斎藤工は犬、マキタスポーツは謎のカセットの声を演じる
映画『ザ・ゲスイドウズ』全キャスト発表、⽔沢林太郎や伊澤彩織らも宇賀那健一ワールドに
2024.11.22 12:00
©︎2024「ザ・ゲスイドウズ」製作委員会
2024.11.22 12:00
来年2月28日(金)に公開される宇賀那健一監督最新作『ザ・ゲスイドウズ』の全キャスト追加場⾯写真が解禁された。
本作に登場する“ザ・ゲスイドウズ”は、伝説のロックスターは27歳でこの世を去るというジンクスを信じて疑わない、不器⽤でちっとも売れないパンクバンド。確かな演技力と魅力を爆発させた夏子がボーカルハナコを演じ、ギターは多国籍バンドALIのヴォーカルを務める今村怜央、ベースはゴールデンボンバーの喜⽮武豊、ドラムはアメリカで映画監督としても活躍するRocko Zevenbergenと、リアルで豪華なミュージシャンらとのコラボレーションで結成された。
彼らのアルバムは全く売れず、⼤量の在庫に嫌気がさしたマネージャーは「会社に必要ない」と、4⼈のバンドメンバー全員での⽥舎移住とそこでの曲作りを命じる。最後のチャンスを無駄にできないと、昼間はご近所さんの畑仕事などを⼿伝い夜はくたくたになりながらも曲作りに励む4人。そんなある⽇、ハナコに神(?)からの啓⽰が下り、徐々に神がかった作曲をするようになったハナコによってどん底にいたバンドは⼈⽣最⼤の曲を作ることになっていく。
今回解禁されたキャストで、売れない、理解されない、クソのように扱われるザ・ゲスイドウズの唯⼀のファン池添柚を演じるのは、第34回メンズノンノモデルオーディションで当時最年少の16歳で専属モデルの座を射⽌め、Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」に出演した⽔沢林太郎。また「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの深川まひろ役で第31回⽇本映画批評家⼤賞・新⼈⼥優賞を受賞し、スタントパフォーマーとしても活躍する伊澤彩織が⽥舎のヤンキー娘・⽚本萌を演じる。
そして喋り出す謎のカセットテープの声を、お笑い芸⼈でありミュージシャン、Netflixシリーズ『地⾯師たち』などに出演し俳優としても活躍するマキタスポーツ。さらにジョン・ケージこと⽥舎でハナコが世話を任される⽝の声を、俳優のみならず映画評論家や映画監督としても活躍する斎藤⼯が演じる。その他にも天野眞由美、⼀ノ瀬⻯、神⼾誠治、豊満亮ら実⼒派俳優が参加が決定し、さらに宇賀那監督作品『悪魔がはらわたでいけにえで私』にも出演した『悪魔の毒々モンスター』で知られる世界的な映画監督・プロデューサーのロイド・カウフマンも出演する。
本作はすでに多くの映画祭で出品され、モントリオール・ヌーヴォー・シネマ映画祭では最⾼賞である観客賞を受賞。カナダのサスカトゥーンファンタスティック映画祭、イギリスのロンドン国際ファンタスティック映画祭でも出品が続々と決定している。また、ムビチケオンライン券が11⽉24⽇(⽇)0時より発売されることも決定した。