカン SABAKAN』(22/金沢知樹監督)、『碁盤斬り』(24/白石和彌監督)などがある。

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