2024.11.18 12:00
2024.11.18 12:00
12月8日(日)午前0時からWOWOWで放送される『中島健人 映画の旅人』第5回の予告映像が公開された。
本番組は【映画×旅】をテーマにした新しい形の映画情報番組。中島が世界各国に息づく独自の映画カルチャーに触れ、その国を代表する映画人たちに話を聞くことで“世界の映画の今”に迫っていく。
今回の旅の舞台は、近年目覚ましい進化を遂げアジア映画界で個性的な輝きを放っているタイ。タイ映画が注目を浴び始めたのは2000年代で、ゲイやトランスジェンダーが集まるバレーボールチームが差別や偏見を乗り越えて全国大会を勝ち抜くという実話をもとにした『アタック・ナンバーハーフ』(‘00)、ムエタイの達人が繰り広げるスタントなしの激しいアクションに世界が驚いた『マッハ!!!!!!!!』(‘03)など、タイ独自の文化が色濃く反映された映画が話題になった。
大きな転機が訪れたのは2010年代で、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『ブンミおじさんの森』(‘10)が、第63回カンヌ国際映画祭でタイ映画史上初となる最高賞・パルムドールを受賞。さらにナワポン・タムロンラタナリット監督が長編デビュー作『36のシーン』(‘12)で釜山国際映画祭の新人監督を対象とするニューカレント賞を受賞するなど、世界的に注目を集める才能が続々と現れ始めた。2020年代に入るとその勢いはさらに加速。タイを舞台に祈祷師一族を襲う悲劇を描いた絶叫ホラー『女神の継承』(‘21)が各国で大ヒットし、タイホラーが世界的な人気になった。
今回中島は、人気急上昇中の若手俳優プーンパット・イアン=サマン(愛称・アップ)と番組史上初の同世代トークを展開。アップは現在29歳で、タイBLドラマをキッカケに世界的なブレイクを果たし、今夏日本でも公開された映画『フンパヨン 呪物に隠れた闇』(‘23)で主演に抜擢された今タイで最も輝く俳優の一人だ。頻繁に来日するほど日本好きで、日本のエンタメ作品からも大きな影響を受けてきたというアップが最近好きなアニメが『【推しの子】』と知り、テーマソングを担当する中島は興奮。アップも中島に会えたことを喜び、役作りについてや日本とタイの映画文化の違いなどを聞いていた中島が「アイドルと俳優はどっちが楽しい?」とアップに聞かれる場面も。
そしてワット・ポーやワット・パークナムなどの名所を訪れた中島が、どうしても行ってみたかったという人気スポットがタイではハズせないナイトマーケット。中でもバンコクNo.1の呼び声が高く700以上ものグルメ屋台が所狭しと立ち並ぶジョッドフェアーズで、バンコク名物の仰天グルメを初体験する。
なお、放送に先駆けて12月1日(日)午前0時からはWOWOWオンデマンドで先行配信がスタート。またWOWOWオンデマンドでは第5回の予告映像と併せて、第4回の未公開映像も配信されている。
中島健人 コメント
ブレイク中の人気若手俳優・アップへインタビューした感想
番組史上初の同世代対談にテンションが上がりました。アップくんはとても親切な方で、対談中も「暑くないですか?」と気遣ってくれたり、本来迎え入れるはずの僕がゲストのようにもてなされていたので、ジェントルな方だなという印象を受けました。初めてタイに友達が出来て心から嬉しかったです。
美味しかったタイ料理
僕は子供の頃からガパオが大好物なので、現地のガパオを食べることが出来て大興奮でした。
タイの印象やタイ編全体を通して感じたこと
タイは気候が暖かく、そして現地の皆様の人柄も温かい印象でした。タイではホラー映画がブームで、ホラー映画好きの僕としてはハマってしまう作品がたくさんありました。