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追加キャストに安田顕、美村里江、ディーン・フジオカら

長尾謙杜×當真あみ『おいしくて泣くとき』本予告解禁、主題歌はUru書き下ろしの「フィラメント」

2025.02.12 07:00

©︎2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会

2025.02.12 07:00

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4月4日(金)に全国公開される長尾謙杜(なにわ男子)の劇場映画初主演作品『おいしくて泣くとき』からメインビジュアルと本予告、追加キャストが一挙解禁された。

原作は、映画『ふしぎな岬の物語』(14)の原作「虹の岬の喫茶店」などメディアミックスが相次ぐ人気作家・森沢明夫による、“人を純粋に想う優しさ”をまっすぐに描き、多くの読者の心を震わせた同名小説。監督を務めるのは、森沢氏の著書を映画化した『大事なことほど小声でささやく』(22)でもメガホンをとり、本作が2度目のタッグとなる横尾初喜。初の劇場映画主演となるなにわ男子の長尾謙杜が主人公・心也を演じ、ヒロイン・夕花役にやアニメ映画『かがみの孤城』(22)の主人公声優や「カルピスウォーター」14代目CMイメージキャラクターなど活躍目覚ましい當真あみ。注目の若手俳優2人が、一生に一度の切ないラブストーリーを紡いでいく。

幼いころに母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花。同級生の二人はひょんなことから「ひま部」を結成、孤独だった二人は互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない想いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。30年の時を経て、大人になった心也のもとに届いた夕花が姿を消した秘密とは。

今回解禁となったのは、2人を取り巻く大人キャストの面々。ひとりで子ども食堂を切り盛りし、不器用ながらどんなときでも息子に寄り添おうとする心也の父親・耕平に安田顕、心也の亡き母・南に美村里江、そして突然離れ離れになった夕花の幸せを願い続けながら、父の想いを受け継ぎ食堂を守る30年後の心也役にディーン・フジオカが決定。そのほか、水沢林太郎、芋生悠、池田良、田村健太郎、篠原ゆき子、安藤玉恵といった実力派俳優たちが脇を固める。本作への出演について、安田は「出演のオファーをいただく際、プロデューサーさんがお手紙をくださり、その想いに胸が熱くなりました」、ディーンは「このあたたかく、優しさに満ちた作品が、多くの方々の心に届き、少しでも社会に良い影響を生み出すことを、心から願っています」とそれぞれコメントしている。

心也の母・南役の美村里江

併せて解禁されたメインビジュアルは、足元にはクローバーが広がる美しい情景の中で抱き合う心也と夕花の泣き顔を捉えた切なさあふれる2人の姿を映し出す。新たに添えられた「世界のどこかで 君が笑っていますように」という印象的なコピーには、離れてしまっても相手の幸せを想い続ける切実さが表現されており、最下段には今回出演が発表となった30年後の心也(ディーン・フジオカ)と心也の父・耕平(安田顕)の姿も添えられている。

また、同時解禁された本予告では母親を亡くした心也と家に居場所のない夕花、それぞれ孤独を抱えた2人が心を通わせていく様子から突然の別れまでが描かれている。そして心也と夕花が思いの丈を叫ぶ声とともに、感情を高めていくのは今回初解禁となるUruによる主題歌「フィラメント」。Uruはテレビアニメや映画、ドラマなど多くの主題歌を担当し、その透明感あふれる歌声で幅広い世代で熱い指示を集めるシンガーソングライターで、森沢明夫作品の主題歌を務めるのは映画『夏美のホタル』(16)に続き2度目となる。

映画『おいしくて泣くとき』本予告

主題歌のタイトル“フィラメント”とは、電球・真空管などの内部にあり、電流を流して熱電子を放出する線のこと。本作への主題歌に込めた思いについて、「起きていることは辛く苦しい事なのだけれど、この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの「フィラメント」を歌いました」とフィラメントがなしている役割と本作に描かれる心也と夕花の思いを重ねた。楽曲について横尾監督、原作の森沢明夫、そして主演の長尾謙杜がコメントを寄せており、長尾は「Uruさんの歌詞、歌声からパワーや希望を感じ、『おいしくて泣くとき』の青さ、切なさも見事に表現してくださっていて感動しております」と感謝を述べている。

安田顕 コメント全文
出演のオファーをいただく際、プロデューサーさんがお手紙をくださり、その想いに胸が熱くなりました。
その後、森沢明夫さんの原作を拝読し、感動。
大好きな小説。大好きな映画に出会えました。是非、ご覧ください。

心也の父・耕平役の安田顕

ディーン・フジオカ コメント全文
本作では、子ども食堂の存在がテーマのひとつとして描かれています。
私自身がこれまで“FamBamフードドライブ”という食品寄付活動に取り組んできたこともあり、この役を演じることが子ども食堂の支援活動へと繋がれば、という願いも込めて今作に挑みました。
このあたたかく、優しさに満ちた作品が、多くの方々の心に届き、少しでも社会に良い影響を生み出すことを、心から願っています。

30年後の心也役のディーン・フジオカ

主題歌「フィラメント」について

長尾謙杜(主演)コメント全文
この歌を聴いた時、とても映画にぴったりだと感じました。
心也と夕花の日々が詰め込まれた歌詞で、僕は撮影の日々をすぐ思い出しました。
映画を観られる方は曲を聴くだけでたくさんのシーンがふわっと頭に浮かんでくるんじゃないかな?
Uruさんの歌詞、歌声からパワーや希望を感じ、
『おいしくて泣くとき』の青さ、切なさも見事に表現してくださっていて感動しております。
Uruさんの歌声で『おいしくて泣くとき』をより華やかにして頂き、大変嬉しく思います。

横尾初喜(監督)コメント全文
Uruさんの優しくも芯のある歌声が、心也と夕花の心の中を映し出してくれているようで
初めて聞かせていただいた時、心震えました。
書き下ろしていただき本当にありがとうございます。
映画とともに、この歌がたくさんの方々の心に届くことを願っています。

森沢明夫(原作者)コメント全文
初めて『フィラメント』を聴いたとき、切なくも優しい心也と夕花の心情が胸に沁みてきて、思わずウルっとしてしまいました。心に傷を負いつつも必死に未来を見詰める人たちの救いとなる「応援歌」にも聴こえます。

Uru コメント全文
起きていることは辛く苦しい事なのだけれど、この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。
10年という言葉が歌詞に出てきますが、私もこれまでの10年を振り返る事ができましたし、これからの10年の中で、心也や夕花のように変わらず自分らしさと小さな夢を燃やし続けていこうと思えた作品です。

苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの「フィラメント」を歌いました。
人の温かさや、誰かを想う事で強くいられること、夢や希望を持ち続ける強さや勇気を感じることのできるこの作品と共に、この曲がみなさんの心に響いてくれたら嬉しいです。

主題歌を歌わせていただき、ありがとうございました。

Uru

『おいしくて泣くとき』場面写真 ©︎2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会

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作品情報

おいしくて泣くとき

©︎2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会

©︎2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会

おいしくて泣くとき

2025年4月4日(金)全国公開
配給:松竹

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:長尾謙杜 當真あみ
水沢林太郎 芋生悠 池田良 田村健太郎 篠原ゆき子 安藤玉恵
美村里江 安田顕 ディーン・フジオカ

原作:森沢明夫「おいしくて泣くとき」(角川春樹事務所刊)
監督:横尾初喜 脚本:いとう菜のは 音楽:上田壮一
主題歌:Uru「フィラメント」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
製作幹事:WOWOW 制作プロダクション:AX-ON 制作協力:パイプライン

當真あみ(とうまあみ)2006年11月2日生まれ。沖縄県出身。2020年10月にスカウトされ、2021年7月にCMでデビュー。アサヒ飲料「カルピスウォーター」14代目CMキャラクターに就任し話題になる。2022年12月23日公開の映画「かがみの孤城」では主人公・こころ役の声を担当する。2023年は1月期には、日曜劇場「Get Ready!」(TBS系)、ZIP!朝ドラマ「パパとなっちゃんのおお弁当」(日本テレビ系)、ドラマ10「大奥」(NHK)に出演。今後、NHK大河ドラマ「どうする家康」、6月公開の映画「水は海に向かって流れる」、「忌怪島」の出演が決まっている。

聞く人を包み込むような歌声と、神秘的な存在感で注目を集めるシンガー。
YouTubeへのカバー動画投稿から活動を始め、2016年に1st single「星の中の君」でメジャーデビュー。デビュー以降は、代表曲「フリージア」「プロローグ」「あなたがいることで」「それを愛と呼ぶなら」等、幅広い世代に愛される楽曲を発表。ドラマ・アニメ・CM等で多くの主題歌やテーマソングを書き下ろし、シンガーソングライターとして高い評価を集める。2021年にはデビュー前より目標にしていた東京国際フォーラム ホールA での単独公演を、2022、23年と全国ホールツアーを開催。デビュー以来、リリースとライブを重ねるほどにその名前を浸透させている。

1973年12月8日生まれ。北海道出身。
主な出演作にドラマ「下町ロケット」シリーズ(TBS)、「PICU 小児集中治療室」(フジテレビ)、映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(18)、『愛しのアイリーン』(18)、『私はいったい、何と闘っているのか』(21)、『とんび』(22)、『ラーゲリより愛を込めて』(23)、『アントニオ猪木をさがして』(23)など。

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