布袋寅泰のギターがノンストップアクションを盛り上げる
復讐の“鬼”と化した生田斗真がとにかく暴れまくる、Netflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』予告解禁
2025.02.02 10:00
2025.02.02 10:00
2月27日(木)にNetflixで独占配信される生田斗真主演映画『Demon City 鬼ゴロシ』の予告映像が解禁され、本作の音楽を布袋寅泰が手掛けることが発表された。
原作は2020年から2024年11月まで、週刊漫画ゴラク(日本文芸社)で連載されていた河部真道による漫画『鬼ゴロシ』。地方都市・新条市を舞台に、妻と娘を奪われた殺し屋である主人公の復讐劇を描いた衝撃作がNetflix映画として実写化される。
主演の生田斗真が演じるのは、マサカリを片手に裏社会を震撼させてきたその圧倒的暴力で、殺された最愛の妻と娘の復讐を誓う殺し屋・坂田周平。坂田の仇敵で、新条市を裏で牛耳る組織「奇面組」のメンバーは尾上松也、東出昌大、髙嶋政伸、田中美央が演じる。なお監督・脚本の田中征爾は、長編一作目となった本作で第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で監督賞、ヨーロッパ最大のアジア映画祭である第21回ウディネファーイースト映画祭で新人監督作品賞を受賞。「バイト先の銭湯が、人殺し場だった」というショッキングな舞台設定でありながら、人間ドラマ、サスペンス、コメディ、ホラーとジャンルレスなストーリーテリングの手腕も話題も集めた。
主人公・坂田周平は裏社会を震撼させてきた伝説の殺し屋だったが、殺された愛する妻と娘との平穏な暮らしのため引退を決意する。家族にしか見せないような娘への微笑みは何よりも坂田が守りたい幸せそのものだったが、事態は一変。坂田が暮らす怪しい街・新条市を裏で牛耳る謎の組織「奇面組」に突如愛する家族を殺されてしまう。
瀕死の状態になりながらも、鬼の形相で「いつか必ず、全員殺す」と決意する坂田。セキュリティ会社社長・伏勘太(東出昌大)、新条警察署捜査一課の刑事・篠塚孝太郎(髙嶋政伸)、クリーニング会社社長・竹本誉(田中美央)、そして日本初の本格カジノを備えたリゾート施設の建設を計画する新条市市長・春原龍(尾上松也)と、一見社会に順応し、表向きは清廉潔白な生活を送っているようにみえるこの4人こそが、坂田が復讐を固く誓った悪党集団であり、己の大義や私利私欲のために蛮行の限りを尽くす「奇面組」だった。
足を洗った坂田だったが、再び手にとった武器はマサカリ一本。マサカリ一つで敵を殲滅していく。病院で暴れ、清掃工場で暴れ、アジトであるビルに一人で突入して暴れ、とにかく暴れまくる。そして殺されたと思っていた娘のりょう(當真あみ)が、隠し切れない変態性が滲む伏に深い愛情で育てられていたことを知ると坂田の怒りは最高潮に。何人の敵を相手にしても、何発の弾丸に撃たれても止められない復讐の“鬼”となった坂田はりょうを取り戻すことができるのか?不気味な笑みを浮かべながら「これが新条の鬼」と言い放った春原が見たものとは。
この超過激な復讐劇を音楽で盛り上げるのは、予告でもギターを鳴り響かせる日本を代表するギタリストでロックミュージシャンの布袋寅泰。クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』(02)をはじめとする数多くの映画音楽も手掛ける彼のギターによって、生田が演じる坂田のノンストップ・アクションは、さらに感情の深みを増し、大胆な復讐劇へと進化を遂げる。
また、なぎ倒した敵を下敷きに“不死身の殺し屋”坂田がマサカリ片手に真っ直ぐと敵を見据えるかの如く鎮座するキーアートも解禁。坂田の狂気的な覚悟と恐ろしさが醸し出され、これからはじまる想像もつかない復讐劇を期待させるものとなっている。