2025.03.13 21:50
2025.03.13 21:50
羽生結弦の出演で大きな話題を呼んだ米津玄師の「BOW AND ARROW」Music Videoの別バージョンとして、羽生結弦のスケーティングによるショートプログラムMVが公開。あわせて米津玄師と羽生結弦の対談動画も公開された。
「BOW AND ARROW」MVは、3月5日(水)に米津のXで「なんと羽生結弦さんに出演して頂きました。やばすぎ!よろしくお願いします」と投稿され、YouTubeでプレミア公開されると瞬く間に「羽生結弦」「Kenshi Yonezu」「BOW AND ARROW」「メダリスト」「フライングシットスピン」などの関連ワードがXのトレンドを席巻。Xの世界トレンド1位に「メダリスト」がランクインし、米津のXで掲出されたMVは3,500万再生を突破。YouTubeも急上昇1位を獲得し、世界のMVデイリーランキング6位にもランクインした。
そして新たに公開となったのは、羽生結弦が自ら振り付けを行ったソロバージョンMV。超難易度の高いジャンプを高速に織り重ねて楽曲を表現していく技術は人間技とは思えない迫力を持ちながらも、繊細な表現で見るものの心の琴線を抉るような内容となっている。その史上最高難易度のスケーティングは4回転ルッツ、トリプルアクセル、フライングシットスピンからのブロークンレッグからのシットバック、4回転サルコウから3回転トウループのコンビネーションジャンプ、ハイドロブレーディング、ステップシークエンスと続き、最後は成人男性には奇跡とも言うべきビールマンスピンで美しく締め、競技フィギュアと芸術性の最高峰を魅せ、進化し続ける羽生の最新作とも言うべき圧巻のパフォーマンスで構成されている。
また、米津と羽生の対談動画はMVにかける想いや制作秘話、羽生によるプログラム解説、2人の共通点などの トークが繰り広げられ、MVのモードとは真逆となる同世代の2人ならではのリラックスしたムードのディープ対談となった。
「BOW AND ARROW」が主題歌となっているTVアニメ『メダリスト』は、フィギュアスケートの才能を開花させていく結束いのりと指導者として成長していく明浦路司のタッグが栄光の“メダリスト”を目指す物語。つるまいかだによる原作は「次にくるマンガ大賞 2022」コミックス部門1位受賞、「第48回講談社漫画賞」総合部門受賞し、アニメはテレビ朝日系“NUMAnimation”枠で現在放送されている。
なお米津玄師はライブツアー「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」の国内公演ファイナルを2月27日に東京ドームにて迎え、3月からはワールドツアーとしてアジア、ヨーロッパ、アメリカ公演を開催予定。一方の羽生結弦は、自身が座長を務める「東和薬品 presents 羽生結弦 notte stellata 2025」を3月7日(金)~9日(日)に宮城・セキスイハイムスーパーアリーナにて開催し、狂言師・野村萬斎とのコラボレーションで制作したアイスショーでは圧巻のステージで観客を魅了した。その際、米津と羽生が互いの公演にフラワースタンドを贈りあったことも話題となった。
