2025.04.01 12:00
©2023-FRENCH CONNECTION FILMS
2025.04.01 12:00
5月30日(金)より全国公開となる、マリリン・モンローのドキュメンタリー映画『マリリン・モンロー 私の愛しかた』(英題『DREAM GIRL THE MAKING OF MARILYN MONROE』)の予告編と新たな場面写真9点が解禁された。
ハリウッド黄金期に咲き誇り、36歳という若さでこの世を去った伝説のスター、マリリン・モンロー。本作では、その華やかなイメージの裏に隠された本当の姿を、12年に及ぶ取材と調査によって明らかにする。
解禁された予告編は、「世界一有名な女優はセルフプロデュースした姿だった」という印象的なナレーションから始まる。「セックスシンボル」「おバカな金髪美女」といった固定されたイメージの影で、彼女がいかに戦略的に自身を表現していたのか。
特に注目すべきは、スター女優になる直前に起きたヌード写真流出騒動の中で行われた記者会見での肉声。「家賃も払えず、借金もあって、本当に貧しかった」と語るその姿からは、不遇な幼少期や経済的困窮を武器に変えていった“生き抜く力”が垣間見える。メディアとの駆け引きや、オンとオフを巧みに使い分けたファッション戦略の証言も登場する。
あわせて解禁された新場面写真では、シングルマザーの母からの愛に飢えた幼少期、女優を夢見たモデル時代、そしてハリウッドの重役たちの注目を集める姿を切り取ったカットが並ぶ。また、夫のジョー・ディマジオや劇作家アーサー・ミラーと過ごす穏やかな表情、読書にふける知的な一面など、これまであまり語られてこなかったオフショットも多数収められており、スターという顔の奥にある彼女の内面に迫る内容となっている。
イアン・エアーズ監督 コメント
世界のどこよりも先駆けて、マリリン・モンローの存在の大きさに気づいてくれたのは日本でした。当時のアメリカでは有名ではあったけれど、あまりリスペクトされていませんでした。新婚旅行で日本に到着すると、「モンちゃん、モンちゃん」と大きな歓声があがり、今までに得ることができなかった愛と尊敬を感じたのです。だからこそ、彼女の人生を描いたこの映画が日本で上映されるのはとてもうれしいです。



映画『マリリン・モンロー 私の愛しかた』場面写真 ©︎2023-FRENCH CONNECTION FILMS