三宅健、竹原ピストルらが芋煮会で揉めている様子も
菅田将暉らが南三陸で始める“新しい人生” 映画『サンセット・サンライズ』場面写真8点解禁
2024.10.24 17:00
©︎楡周平/講談社 ©︎2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
2024.10.24 17:00
楡周平による原作小説を、岸善幸監督×宮藤官九郎脚本×菅田将暉主演というタッグで映画化した『サンセット・サンライズ』(2025年1月17日全国公開)から場面写真8点が解禁された。
書いたドラマは必ず注目を集める宮藤官九郎と2023年の『正欲』で第36回東京国際映画祭最優秀監督賞と観客賞を受賞した岸善幸。ともに東北出身でもある2人のコラボレーションから生まれた本作は、 『あゝ、荒野』(17)以来7年ぶりに岸監督とタッグを組んだ菅田将暉を主演に迎えたヒューマン・コメディ。共演には井上真央、中村雅俊、竹原ピストル、三宅健らを迎え、都会から移住した釣り好きサラリーマン⻄尾晋作と宮城県・南三陸で生きる住民との交流、その背景にあるコロナ禍の日本や過疎化に悩む地方、震災などの社会問題をユーモアたっぷりに描く。
物語の舞台は、新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。東京の大企業に勤める釣り好きの晋作(菅田将暉)は、4LDK・家賃6万円の神物件に一目惚れ。何より海が近くて大好きな釣りが楽しめる三陸の町で気楽な“お試し移住”をスタートさせる。仕事の合間には海へ通って釣り三昧の日々を過ごすが、東京から来た〈よそ者〉の晋作に、町の人たちは気が気でない。一癖も二癖もある地元民の距離感ゼロの交流にとまどいながらも、晋作は持ち前のポジティブな性格と行動力でいつしか溶け込んでいく。
解禁された場面写真は、晋作(菅田将暉)らの新しい人生の幕開けを捉えた全8点。南三陸の海で嬉々として魚釣りを楽しむ晋作から満面の笑みが溢れるカットのほか、移住先で出会った町のマドンナ的存在の関野百香(井上真央)、百香の父親で晋作の世話を何かと焼いてくれる漁師の関野章男(中村雅俊)などを捉えたカットが並ぶ。
移住早々に自主隔離となってしまった晋作が「釣りのためなら変装!」とマスクにサングラス姿でクーラーボックスを抱えこっそり家を抜け出す姿、百香の幸せを陰ながら祈り続ける“モモちゃんの幸せを祈る会”のクセありメンバーの4人であるタケ(三宅健)、ケン(竹原ピストル)、山城(山本浩司)、耕作(好井まさお)たちと芋煮会でなにやら揉めている様子や、晋作と百香が“ディスタンス“をとり同じ室内で携帯で会話するシーン、町の人との新しい出会いを堪能する姿など、晋作に巻き起こる“まさかの人生“を感じさせるカットの数々になっている。
『サンセット・サンライズ』場面写真 ©︎楡周平/講談社 ©︎2024「サンセット・サンライズ」製作委員会