身を寄せるイ・ソンギュンとキム・スアンの場面写真も
地獄絵図と化した橋で“最悪”が連鎖する、韓国超大作『プロジェクト・サイレンス』日本版予告解禁
2024.12.20 08:00
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2024.12.20 08:00
来年2月28日(金)より全国公開されるイ・ソンギュン主演の映画『プロジェクト・サイレンス』の日本版予告編とポスターが解禁された。
本作は、キム・テゴン監督が『新感染 ファイナル・エクスプレス』『パラサイト 半地下の家族』の制作陣とイ・ソンギュンをはじめとする豪華キャストとのタッグで生み出した、かつてない〈ブリッジ・パニック・スリラー〉。第76回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門に正式出品され、韓国で初登場No.1を記録。大迫力のディザスターパニック、緊迫のスリラー、エモーショナルな家族ドラマ、陰謀うごめくサスペンスなど緻密な伏線と心理描写が絡み合うストーリー展開と臨場感あふれる映像体験で、混沌の橋上に観客を放り込む。
舞台は360°海に囲まれた空港大橋。国家安保室の行政官ジョンウォン(イ・ソンギュン)は、留学に旅立つ娘ギョンミン(キム・スアン)を空港へ送る途中、濃霧の橋上で激しい玉突き事故に巻き込まれてしまう。タンカーの横転で有毒ガスが蔓延し、救助のヘリコプターさえ墜落する。爆発で崩壊の危機にさらされた橋の上に取り残された生存者は116人。また、全方位逃げ場のない絶望的状況の中、移送中の軍事実験体〈エコー〉の脱走が判明。一寸先も見えぬ霧闇の中、生存者全員がいまや制御不能となった〈エコー〉の標的となっていた。
今回解禁された日本版予告編は、ジョンウォンがギョンミンを送り届けようと車を走らせるシーンから始まる。霧で視界不良の中、猛スピードで抜き去っていく命知らずのスポーツカーに気を取られていると突如タイヤが目前に現れ、瞬く間に多重事故に巻き込まれる。レッカー車の運転手チョバク(チュ・ジフン)も頭を抱え、いつもの日常だったはずが一変。「生存者116人全員孤立」の文字通り、橋に取り残された人々は通信障害により何が起こったのか把握することも救助を要請することもできず、まさに「脱出率0%」の最中、さらなる脅威が視界も遮られた濃霧の中から生存者に襲い来る。なんと“それ”は国家機密計画「プロジェクト・サイレンス」と呼ばれる軍事実験体だった。
併せて公開されたポスタービジュアルは、ジョンウォン・ギョンミン・チョバク・愛犬のジュディ、そして「プロジェクト・サイレンス」のカギを握るヤン博士(キム・ヒウォン)をはじめ、橋の上に取り残された人々を写し出したもの。戸惑いと絶望の表情を浮かべる彼らの背後には、霧の中からこちらを狙い定めているかのような眼光が描かれており、彼らが橋を渡り切れるのか目を引くビジュアルとなっている。
また、 “最悪”の連鎖に巻き込まれるジョンウォンと娘ギョンミンの姿を捉えた場面写真も解禁。何かに怯えるような表情で身を寄せる二人だが、妻を亡くしたあと二人っきりの生活となり、意思疎通がうまくいかず良好的とは言えない関係だった。本作ではそんな二人が、絶体絶命の状況下でどのように手を取り合うのかも見どころだ。