映画撮影所の受付嬢と詩人の出会いと惜別を描く
ワン・イーボー出演、CHANEL特別協力の短編映画『銀幕の友』劇場公開決定 予告&場面写真解禁
2025.02.05 11:00
©︎ Bingchi Pictures
2025.02.05 11:00
ワン・イーボーとジョウ・シュンW主演の短編映画『我的朋友(原題)』が邦題『銀幕の友』として2月21日(金)より劇場公開されることが決定し、日本版予告とキービジュアル、場面写真が解禁された。
本作は、映画祭や才能あるクリエイターへのサポートを積極的に取り組む大手ファッションブランド・CHANELと、中国の若手映画監督や作品を応援する「西寧FIRST青年映画祭」とのコラボレーション企画「FIRST FRAME」から誕生した短編映画。1990年のアジア競技大会閉幕後のとある中国の田舎町を舞台に、映画撮影所で働く若い受付嬢と各地を旅する内気な詩人との出会いと、楽しかったイベントの閉幕による惜別の情を美しくもロマンティックに描く。
解禁されたビジュアルは、上映中の映画に夢中になっている観客たちの後ろで、まるで二人だけが別世界にいるかのように、詩人リー(ワン・イーボー)と受付嬢チョウ(ジョウ・シュン)が静かに向き合って言葉を交わす場面を切り取ったもの。「あの人は ささやかなぬくもりを 私にくれました」というキャプションも添えられている。
併せて解禁された日本版予告に映されているのは、みんなが熱狂した競技大会閉幕の翌日に片付けをする様子を見守る映画撮影所の受付嬢チョウの姿。また、遠い地を旅して戻ってきた詩人リーとの出会い、お互いを意識しながらも距離を縮めずにいられない様子も描かれている。
本作の監督で、第53回金馬奨で3冠に輝いた『八月』(2016)でその実力が高く評価・注目されたチャン・ダーレイ監督は「これは別れと出会いについての短編映画です。登場人物の二人は孤独ですが、心には火が灯っています。受付嬢のチョウは人生に囚われていますが、心は落ち着かない。詩人リーは現実に打ちのめされても平凡さを受け入れようとせず、まだ秘めた情熱を心に持っています。そんな2人の出会いはとてもロマンティックなのです」と語っている。
なお本作の当日券は1300円(障がい者割引あり)となり、2月7日(金)より発売されるムビチケカード(1200円)にはワン・イーボーのポストカードがついてくる。
短編映画『銀幕の友』場面写真 ©︎ Bingchi Pictures