2025.01.20 07:00
©︎2025映画「悪い夏」製作委員会
2025.01.20 07:00
3月20日(木・祝)より公開される北村匠海主演映画『悪い夏』のイメージソングをOKAMOTO’Sが担当することが決定し、本予告が解禁された。
第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し「クズとワルしか出てこない」と話題を呼んだ染井為人の傑作小説を映画化した本作。監督は、実力派の人気俳優たちを主演に迎え数多くの傑作を作り上げてきた鬼才・城定秀夫。脚本は『ある男』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した俊英・向井康介が務める。
主人公・佐々木守を演じる北村匠海は、真面目に生きるも、気弱な性格ゆえに犯罪に巻き込まれていく男の姿を渾身の力で体現。さらに、色仕掛けで佐々木を犯罪へと巻き込んでゆく育児放棄寸前のシングルマザー・愛美を演じる河合優実をはじめ、裏社会の住人で犯罪計画の首謀者・金本役に窪田正孝、正義感に燃える佐々木の同僚・宮田役に伊藤万理華、愛美に肉体関係を強要する佐々木の先輩・高野役に毎熊克哉、金本の愛人・莉華役に箭内夢菜、金本の手下でドラッグの売人・山田役に竹原ピストル、息子と2人困窮した生活から万引きに手を染める古川佳澄役に木南晴夏など豪華俳優陣が出演する。中毒者続出の極悪小説と日本映画界の旗手たちの化学反応が、衝撃のサスペンス・エンターテインメントを生み出した。
イメージソングを手掛けたOKAMOTO’Sは、北村匠海がボーカルを務める4人組バンド・DISH//への楽曲提供や対バンなどで親交が深いことから映画側がオファー。10枚目となるオリジナルアルバム『4EVER』の収録曲としてすでに完成していた「Cheep Hero」が映画のために書き下ろされたかのような楽曲だったことからコラボレーションが実現した。楽曲を生み出したオカモトショウは「映画を観てびっくりしました。あれ!?俺、この曲この映画のために書いたっけ!?というくらい、”悪い夏”の世界観に俺たちのCheep Heroの歌詞の内容やサウンドがピッタリハマっていたのです」といい、「主人公、佐々木守をはじめとして登場するキャラクター達の『ヒーロー不在の世の中でもがき足掻く』感情とリンクしてしまっていたのです。それだけ今の世の中をリアルに生きてる人たちの心に共通する部分が描かれた映画、それに曲だった、というところに尽きると思うのですが、こんな風に音楽と映画がマッチングすることがあるのかと感激しております」とコメントを寄せた。
併せて解禁されたイメージソング入り予告編は、「真面目な公務員はなぜ、闇に堕ちたのか」のナレーションにあわせて、闇堕ちした公務員・佐々木(北村匠海)の姿から始まる。佐々木は、シングルマザー・愛美(河合優実)と出会って交際に発展するが、実は金本(窪田正孝)らが裏で糸を引くハニートラップだったことが判明。そしてOKAMOTO’Sのアップテンポな楽曲にあわせてクズとワルが切り取られ、ラストには嵐のなか佐々木がもがき叫ぶ姿が映される。さらに、闇堕ちした公務員・佐々木の顔が大きく配置された強烈なビジュアルも到着した。
オカモトショウ(OKAMOTO’S)コメント全文
映画を観てびっくりしました。あれ!?俺、この曲この映画のために書いたっけ!?というくらい、”悪い夏”の世界観に俺たちのCheep Heroの歌詞の内容やサウンドがピッタリハマっていたのです。もちろんこの曲を作った時映画は完成前だったので見て書いたわけがないのですが笑、驚くくらい北村匠海くん演じる主人公、佐々木守をはじめとして登場するキャラクター達の「ヒーロー不在の世の中でもがき足掻く」感情とリンクしてしまっていたのです。それだけ今の世の中をリアルに生きてる人たちの心に共通する部分が描かれた映画、それに曲だった、というところに尽きると思うのですが、こんな風に音楽と映画がマッチングすることがあるのかと感激しております。俺たちの曲を見つけ出してくれた映画チームの皆さんに感謝しかありません!!
そして俳優のみなさんの怪演含め、心に突き刺さるこの素晴らしい映画”悪い夏”に自分たちの曲が花を添えられることを嬉しく思っています!