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REPORT

有言実行の舞台に刻んだグループの進化と決意とは

“ここからはじまる”日向坂46の新たな歴史、全ての目撃者に躍進を確信させた東京ドーム公演

2024.12.29 15:00

日向坂46「Happy Magical Tour 2024」東京ドーム公演より(写真:上山陽介)

2024.12.29 15:00

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日向坂46が夢として掲げ、公言していた目標を有言実行する形となった2度目の東京ドーム公演が2024年12月25日・26日の二日間で開催された。そこで日向坂46は、「約束の卵」という東京ドームへの思いとおひさま(日向坂46のファンネーム)への思いが込められた楽曲を“演らない”という選択をした。

サビで“待っててくれるか? 夢叶うまで 君のことを連れて行く 苦しくても諦めない 僕ら信じてよ”と歌い、“一緒に歩いて 一緒に辿り着こう”と締められる「約束の卵」は、グループ初の東京ドーム公演の最終日となった2022年4月1日ではアンコールの最終楽曲として配置されていた。だが今回のドーム公演では、けやき坂46としてはじまった彼女たちの、日向坂46としての“はじまりの曲”「キュン」がアンコール定番曲である「JOYFUL LOVE」の後に披露され、その後のダブルアンコールでは本当の最終楽曲として2025年1月29日に発売される13thシングル表題曲「卒業写真だけが知ってる」が初パフォーマンスされた。そして万感の思いでこの舞台に臨んだであろうメンバーたちがステージを降りたその後、バックスクリーンに映し出された文字にはこう記されていた。

“ここから、はじまる。行こう、一緒に。”

日向坂46「Happy Magical Tour 2024」東京ドーム公演より

そう、本公演は「約束の卵」の殻を破るためのライブであったのだ。“一緒に歩いて 一緒に辿り着こう”の先、すなわち日向坂46が踏み出す新たな一歩をおひさまと共にする決意を表しており、その歴史的瞬間であったように思う。

そしてその表現はツアータイトルが示す通り、終始一貫してHappyでMagical。グループの根幹であろう“ハッピーオーラ”(という楽曲も存在するのだがこちらを演らなかったのもまたニクい!)溢れる、実に日向坂46らしい手法が取られていたことが何より嬉しかった。

正源司陽子

ライブは中世ヨーロッパの古城(おばけホテルというコンセプトだったとのこと)のような巨大なステージセットを舞台に、12thシングル「絶対的第六感」でWセンターを務める正源司陽子と藤嶌果歩によるミュージカル調のオープニングで幕を開けた。魔法使いを演じる藤嶌の魔法でパジャマ姿の正源司がコスチュームへの早着替えを披露すると、再びの魔法でメンバーが姿を現し11thシングル「君はハニーデュー」へ流れるように楽曲を繋げるという冒頭のシークエンスからもう、驚きの連続であった。

続く10thシングル「Am I ready?」では花道から伸びるセンターステージにキャラクターのようなオブジェが続々と出現。センターの上村ひなのが先導するキュートなダンスにおひさまたちは早々とノックアウトだ。その後は突如として場内に演出の雨が降り出し、スポットライトには傘を持った四期生の小西夏菜実の姿。不機嫌そうな表情でステージセットの階段を練り歩く中、コミカルなリフが印象的な四期生楽曲「雨が降ったって」がパフォーマンスされた。演劇風のMVに準える形で先輩メンバーも参加し小道具を手にそれぞれの動きをするものだからもう、目がいくつあっても足りない。センターの小西も先程とは真逆の溌剌とした表情で“ジタバタしないマイペース”というオペラ調のソロパートを朗々と歌い上げた。

MCを挟んだ次のセクションでは一期生の高瀬愛奈がセンターとなり一期生楽曲の「真夜中の懺悔大会」を披露。期別楽曲ながらこちらでも期を超えたメンバーが参加し、ハットやステッキを携えての豪華なパフォーマンスの中、東村芽依が宙に放り投げたステッキを見事にキャッチ!これにはおひさま総出で拍手喝采である。

山下葉留花、渡辺莉奈、藤嶌果歩
佐々木美玲、高瀬愛奈、東村芽依、佐々木久美、小坂菜緒

これが象徴するように、この日の演者は日向坂46のメンバーだけではなかった。二日間で訪れた90,000人ものおひさまたち(もちろん配信組も)が公演中、積極的に楽曲へ参加する場面がいくつも見受けられたのだ。四期生の期別楽曲で、MV衣装でパフォーマンスされたグループ屈指のディスコチューン「夕陽Dance」では、曲中要所に盛り込まれる合いの手コーラスを全力でシンガロング。東京ドームは“スマホでmusic 床に置いて プレイ押せばクラブになる”の通り、巨大なクラブへと一変。金村美玖がセンターで牽引する「ってか」での熱狂や、「My Fans」でメンバーが二手に分かれるダンスバトルパートにペンライトの色で反応する様や、ライブ中盤のハイライトとなった「キツネ」での全力コールなど、メンバーとおひさまは互いに激しくその情熱を交わし合っていた。

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セットリストが証明する現在の充実度

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作品情報

日向坂46 13thシングル『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-A

『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-Aジャケット

『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-Aジャケット

日向坂46 13thシングル『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-A

2025年1月29日(水)発売
SRCL-13120~13121/¥2,000(税込)
初回仕様限定盤・封入特典:
応募特典シリアルナンバー封入・メンバー生写真(各TYPE別23種より1枚ランダム封入)

購入はこちら

日向坂46 13thシングル『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-B

『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-Bジャケット

『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-Bジャケット

日向坂46 13thシングル『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-B

2025年1月29日(水)発売
SRCL-13122~13123/¥2,000(税込)
初回仕様限定盤・封入特典:
応募特典シリアルナンバー封入・メンバー生写真(各TYPE別23種より1枚ランダム封入)

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日向坂46 13thシングル『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-C

『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-Cジャケット

『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-Cジャケット

日向坂46 13thシングル『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-C

2025年1月29日(水)発売
SRCL-13124~13125/¥2,000(税込)
初回仕様限定盤・封入特典:
応募特典シリアルナンバー封入・メンバー生写真(各TYPE別23種より1枚ランダム封入)

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日向坂46 13thシングル『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-D

『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-Dジャケット

『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-Dジャケット

日向坂46 13thシングル『卒業写真だけが知ってる』初回仕様限定盤TYPE-D

2025年1月29日(水)発売
SRCL-13126~13127/¥2,000(税込)
初回仕様限定盤・封入特典:
応募特典シリアルナンバー封入・メンバー生写真(各TYPE別23種より1枚ランダム封入)

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日向坂46 13thシングル『卒業写真だけが知ってる』通常盤

『卒業写真だけが知ってる』通常盤ジャケット

『卒業写真だけが知ってる』通常盤ジャケット

日向坂46 13thシングル『卒業写真だけが知ってる』通常盤

2025年1月29日(水)発売
SRCL-13128/¥1,200(税込)

購入はこちら

イベント情報

日向坂46「東村芽依卒業セレモニー」

日向坂46「東村芽依卒業セレモニー」

2025年1月25日(土) 幕張メッセ 幕張イベントホール
開場15:30/開演17:00
オフィシャル先行:2025年1月4日(土)12:00〜1月7日(火)23:59
一般発売:2025年1月18日(土)12:00~
【チケット料金】
Leminoスペシャルシート:15,800円(税込)
全席指定 :9,800円(税込)
親子・女性エリア :9,800円(税込)

日向坂46「東村芽依卒業セレモニー」

日向坂46「6回目のひな誕祭」

日向坂46「6回目のひな誕祭」

2025年4月5日(土)・6日(日)
会場:横浜スタジアム

日向坂46「6回目のひな誕祭」

秋元康総合プロデュース。2016年デビューの欅坂46(現・櫻坂46)のアンダーグループである「けやき坂46(ひらがなけやき)」が前身。
持ち味であるパワフルなライブステージングとピースフルなパフォーマンスで地道に人気を獲得、2018年6月には、けやき坂46として初の単独アルバム「走り出す瞬間」を発売、
オリコンウィークリーチャート1位を獲得、この年は1年間で日本武道館7公演という快挙を成し遂げるまでに成長する。
2019年2月11日、「日向坂46(ひなたざかふぉーてぃーしっくす)」に改名、3月27日にシングル「キュン」でデビュー。以降、シングル12枚、アルバム2枚全てオリコンチャートの1位を獲得している。
更には、女性アーティストとして初の1stシングルから12作連続初週40万枚超えを果たした。2019年末にはデビュー1年目ながら第70回紅白歌合戦へも出場。また、2022年3月末には念願の東京ドーム公演を開催し2日間計約10万人を動員し、2023年4月から横浜スタジアムでの2days公演を開催し、来年4月にも3度目となる横浜スタジアムでのライブを開催。
2024年9月には”日本のひなた”宮崎県・ひなたサンマリンスタジアムにて「ひなたフェス2024」を2日間開催し計約4万人を動員し
宮崎大学の研究の結果、本イベントの経済波及効果が約29億円に及ぶことがわかった。
ひらがな時代からの代名詞「ハッピーオーラ」を全力で全世界に笑顔を届ける、今一番注目すべきアイドルグループ。

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